ニューサイクリング 1982年12月号(No.219)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1982年12月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1982年12月号は、通巻219号です。
カラーの口絵は、「ワンショット」「実業団・日中レース」です。
219号の目次をページ順に追うと、
20 冬 私のファッション
40 龍飛と小泊と十三湖と 2
46 見てきたケルンショー
56 旧道を探る3 伊豆天城峠
64 冬の山地サイクリングのアドバイス その2
70 気ままに走った奥三河
80 アトリエ訪問 東叡社
94 気になる風景 千社札
96 製品メモ
102 こんな人こんな話(2)
104 上武山地 III 日野沢谷から阿熊谷へ
108 NEW CYCLING SALON
118 総目次
となっています。
主な記事を以下にご紹介します。
「冬 私のファッション」は、「個性派9人大集合」として9人のサイクリストファッションを細かく紹介しています。
「龍飛と小泊と十三湖と 2」は、今井編集長によるサイクリング紀行の連載です。今回は、自身は汽車で移動し、トラック便で送った自転車を青森で受け取ったあと、海岸沿いの道を走った蟹田までの道中と、年とともに変わってきた走り方と自転車について綴っています。
「見てきたケルンショー」は、杉野安氏によるドイツケルンショーの視察記です。このショーでの注目点、ヨーロッパのBMXや新しい自転車デザインの試み、カンパの新製品「ビクトリーシリーズ」、台湾・中国の動きなどをレポートしています。
「旧道を探る」は、「林道あ・ら・かると」に代わる新たな構想による企画、旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪として10月号から始まった連載です。今回取り上げる道は、「名作『伊豆の踊子』の舞台になった峠みち」と題した伊豆天城峠です。
「冬の山地サイクリングのアドバイス その2」は、西上州浜平にある奥多野館に置いたノートに書かれた内容を元に、一般論として冬のサイクリングのアドバイスをまとめたものです。今回は、「雪道走行に適したし自転車」「冬期キャンプとサバイバル」「冬期キャンプのアドバイス」「サバイバルテクニック」について書かれています。
「気ままに走った奥三河」は、42Bのランドナーで浜松から恵那までをのんびりと走ったサイクルツーリング紀行です。
「アトリエ訪問」は、オーダーメイドフレームを製作する工房を紹介する連載コーナーです。連載最終回となる今回は、「ロー溶接を極め形を確立した路」と題して「東叡社」を訪問しています。
「ピレネーそしてイベリア」は、「陽春のフランス・そしてスペインを走る」と銘打った海外サイクリング紀行の連載です。今回はスペイン、グァダラマの山の中を抜け、最終目的地のマドリッドまでとなっています。
「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、シマノの「デオーレXTシリーズ」「105シリーズ」、クレメン「CF2001」、サカエのステム「カスタムR」、ナガサワオリジナルラグ等を紹介しています。
「こんな人こんな話」は、11月号から始まった自転車に関わる様々なジャンルの人物を紹介する新連載です。今回は「日本の自転車の歴史に執念を燃やす」大津幸雄さんを取り上げています。
「上武山地 III 日野沢谷から阿熊谷へ」は、筆者好みの里道の風景を写真とともに紹介するフォトガイドです。
「真志野峠」は、1月の下旬に諏訪を訪れ、仲間とともに雪の峠越えサイクリングを行った新田眞志氏によるサイクリングエッセイです。
「NEW CYCLING SALON」は、1978年10月号から始まった自転車に関する各種の情報や読者投稿などを掲載するコーナーです。今回は「LETTER TO EDITOR」に「高倉峠レポート」「遭難と親の行動」の2本の投稿。「EXHIBITION」には"自転車のある空間"美術展開催告知。「INFOMATION」では「林道情報 真木小金沢林道」の実走レポート。「PRESENT」ではシマノとミヤタのカレンダープレゼントが掲載されています。
「昭和57年総目次」は、NC誌1982年1年間の掲載タイトルをジャンル別に分類し、一覧形式にまとめたものです。
1982年12月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「アトランティス」でした。
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