ニューサイクリング 1995年1月号(No367)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1995年1月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1995年1月号は、通巻367号です。
カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」「ポリージャポン」「サイクルカーニバル'94」です。
367号の目次をページ順に追うと、
12 特集:冬を楽しむ山の湯
28 My Favorite Bicycle
40 133歳ペアが行く 千曲川・信濃川下り476km〈後編〉
52 エッセイ風フォト紀行 比企丘陵
58 MTBとツーリングとの問題
64 たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part3〉
72 第2回ポリージャポン
76 Information Opinion Basket
78 クラブハウス
82 モノディスプレイ
83 情報通
となっています。
主な記事を紹介すると、
「特集:冬を楽しむ山の湯」は、1月号の特集です。例年は自転車やサイクリングにまつわるエッセイが掲載されていました。が、この年は趣向を変えて経験の長いサイクリストによる温泉場の紹介となっています。温泉場は、東北から近畿までの40か所が掲載されています。
「My Favorite Bicycle」は前年までの「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、アレックス・サンジェのクルス・ルートです。前後に履いたバトンホイールが特徴のこの自転車の詳細は、17点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。メカニカルアドバイザーの新田眞志氏によるトピックは「A・サンジェのルート・モデル」となっています。
「千曲川・信濃川下り476km」は、二人合わせて133歳となるペアが千曲川と信濃川沿いに川下りサイクリングを行ったサイクリング紀行です。後半となる今回は、列車で再び長野を訪れ、信濃川沿いを走ってゴールの新潟港までの行程です。
「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「比企丘陵」と題し、冬の比企丘陵を訪れた時の話です。
「MTBとツーリングとの問題」は、10月号の編集後記でツーリング車の新しい展開を提案したことに対して、読者から投稿された今後のMTBとツーリング車との関連や考え方についての意見です。
「たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part3〉」は、3度目のベルギー遠征となった筆者によるベルギーレポートです。今回は、ベルギーから見れば外国人となる筆者、その視点で見たベルギーの自転車レース文化の体験について綴っています。
「第2回ポリージャポン」は、安曇野での最初の開催となったポリージャポンのイベントレポートです。
「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、ユースホステルの銀バッジのことや、筆者の体験したユースでのエピソード等を綴っています。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「理科大学サイクリング同好会」から記事が寄せられています。
目次にはありませんが、80ページには日比谷公園で開催された「第二回サイクリストギャザリング」のイベントレポートが掲載されています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ファンケルの栄養補給食「満点野菜」や、リングリフレクター「レインボーピッカル」等を紹介しています。
1995年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「レイダックSE」でした。
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