ニューサイクリング 1995年2月号(No368)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1995年2月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1995年2月号は、通巻368号です。

カラーの口絵は、「René HERSE」です。

368号の目次をページ順に追うと、

 13 サイクリング私の世界

 22 たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part4〉

 30 乙見山タンデム行

 34 PL法とはどんなものか ユーザーサイドから考える

 42 総括・René HERSE DEMONTABLE

 56 都会人たちへの旅報告 その4〈伊吹山を廻る諸道〉

 62 世紀末軽量車奇談

 68 ツール・ド・メックスウェイ

 70 エッセイ風フォト紀行 西伊豆

 74 Information Opinion Basket

 76 クラブハウス

 80 LETTER TO EDITOR

 82 For Sale For Wanted

となっています。

主な記事を紹介すると、

「サイクリング 私の世界」は、前年の連載、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、当時の神奈川サイクリング協会理事長の山本氏に話をうかがっています。

「たっくんのレースリポート 夏はベルギーでチョメチョメ話〈Part4〉」は、3度目のベルギー遠征となった筆者によるベルギーレポートです。今回は、ベルギーにおけるレース展開の日本との違いや、橋川健選手のことについて伝えています。

「乙見山タンデム行」は、夫婦二人で白馬から小谷、池の平、戸隠、鬼無里と巡って白馬へ戻ってくる2泊3日のタンデムサイクリングに出かけた旅行記です。

「PL法とはどんなものか ユーザーサイドから考える」は、この年の7月から施行されたPL(製造物責任)法について、過去の訴訟事例等も上げて検証しています。

「総括・René HERSE」は、隔月の連載です。この企画は単なるノスタルジーでなく、エルスが目指したスポーツ車の思想とその表現を考えると同時に、それを乗り越えた新しいタイプのスポーツ車の創造を、メーカー、ビルダー、サイクリストに追及してほしいという念願をNC誌が込めているということです。今回は、新田眞志氏によるエッセイ「私とエルス」。紹介する1台は、総メッキのエルス。新田眞志氏による「R.HERSEカタログ6」としてデモンターブルを取り上げた3本の記事となっています。

「都会人たちへの旅報告 その4〈伊吹山を廻る諸道〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が伊吹山周辺、米原や関が原に広がる道々を廻ったことを報告しています。

「世紀末軽量車奇談」は、和風クラブモデル、ガード付き、ダイナモランプ付き、革サドルで8kg前半となった軽量車の製作記です。

「ツール・ド・メックスウェイ」は、首都高速湾岸線開通記念に開通前の高速道路を使って行われた、サイクルイベントの取材レポートです。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「西伊豆」と題し、二月に西伊豆の海岸沿いから峠を越えて内陸まで走った時の話です。

「Information Opinion Basket」は、「サイクルツーリストに役立つかもしれないコラム」で、自転車に関する情報や意見、インタビュー記事等が掲載されています。今回は、筆者が冬に走りたくなる訳と、ライディングスクールに参加してみての感想等を述べています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「A&Nサイクルフレンド」から記事が寄せられています。

「LETTER TO EDITOR」は、読者が自由に発言するページです。今回は、「10年ぶりのオーダー車」「ツーリング案内(鶯宿峠)」「NCへの提言」の3本が寄せられています。

「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月は、ウカイのリムやレフォールの亀甲ガード等がFor Saleに、For Wantedにはソネットのベルやパトロードのストラップ等が載っていました。

1995年2月号の裏表紙広告は、丸石「エンペラー701T-F」でした。

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