ニューサイクリング 1996年5月号(No383)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1996年5月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1996年5月号は、通巻383号です。
カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」です。
383号の目次をページ順に追うと、
12 延間峠 新緑の廃道を辿る
24 RIH SHOW(オランダ)とNATIONAL SHOW(イギリス)そしてヨーロッパ事情
32 都会人たちへの旅報告 その13〈久しぶりの厳冬、雪にも負けず〉
40 My Favorite Bicycle
50 山本秀男のエッセイ風MONO学
54 エッセイ アクシデント3 頑丈な扉で立往生
62 レストアを考える
64 NCクラブハウス
66 ルート・エヌ
70 For Sale
71 情報通
72 モノディスプレイ
となっています。
主な記事を紹介すると、
「延間峠 新緑の廃道を辿る」は、筆者がその存在を知ってから約20年経った1995年3月に、アタックすることとなった群馬の峠への林道サイクリング紀行です。
「RIH SHOW(オランダ)とNATIONAL SHOW(イギリス)そしてヨーロッパ事情」は、当時のスギノ・テクノ会長である杉野安氏による、オランダとイギリスの自転車ショーの視察記とともにヨーロッパの自転車界や、スギノの自転車競技とのかかわりについて綴っています。
「都会人たちへの旅報告 その13〈久しぶりの厳冬、雪にも負けず〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、12月1月の近況と、1月の中頃に恵那から岩村周辺へ走りに行った時のことを報告しています。
「My Favorite Bicycle」は以前の「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、ヤジマのシクロツーリズムです。オリジナルデザインのチェンリングが特徴的なこの自転車の詳細は、オーナーの製作記とビルダーのことば、10点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。
「山本秀男のエッセイ風MONO学」は、サイクリストにとっての道具選びの方法論をエッセイ形式で綴っていく連載です。今回は「ロードレーサーでツーリング」と題して、当時出回り始めていた700Cのレーシングタイヤを履いたロードレーサーを、ツーリングの為の自転車として選択肢に入れる検証を、パナソニックの「レ・マイヨ E」を取り上げて行っています。
「エッセイ アクシデント3 頑丈な扉で立往生」は、前月号に続く、今井編集長が書かれたアクシデントにまつわるエッセイです。今回は、岐阜県と福井県を結ぶ道にある温見峠を越えようと訪れた時に遭遇したアクシデントの話です。
「レストアを考える」は、梶原利夫氏が自転車のレストアに関し、その目的と意義・方法などについて記した文章です。
「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「クラブ・アスリート」から記事が寄せられています。
「ルート・エヌ」は、日本のブルべ「ルート・エヌ」の攻略方法や「ルート・エヌ1996」開催概要を紹介しています。
「モノディスプレイ」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、バイクフライデーと秩父サイクリングコースマップを紹介しています。
1996年5月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「TGS2300」でした。
コメント
コメントを投稿