ニューサイクリング 1982年2月号(No.209)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1982年2月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1982年2月号は、通巻209号です。

カラーの口絵は、「三女子大合同ラン」「チロルの旅から」です。

209号の目次をページ順に追うと、

 18 特集 わがおかかの自転車

 66 ミラノショーとカンパニョーロ工場見学

 69 製品メモ

 78 アトリエ訪問 サイクルストアー ヒロセ

 84 オーダーメイド論議

 92 房総のスカイライン第2弾 嶺岡林道

100 チロル アルプスを行く(2)

110 奥秩父遭難に思う

112 年賀状コレクション'82

123 LETTER TO EDITOR

となっています。

主な記事を以下にご紹介します。

「特集 わがおかかの自転車」は、「サイクリスト亭主族の自転車道楽との虚々実々」とした2月号の特集です。15編の文が掲載されていますが、その題を紹介すると「いろいろ注文が出るカミさんの自転車」「この秋奥方になる人への自転車構想」「妹の専用車からわが奥方専用車へ」「愛妻への贈り物、ダイヤモンド!」「サトコの夢の自転車」「まず自転車に乗ることから始まった」「彼女(!?)への旅行車」「奥方のための自転車製作記、そして婦人車の一般論」「13年間知らなかったわが奥方の自転車走行」「銀婚式のプレゼント」「独身貴族が考える婦人車」「Simple is the best」「押入れのミキスト」「シティ感覚にあふれた車」「女性サイクリング論」となっています。

「ミラノショーとカンパニョーロ工場見学」は、ミラノショーといわれる「第47回サイクル・モーターサイクル・アクセサリー国際展示会」の視察と、ミラノから東へ約200kmのところに出来つつあったカンパニョーロの新工場を見学したレポートです。

「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、ミノウラのエアロボトル、デュージーのレーサーシューズ2種、サンマルコの「コンコール・プロフィール」、吉貝のマイナーチェンジした「AGC300」、三ヶ島ペダル「GR」と「エスクォーツ102」等を紹介しています。

「アトリエ訪問」は、オーダーメイドフレームを製作する工房を紹介する連載コーナーです。今回は「フレーム作りではない自転車作り」と題して「サイクルストアーヒロセ」を訪問しています。

「オーダーメイド論議」は、オーダーフレームに対する意見「ツーリストにとってのフレームの質」と「道具としての自転車 オーダーって何?」の二題を紹介しています。

「房総のスカイライン第2弾」は、「林道あ・ら・かると」と称するコースガイドの連載です。この企画では、文章と地図の他にも、コマ地図や写真もふんだんに使ってコースを案内しています。今回は「外房から内房へ、房総半島の尾根を横切る」と題して、千葉の林道嶺岡中央1~4号線を紹介しています。

「チロル アルプスを行く(2)」は、オーストリア・チロル地方へ走りに行った海外サイクリング紀行の連載です。今回は、イタリアへ入ってドロミテ山塊を走っています。

「奥秩父遭難に思う」は、この年の11月に起きた自転車の高校生が遭難した事故を知った筆者が、山岳サイクリングに対する自身の意見を述べています。

「年賀状コレクション'82」は、編集部に届いた読者等からの年賀状から120通以上を紹介しています。

「LETTER TO EDITOR」は、編集部に寄せられた読者からの投稿を紹介するコーナーです。今回は「高校生諸君に」「南津久井の小峠」「十石峠旧道その後」「棒の嶺(棒の折山)」の4題が掲載されています。

1982年2月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「アトランティス」でした。

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