ニューサイクリング 1996年7月号(No385)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1996年7月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1996年7月号は、通巻385号です。

カラーの口絵は、「'96 TOUR OF JAPAN」「My Favorite Bicycle」です。

385号の目次をページ順に追うと、

12 日本の自転車の一つの疑問とその提案

20 エッセイ風フォト紀行 八丈島

24 検証!現行パーツでランドナーを作る その2

32 NCクラブハウス

34 都会人たちへの旅報告 その14〈雪の月ヶ瀬梅林・室生・曽爾〉

40 黄昏閑話

46 My Favorite Bicycle

52 西会津・万治峠

58 遠山というところ

62 フォトルポ 伊自良村から

66 Letter to Editor

70 情報通

71 For Sale

72 初めてフルオーダーしたランドナー

となっています。

主な記事を紹介すると、

「日本の自転車の一つの疑問とその提案」は、世界を旅した筆者が日本の自転車に対して感じた疑問点について取り上げ、他国の事例を上げて一つの回答を提案しています。今回は「リヤーフォークエンドのこと」と題して、リアエンドの正爪・逆爪の採用に関して意見を述べています。

「エッセイ風フォト紀行」は、写真と文章による不定期連載のサイクリング紀行です。今回は「八丈島」と題し、飛行機輪行をして一泊二日の八丈島サイクリングをした時の話です。

「検証!現行パーツでランドナーを作る その2」は、当時ロード・MTB用パーツが占めていた自転車部品を使ってランドナー作りに挑戦しようという企画です。今回は、ホイール関連のパーツについて検証しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「大東文化大学サイクリング愛好会」から記事が寄せられています。

「都会人たちへの旅報告 その14〈雪の月ヶ瀬梅林・室生・曽爾〉」は、東京から琵琶湖のほとりに居を移した筆者が、2月の近況と、2月中旬に雪景色となった奈良方面への一泊ツーリングに出かけた時のことを報告しています。

「黄昏閑話」は、今井編集長の執筆による、自転車に関連したことを雑談的に綴った記事です。今回は「メグレ警視と自転車」と題し、フランスの小説家ジョルジュ・シムノンのメグレ警部シリーズの中から自転車が重要な役割を果たすものを2編紹介しています。

「My Favorite Bicycle」は前年までの「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、トーエイの700Cツーリズムです。パターンレスから切り抜いたチェンリングが特徴的なこの自転車の詳細は、オーナーの製作記、9点の写真とその説明文、仕様書によって知ることができます。

「西会津・万治峠」は、1994年4月に3人で日帰りの峠越えツーリングに行った時のことを綴ったサイクリング紀行です。

「遠山というところ」は、依然通りかかって気に入った埼玉県の嵐山町にある遠山を、再び走りに訪れたツーリングレポートです。

「フォトルポ 伊自良村から」は、かつて訪れた地方を再訪したところ、すっかり様変わりしていたことと、現行品で楽しむランドナーの一例を写真と短い文章で綴っています。

「Letter to Editor」は、読者が自由に発言するページです。今回は、「Hybrid, Cycle」「新車で中美濃林道を快走」「週末はオープンエア・カフェで」「最近の紙面から」の4件の投稿が寄せられています。

「For Sale」は、売りたしのコーナーです。この月のFor Saleは、イデアルのサドルやレフォールのガード等が掲載されていました。

「初めてフルオーダーしたランドナー」は、次号予告です。本文記事は次号掲載となっています。

1996年7月号の裏表紙広告は、ノートン自転車工業「Qranc/OGKヘルメット」でした。

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