ニューサイクリング 1983年4月号(No.223)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1983年4月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1983年4月号は、通巻223号です。
カラーの口絵は、「ニューグッズハンティング」「'83シクロクロス世界選手権大会」「春だより」です。
223号の目次をページ順に追うと、
20 春を楽しむ
70 話題のスケールモデルが走った時代
78 龍飛と小泊と十三湖と
88 コンピューターがマシンを作る
96 旧道を探る(7) 富士山の展望 御坂峠
106 モモコスペシャルNo.0
110 矢ノ川峠
118 製品メモ
となっています。
主な記事を以下にご紹介します。
「春を楽しむ」は、4月号の特集です。「各地のクラブメンバーが明かす穴場見所ガイド」と題して、22件のコース情報を掲載しています。
「話題のスケールモデルが走った時代」は、プロターのスケールモデルを見ると近代ロードレーサーの芽生えと確立が理解できるのではといって、沼勉氏がスケールモデルを紹介しつつ、メカニズムの変遷について解説しています。
「龍飛と小泊と十三湖と 3」は、今井編集長によるサイクリング紀行の連載です。最終回は、十三湖に到着したところから翌日は青森まで走って自転車をトラック便に預けて自身は夜行寝台の切符を買って肉とワインの食事をするところまでです。
「コンピューターがマシンを作る」は、コンピューター使用によるオーダーフレームの設計に関して考察を行っている企画です。今回は、自転車産業振興協会の技術研究所に勤務する武藤氏によってCADによるフレーム設計の解説と、CAD/CAMシステムを用いた部品設計を紹介しています。
「旧道を探る」は、「旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪」と銘打って始まった連載です。今回取り上げる道は「絵に描いたような富士と甲府盆地への34kmのダウンヒル」と題した、御坂峠です。
「モモコスペシャルNo.0」は、技研の井上重則氏が1歳半になる娘さんのために三輪車を自作した製作記です。
「矢ノ川峠」は、国道トンネルの開通した42号線から旧道へ外れて、三重県南部の尾鷲市と熊野市の間にある峠を目指して走ったサイクリング紀行です。
「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号はサンツアーのダートコンポーネントシリーズ、アラヤのチューブラーリム「R-40」、タンゲのBMX用ヘッドパーツ「ファルコンアロイ」と「BMX125」、フジタのマウンテンバイク用サドル等を紹介しています。
1983年4月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ユーラシア」でした。
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