ニューサイクリング 1994年2月号(No356)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1994年2月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1994年2月号は、通巻356号です。

カラーの口絵は、「まものたち」「奥吉野」です。

356号の目次をページ順に追うと、

 10 ツーリングのすすめ

 16 たっくんヨーロッパを征く Part 3

 24 情けない話(41)

 30 まものたち

 42 エッセイ風フォト紀行 房総冬日

 46 アマチュア ボルドー6日間競争

 54 愛子スペシャル顚末記

 64 体感! 地球の1回転

 70 NC道案内

 78 ありし日の濁川温泉

 84 Information Opinion Basket

 86 NCクラブハウス

 88 NEWS

 90 My Wayside 鬼は内

となっています。

主な記事を紹介すると、

「ツーリングのすすめ」は、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画です。初回となる今回は、ニューサイクリングの編集長である今井彬彦氏に話を聞いています。話題は、自身にとってサイクルツーリングとは、所有する自転車について、好みのツーリングコース、サイクリングファッション等についてです。

「たっくんヨーロッパを征く Part 3」は、プライベートライダーとしてヨーロッパへ遠征したレポートです。今回はベルギーのレースをいかに観るかという話をしています。

「情けない話」は、長野県でサイクルショップを営む店主による連載です。最終回となる今回は「そしてダメージのかなたに」という題で、全身が痛む、その原因となったシクロクロスイベントのスタッフ業務について綴っています。

「まものたち」は、愛好家にとっての「魔物」といえるマニアックな自転車を紹介していくコーナーです。今回紹介するのは、グエルジョッティのクルスルートです。自転車の詳細は「アトリエ紹介」としてGUERCIOTTIの店紹介。13点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「イタリアンのハンガーについて」となっています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「房総冬日」と題し、恒例となっている冬の房総を走るある日の様子を綴っています。

「アマチュア ボルドー6日間競争」は、フランスのボルドーで開催された6日間レースに出場したアマチュアレーサーによる参戦レポートです。

「愛子スペシャル顚末記」は、筆者が自身の娘さんのためにマニアックな子供車を作ろうとしたきっかけから完成までの道のりについて、その顚末を綴った製作記です。

「体感! 地球の1回転」は、長野県の原村で開催された「TIOGA MOUNTENDURO HARAMURA 24HOURS」のイベントレポートです。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は東京都と埼玉県にまたがる狭山丘陵の多摩湖と狭山湖を巡るコースを紹介しています。

「ありし日の濁川温泉」は、1984年9月の長野県西部地震時の土石流によって消滅してしまった長野県の濁川温泉へ、自身の2年前にサイクリングで訪れた時のことを綴る回想録です。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回の情報は、コミュニケーションツールとしての自転車について。リレーインタビューは、三浦恭資選手です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「TRLやまびこサイクリングクラブ」から記事が寄せられています。

「NEWS」は、「'94ニューウェーブ情報」と称して当時の最新情報を紹介するコーナーです。今回は、「チタンの時代に」と題してチタンパーツの特性やチタンの将来性について取り上げています。

「My Way Side」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「鬼は内」です。

1994年2月号の裏表紙広告は、ミヤタ「スーパーリッジランナー」でした。

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