ニューサイクリング 1995年4月号(No370)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1995年4月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1995年4月号は、通巻370号です。

カラーの口絵は、「René HERSE PISTE」です。

370号の目次をページ順に追うと、

 13 サイクリング私の世界

 22 1万kmもつタイヤ

 30 NC道案内(60)

 38 総括・René HERSE

 39 私とエルス

 52 都会人たちへの旅報告 その6〈大江山・丹波ほか〉

 60 山本秀男のエッセイ風MONO学 12

 66 ネチネチの泥の重さが世界選だ!

 72 エッセイ風フォト紀行 奥武蔵

 76 とれとればいく'94~'95 その2

 79 情報通

 80 NCクラブハウス

 82 Letter to Editor

 84 For Sale For Wanted

となっています。

主な記事を紹介すると、

「サイクリング 私の世界」は、前年の連載、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、当時ブリヂストンサイクルに勤務していた竹田氏に話をうかがっています。

「1万kmもつタイヤ」は、技研の井上重則氏による、自転車やタイヤの寿命の話と、友人に勧められてMTBに乗ってみた感想を綴っています。

「NC道案内」は、ニューサイクリング誌のガイドシリーズで、ルートマップと写真を中心に構成されている連載のサイクリングガイドです。今回は、富山県の人喰谷とブナオ峠を走る周回コースを紹介しています。

「総括・René HERSE」は、隔月の連載です。この企画は単なるノスタルジーでなく、エルスが目指したスポーツ車の思想とその表現を考えると同時に、それを乗り越えた新しいタイプのスポーツ車の創造を、メーカー、ビルダー、サイクリストに追及してほしいという念願をNC誌が込めているということです。今回は、小上馬正和氏によるエッセイ「私とエルス」。紹介する1台は、エルスのトラックレーサー。新田眞志氏による「R.HERSEカタログ7」としてピストを取り上げた3本の記事となっています。

(注)目次では39ページに「私とエルス」とありますが、この記事は38ページから49ページまでの「総括・René HERSE」の中にあるエッセイとなっています。

「都会人たちへの旅報告 その6〈大江山・丹波ほか〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、再就職を果たしてロングツーリングに行けなくなる前に行ったツーリングのことを報告しています。

「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「SRAM "GRIP SHIFT"」と題して、スラム社が発売したグリップシフトの紹介と、その構造や作動について検証しています。

「ネチネチの泥の重さが世界選だ!」は、スイスのエッシェンバッハで開催された1995年のシクロクロス世界選手権の、選手による参戦レポートです。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「奥武蔵」と題し、中学生以来久しぶりに奥武蔵へ走りに行った時の話です。

「とれとればいく'94~'95 その2」は、「ルート探しサイクリング」と称するラリーレイドイベントのシリーズ戦第3・4戦を終えての大会レポートです。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「久留米サイクリングクラブ」「チームパラボライワイ」「スーパーマンクラブ」が集って活動している「イワイスポーツサイクル」から記事が寄せられています。

「Letter to Editor」は、読者が自由に発言するページです。今回は、「私とNC、そしてサイクリング」「スモールライダーから」「ツール・ド・メックスウェイを読んで」の3本が寄せられています。

「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月は、カンパのパリルーベやユーレー・ジュビリーの前後セット等がFor Saleに、For WantedにはサンプレのLJ4000やフジタのベルトピラー等が載っていました。

1995年4月号の裏表紙広告は、丸石「エンペラー701T-F」でした。

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