ニューサイクリング 1983年3月号(No.222)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1983年3月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1983年3月号は、通巻222号です。
カラーの口絵は、「ワンショット」「フォトスケッチ」「この一点」です。
222号の目次をページ順に追うと、
20 春を着こなす
42 軽合金フレームの問題点
54 ここから動くな!
60 龍飛と小泊と十三湖と
70 コンピューターがマシンを作る 3
82 この人こんな話(4)
86 佐渡晩夏
94 旧道を探る(6) 旧東海道第二弾 箱根路
102 旧道実走レポート
104 INFORMATION
106 家族で楽しむサイクリング
112 アルミ素材のBMX
116 製品メモ
122 NEW CYCLING SALON
となっています。
主な記事を以下にご紹介します。
「春を着こなす」は、春のサイクリングウエアについて温度変化にうまく対応することをポイントを置いて、7組のサイクリストの事例を紹介しています。
「軽合金フレームの問題点」は、アランVSビチューとして自転車技術研究所の井上重則氏が、ホンダが輸入し始めたプジョーPX10DUのビチュー製フレーム分解調査と、ビチュー、アラン、クレイン、Cr-Moフレームの試験結果をレポートしています。
「ここから動くな!」は、四万から法師へ抜けようと3人で赤沢林道へ入ったが登山道でビバークを余儀なくされた体験を綴ったサイクリングレポートです。
「龍飛と小泊と十三湖と 3」は、今井編集長によるサイクリング紀行の連載です。今回は、増泊林道を走って小泊へ抜け、十三湖へ向かうまでとなっています。
「コンピューターがマシンを作る 3」は前月号からの続編として、CADシステムの解説と、実際にCADシステムを使用して製作した自転車を紹介しています。
「こんな人こんな話」は、自転車に関わる様々なジャンルの人物を紹介する連載です。今回は「少年の日の夢を持ち続けて」と題してマエダ工業の佐生勉さんを取り上げています。
「佐渡晩夏」は、8月の下旬に小木港から上陸し、4日間かけて佐渡島を巡ったサイクリング紀行です。
「旧道を探る」は、「旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪」と銘打って始まった連載です。今回取り上げる道は「石畳の旧道と足柄幹線林道」と題した、旧東海道の箱根路です。
「旧道実走レポート」は、旧道を実走した読者からの投稿レポートです。今回は、「笹子峠」「旧大山街道」「旧天城峠」について、6件のレポートが寄せられています。
「家族で楽しむサイクリング」は、この頃に広がりつつあったファミリーサイクリングを取り上げた記事です。ファミリーサイクリングを楽しんでいる二組の家族にインタビューした話と、今井家のファミリーサイクリングについて書かれています。
「アルミ素材のBMX」は、この頃から徐々に手掛けられ始めたアルミフレーム車として山邦鉄工のBMXを紹介しています。
「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号はプロターの1/9スケールモデル3種、スギノのクランク「PX」「GT」「GS」、サンツアーの「トライメック」、ピットーレジャンニ製のナガサワオリジナルタイツ等を紹介しています。
「NEW CYCLING SALON」は、自転車に関する各種の情報や読者投稿などを掲載するコーナーです。今回はサイクリング紀行「三つの隧道ーオカリナの里にひかれて」と「北からの便りと異常なパンク」の2件が寄せられています。
1983年3月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ユーラシア」でした。
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