ニューサイクリング 1983年1月号(No.220)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1983年1月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1983年1月号は、通巻220号です。

カラーの口絵は、「大地峠」「この一点 オブジェ1」「あけましておめでとう」です。

220号の目次をページ順に追うと、

 20 恒例 新春えっせい'83 すべった!転んだ!!落車した!!!

 56 コンピューターがマシンを作る

 68 旧道を探る(4) 旧東海道 中山峠、宇津ノ谷峠

 76 輪行テクニック AからZ

 94 コロラド通信

 98 龍飛と小泊と十三湖と 3

108 こんな人こんな話(3)

112 製品メモ

118 NEW CYCLING SALON

となっています。

主な記事を以下にご紹介します。

「恒例 新春えっせい'83」は、毎年恒例のエッセイ特集です。今年のお題は「すべった!転んだ!!落車した!!!」です。掲載されている15編の題名を紹介すると「南風の悪戯」「落車の集団力学とテクニック」「転倒にまつわる甘い郷愁」「いろいろ怖い目にあった」「大落小落、その数を知らず」「雨の峠路で」「起き上がってゾーッとして油汗が」「命があるうちに終わることができた」「事故・こんなこともありました」「魔の木曜日とその後始末」「メルクスに酔う、そしてプロ選手のすごさ」「落車」「転倒・私のアドバイス」「転倒の心理学的考察」「転倒三題」となっています。

「コンピューターがマシンを作る」は、この頃からオーダーメイドフレームの製作工程に使用され始めたコンピューターの使用に関して、荒井正氏による「オーダーフレームの自動設計システムについて」と、松田純男氏による「CADシステムによるオーダーフレーム設計」の2件が掲載されています。

「旧道を探る」は、「旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪」と銘打って始まった連載です。今回取り上げる道は「日坂から鞠子までの久里一丁」と題した、旧東海道の中山峠と宇津ノ谷峠です。

「輪行テクニック AからZ」は、日本独特のユニークな形態である輪行について、いかに無駄なく、コンパクトにそして気軽に持ち運びできるようにするかといったことを写真入りで具体的に解説しています。

「コロラド通信」は、コロラドに住んで3年3か月になる日本人による、アメリカ人のサイクリスト気質についての報告を寄せた文章です。

「龍飛と小泊と十三湖と 3」は、今井編集長によるサイクリング紀行の連載です。今回は、蟹田から海沿いに今別、三厩を通り龍飛まで走っています。

「こんな人こんな話」は、自転車に関わる様々なジャンルの人物を紹介する連載です。今回は「未登録レースのチャンピオン」中村仁さんを取り上げています。

「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、オフメガの「mistral」「Sintesi」「CX」、アボセットのチェンリングとサドル、ビットリアのチューブラー「PAVE CG」「CORSA CM」「CORSA CX」「CORSA CG」「CRONOMETRO CS」「CRONOMETRO CT」、SWオリジナルステム等を紹介しています。

「NEW CYCLING SALON」は、自転車に関する各種の情報や読者投稿などを掲載するコーナーです。今回はツーリング情報として読者から、「八丁峠近況」「檥峠越え」「西上州の主な峠の積雪傾向」「富士山と大弛峠」「赤岩峠とその周辺」が寄せられています。

1983年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「アトランティス」でした。

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