ニューサイクリング 1994年4月号(No358)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1994年4月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1994年4月号は、通巻358号です。

カラーの口絵は、「René HERSE」「フォトスケッチ」です。

358号の目次をページ順に追うと、

 12 ツーリングのすすめ

 20 山本秀男のエッセイ風MONO学 8

 32 エッセイ風フォト紀行 桜の咲く頃

 38 総括・René HERSE-1

 54 サポーターから見た世界選

 60 NC道案内

 68 雨に煙る大楢峠

 76 Information Opinion Basket

 80 NCクラブハウス

 83 モノディスプレイ

 84 情報通

となっています。

主な記事を紹介すると、

「ツーリングのすすめ」は、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画です。今回は、NCTC京都メンバーの岡島氏に話を聞いています。話題は、自身にとってサイクルツーリングとは、所有する自転車について、サイクリングコース情報、サイクリングファッション等についてです。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「マーキング探検 タイヤのマーキング・・・」と題して、700Cサイズの適合や空気圧の設定等について検証しています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「桜の咲くころ」と題し、秩父での大集団による花見を行った時のことを綴っています。

「総括・René HERSE」は、4月号から始まった新企画です。この企画は単なるノスタルジーでなく、エルスが目指したスポーツ車の思想とその表現を考えると同時に、それを乗り越えた新しいタイプのスポーツ車の創造を、メーカー、ビルダー、サイクリストに追及してほしいという念願をNC誌が込めているということです。第1回目は、杉野テクノ社長の杉野安氏による、氏のエルスとの出会いや当時のフランス自転車界について綴った「古典となった栄光のエルス」。当時のオーナーによる、19点の写真と解説文からなる「沼さんのエルス」紹介。新田眞志氏による「R.HERSEカタログ1」としてランドヌーズを取り上げた3本の記事となっています。

「サポーターが見た世界選」は、ベルギーで開催されたシクロクロス世界選手権の観戦記です。

(注)目次では「サポーターから見た世界選」となっていますが、本文のタイトルは「サポーターが見た世界選」となっています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、富山県の僧ヶ岳林道を紹介しています。

「雨に煙る大楢峠」は、パソコン通信で知り合ったサイクリスト達による、雨の大楢峠越えのサイクリングレポートです。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、雪の中でのサイクリングいろいろの話。そして、リレーインタビューはショップオーナーの大竹雅一氏です。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「ロードランナー」から記事が寄せられています。

「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ブリヂストンサイクルの「エビアン用ボトルゲージ」やMBKの'94モデル各種等を紹介しています。

1994年4月号の裏表紙広告は、ミヤタ「スーパーリッジランナー」でした。

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