ニューサイクリング 1995年11月号(No377)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1995年11月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1995年11月号は、通巻377号です。
カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」です。
377号の目次をページ順に追うと、
13 サイクリング私の世界
20 中年層をターゲットにしたニューウェーブを目指すスポーツタイプの新車
30 エッセイ風フォト紀行 武蔵野
35 柿の道しるべ 2
46 「ルネルス」のオリジナルといわれている源は英国にある その1
56 My Favorite Bicycle
66 たっくんのレースリポート「ハレ」のスズカはぶっ飛んで
72 NCクラブハウス
74 情報通
75 For Sale For Wanted・モノディスプレイ
となっています。
主な記事を紹介すると、
「サイクリング 私の世界」は、前年の連載、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、当時、港サイクリングクラブの副会長を務めていた原憲昭氏に話をうかがっています。
「中年層をターゲットにしたニューウェーブを目指すスポーツタイプの新車」は、ポストMTBとして登場した、ブリヂストンサイクルの「グランヴェロスポーツGS 1300」の紹介です。開発のポイントや開発者の言葉、試乗記などが掲載されています。
「エッセイ風フォト紀行 遠野盆地「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「武蔵野」と題し、クラブモデルで練馬から所沢・川越辺りまであてもなく走り回った時の話です。
「柿の道しるべ2」は、奥美濃・奥越・奥加賀の道を廻るサイクリング紀行の2回目です。
「「ルネルス」のオリジナルアイデアといわれている源は英国にある その1」は、ルネ・エルスのオリジナリティについて、イギリス文化とフランス文化の対比も交えながら、その根源についての筆者の考えを述べた2回連載の第1回です。
(注)目次では「「ルネルス」のオリジナルといわれている源は英国にある その1」とありますが、本文のタイトルは「「ルネルス」のオリジナルアイデアといわれている源は英国にある その1」となっています。
「My Favorite Bicycle」は前年までの「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、レベルのシティサイクル「NEXT-C1」です。オーバルのセントラルチューブが特徴的なこの自転車の詳細は、オーナーおよびビルダーの談話、17点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「シティ・サイクルとプロムナードの境界線」となっています。
「たっくんのレースリポート「ハレ」のスズカはぶっ飛んで」は、シマノスズカロードレースと国際ロードに参加した筆者によるレースレポートです。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「チームGONZO」から記事が寄せられています。
「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月は、モールトンがFor Saleに、For Wantedはソービッツのランプ・ダイナモやストロングライトのヘッド小物等が掲載されていました。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、SFRの「スーパーマルチグリス」や服部セイコーの「セイコー パルスグラフ」等を紹介しています。
1995年11月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「GS1300」でした。
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