ニューサイクリング 1995年12月号(No378)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1995年12月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1995年12月号は、通巻378号です。
カラーの口絵は、「自転車のある風景 休日の朝」「My Favorite Bicycle」です。
378号の目次をページ順に追うと、
12 都会人たちへの旅報告 その11 〈湖北余呉湖・北国街道周辺〉
22 「ルネルス」のオリジナルアイデアといわれている源は英国にある その2
32 My Favorite Bicycle
42 よくばりサイクリング in 桑折
48 ルート・エヌ1995
51 My Wayside SMITH
52 エッセイ風フォト紀行 西多摩丘陵
58 自転車部品発掘心得…4 今、ブライアンとある幸せ
63 ポリージャポン'95・八ヶ岳浪漫ツーリング
64 700C・実用ツーリング車の製作
68 NCクラブハウス
70 Letter to Editor
72 モノディスプレイ
73 For Sale For Wanted・情報通
77 1995年総目次
となっています。
主な記事を紹介すると、
「都会人たちへの旅報告 その11 〈湖北余呉湖・北国街道周辺〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、5月と6月にツーリングへ出かけた時の様子を報告しています。
「「ルネルス」のオリジナルアイデアといわれている源は英国にある その2」は、ルネ・エルスのオリジナリティについて、イギリス文化とフランス文化の対比も交えながら、その根源についての筆者の考えを述べた2回連載の第2回です。
「My Favorite Bicycle」は前年までの「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、今井編集長が所有するアマンダのシクロ・スポルティーフです。カーボンを使用したフレームと木リムが特徴的なこの自転車の詳細は、オーナーおよびビルダーのことば、22点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「カーボン繊維と木の軽量モデルについて」となっています。
「よくばりサイクリング in 桑折」は、福島県中通り地方、三元車が生まれた地を訪れたサイクリング紀行です。
「ルート・エヌ1995」は、日本のブルべとして募集が始まってから寄せられた質問への回答と補足説明。2名の実走報告報告があったことと、それに対するバッジカテゴリー認定の方法を紹介しています。
「My Wayside」は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするシリーズの連載です。今回の題目は「SMITH」です。
「エッセイ風フォト紀行 遠野盆地「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。シリーズ最終回となる今回は「西多摩丘陵」と題し、冬の日にクロカン車で丘陵を走りに行った時の話です。
「自転車部品発掘心得…4 今、ブライアンとある幸せ」は、先輩の引っ越しの手伝いで3人で自転車を運ぶことになった筆者。その際に見せてもらった部品から、自分や周り人の趣味の守備範囲の再認識と、部品収集の考え方とそのやり方について考察しています。
「ポリージャポン'95・八ヶ岳浪漫ツーリング」は、3回目となるポリージャポンの開催報告と、八ヶ岳周辺で開かれた、11回目を迎えて前年までのサイクルマラソンから趣向を変えて、ツーリング主体になったイベントの報告、2本の記事が掲載されています。
「700C・実用ツーリング車の製作」は、今までハイテンフレームと650A車輪のマスプロ車に乗っていた筆者が、ヨシダサイクルに依頼した700Cのオーダー車製作記です。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「職業能力開発大学校サイクリング部」から記事が寄せられています。
「Letter to Editor」は、読者が自由に発言するページです。今回は、「山・林道でのMTB問題」「小笠原貞子さんの事」の2本が寄せられています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、超軽量「キューウィン・ペダル」やポータブル・ワークスタンド「輪太郎」等を紹介しています。
「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月は、モールトンがFor Saleに、For Wantedはイタリアンロードレーサーが掲載されていました。
1995年12月号の裏表紙広告は、ノートン自転車工業でした。
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