ニューサイクリング 1994年3月号(No357)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1994年3月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1994年3月号は、通巻357号です。

カラーの口絵は、「まものたち」です。

357号の目次をページ順に追うと、

 12 ツーリングのすすめ

 20 たっくんヨーロッパを征く Part 4

 28 西上州早春賦 Part IV 回想・吹きすさぶ風冷たき頃

 30 まものたち

 50 エッセイ風フォト紀行 入笠山にて

 56 山本秀男のエッセイ風MONO学 7

 68 NC道案内

 74 北摂ラリー'94

 77 BSC アメリカ'94カレンダー

 79 モノディスプレイ

 80 Information Opinion Basket

 82 NCクラブハウス

 84 エイドステーション

となっています。

主な記事を紹介すると、

「ツーリングのすすめ」は、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画です。今回は、シクロサロンの植原郭氏に話を聞いています。話題は、自身にとってサイクルツーリングとは、所有する自転車について、好みのツーリングコース、サイクリングファッション等についてです。

「たっくんヨーロッパを征く Part 4」は、プライベートライダーとしてヨーロッパへ遠征したレポートです。今回はベルギーで「フリッツ」と呼ばれるフライドポテトにまつわる話、ベルギーのナイトライフのこと、橋川健選手のレース成績について伝えてきています。

「西上州早春賦 Part IV 回想・吹きすさぶ風冷たき頃」は、友人と二人で群馬県の上野村を宿泊地にして西上州を回ったサイクリングの回想録です。

「まものたち」は、愛好家にとっての「魔物」といえるマニアックな自転車を紹介していくコーナーです。今回紹介するのは、NC誌のメカニカルアドバイザーを務める新田眞志氏が所有するアルプスのクラブモデルです。自転車の詳細は「ビルダーのことば」としてアルプス自転車工業の萩原浩氏の話。15点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「3アームのクランク」となっています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「入笠山にて」と題し、バレンタインデーにもらったチョコレートの残りをどこかしゃれたところで味わってみようと入笠山を目指した日のことを綴っています。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「マーキング探検 タイヤとリム その1」と題して、タイヤのマーキングからひも解くサイズと互換性について検証しています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は「都心坂めぐり」と題した東京都港区の坂を巡るコースを紹介しています。

「北摂ラリー'94」は、兵庫県でコルシカバイクの練習会として開催されたラリーレイド「北摂ラリー」のイベントレポートです。

「BSC アメリカ'94カレンダー」は、ブリヂストン製作のクラシックパーツ写真を載せたカレンダーの紹介です。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、新家工業のトライアルとクロスカントリー用MTBと、丹下のテーパーローラーシステムのヘッド小物「スーパーローラー」等を紹介しています。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、自転車をオブジェ的考察をしてみた話。そして、リレーインタビューは森幸春選手です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「MTBクラブうに」から記事が寄せられています。

「NCエイドステーション」は、読者参加の紙面です。今回は、オートバイから自転車に戻ってきた方と、国体のロードレースに対する意見、2件の読者投稿が掲載されています。

1994年3月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「クロスロード」でした。

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