ニューサイクリング 1997年8月号(No398)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1997年8月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1997年8月号は、通巻398号です。

カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」です。

398号の目次をページ順に追うと、

12 '97コンパクトサイクルフェア

14 My Favorite Bicycle

18 新潟県の深奥を走る

21 創刊400号記念の案内

24 〈コレクション4〉ハンドル・ステム

34 私の上信国境 5 矢沢峠

38 英国的なあまりに英国的な一つのエピソード

44 職人仕事

50 草軽電鉄廃線跡トレース

53 スポーツ車への無知と偏見

54 私の旅ノート

56 部品用品を自作する

60 NCクラブハウス

63 For sale・情報通

64 モノディスプレイ

となっています。

主な記事を紹介すると、

「'97コンパクトサイクルフェア」は、自転車文化センターで開催された、小径車の展示会のレポートです。

「My Favorite Bicycle」は以前の「まものたち」に続く、オーナーにとってとっておきの1台となるお気に入りの自転車を紹介していくコーナーです。今回取り上げるのは、トーエイのスポルティーフです。スタンダードフレームにこだわって作ったというこの自転車の詳細は、オーナーによる「ライカM2の様な自転車」と題した解説文、5点の写真とその説明文、スペック表によって知ることができます。

「新潟県の深奥を走る」は、第3セクターの新線開通によって輪行可能となった新しいツーリングエリアを求めて、東頸城郡の丘陵地帯を訪れたサイクリング紀行です。

「創刊400号記念の案内」は、ニューサイクリング創刊400号記念パーティーの開催案内です。

「〈コレクション4〉ハンドル・ステム」は「〈アクセサリー・コレクション3〉」から続く、自転車パーツをカテゴリーごとに解説・紹介する企画の連載です。今回から「アクセサリー」の字が取れました。今回取り上げるのはハンドルステムで、ステムに関する基礎知識と筆者のコレクションする各種ステムを紹介しています。

「私の上信国境」は、群馬・長野県境周辺の峠を題材としたサイクリングエッセイの連載です。今回の題材は「矢沢峠」です。

「英国的なあまりに英国的な一つのエピソード」は、18世紀時代の館に住み、クロード・バトラーを乗り回している英国人との出会いのエピソードを綴ったエッセイです。

「職人仕事」は、福井県武生の「浅井丸勝」を訪れたときのことを語りつつ、オーダーフレームの工房を訪れることとの共通性に触れています。

「草軽電鉄廃線跡トレース」は、草軽電鉄跡を辿る2日間のツーリングに参加した時の様子を伝えるサイクリングレポートです。

「スポーツ車への無知と偏見」は、自転車の部活動の顧問を経験した筆者が、当時の福岡県における自転車関連の部活動の実態を報告しています。

「私の旅ノート」は、1963年6月から開始した旅ノートについて、使用しているノートの種類や本文の構成などを紹介しています。

「部品用品を自作する」は、1996年11月号の「部品を自作する楽しみ」に寄せて、読者が自作した自転車用のバッグやパーツを紹介しています。

「NCクラブハウス」は、各地のクラブを紹介する為にNCが提供しているページです。今月は「法政大学工学部文化連合サイクリング部」から記事が寄せられています。

1997年8月号の裏表紙広告は、シマノ「アルテグラ」でした。

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