ニューサイクリング 1995年7月号(No373)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1995年7月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1995年7月号は、通巻373号です。
カラーの口絵は、「René HERSE」「'95国際サイクルロードレース」「本州中部立体地図」です。
373号の目次をページ順に追うと、
13 サイクリング私の世界
20 たっくんのレースリポート 春のクラシックは「うふふふふ」
26 山本秀男のエッセイ風MONO学13
34 エッセイ風フォト紀行 開田高原
38 総括・René HERSE DIAGONALES
52 都会人たちへの旅報告 その8〈冬は走らず走れず、されど・・・〉
58 続々自転車部品発掘心得 マニア一年生奮闘す
66 パターソンの世界を走る I
71 ポリージャポン'95へのお誘い
72 とれとればいく'94~'95
74 NCクラブハウス
76 モノディスプレイ・For Sale For Wanted
となっています。
主な記事を紹介すると、
「サイクリング 私の世界」は、前年の連載、いろいろなタイプのサイクルツーリスト達の経験と知識に裏付けられた提案によって、サイクルツーリングの幅の広さとバラエティを知ってもらおうという企画「ツーリングのすすめ」の続編といえる企画です。今回は、当時のNCTC理事、山口嘉門氏に話をうかがっています。
「たっくんのレースリポート 春のクラシックは「うふふふふ」」は、群馬CSCで開催された「パナソニックカップ」のレースレポートです。
「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「VIC」と題して、中国製の下支点パンタのリアディレイラーの紹介と、その性能検証についてのレポートを掲載しています。
「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章によるサイクリング紀行です。今回は「開田高原」と題し、夏の開田高原を訪れた時の話です。
「総括・René HERSE」は、隔月の連載です。この企画は単なるノスタルジーでなく、エルスが目指したスポーツ車の思想とその表現を考えると同時に、それを乗り越えた新しいタイプのスポーツ車の創造を、メーカー、ビルダー、サイクリストに追及してほしいという念願をNC誌が込めているということです。今回は、冒頭に「パリーブレスとディアゴナールについて」。紹介するのは、オーナーである個人の方の言葉と所有する1台。新田眞志氏による「R.HERSEカタログ8」としてディアゴナールを取り上げた記事による構成となっています。
「都会人たちへの旅報告 その8〈冬は走らず走れず、されど・・・〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、冬の3か月を過ごした時の様子を報告しています。
「続々自転車部品発掘心得 マニア一年生奮闘す」は、現在長野県で「浅麓堂」を営む筆者によって現在埼玉県で「轍堂」を営む筆者の弟子が、ポリージャポンの手伝いをきっかけにマニアの沼にはまっていく様子を描いています。
「パターソンの世界を走る I」は、列車にそのまま自転車を積み込めるシステムを利用して、パターソンの世界であるイギリスを走りに行った時のレポート第1回です。
「ポリージャポン'95へのお誘い」は、コンクールデレガンスが行われる自転車イベント「ポリージャポン」の開催告知と参加者募集です。
「とれとればいく'94~'95」は、「ルート探しサイクリング」と称するラリーレイドイベントのシリーズ戦第6~7後と特別戦の大会レポートです。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「チーム・ミチホ」から記事が寄せられています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ゴムのりのいらないパッチ「グレースパッチ」を紹介しています。
「For Sale For Wanted」は、売りたし買いたしのコーナーです。この月は、ペガサスのクルスルート、パスハンター、ポタリング車の3台がFor Saleに、For Wantedにはデュラエースチェーンホイールやサンプレ・SLJ5000等が載っていました。
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