ニューサイクリング 1983年6月号(No.226)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1983年6月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1983年6月号は、通巻226号です。
カラーの口絵は、「ワンショット」「この一点」「ニューグッズハンティング」です。
226号の目次をページ順に追うと、
20 特集 科学が新ペダリングを生むか?
70 旧道を探る(9) 柳生街道
82 '83サイクルショー
96 信仰の道再び
106 製品メモ
114 広がれ、自転車人間の輪ッ!!雨の1/3センチュリーラン
120 街の灯
となっています。
主な記事を以下にご紹介します。
「特集 科学が新ペダリングを生むか?」は「バイオメカニクス バイオペース追求」と副題を付けた企画です。この頃シマノが開発に乗り出したバイオペースについて、シマノ開発課や各方面のサイクリストらが集まって座談会や実走テストなどを行っています。特集各記事の題は「バイオペースのエチュード」「食卓を囲んで聞く」「バイオ体感レポート7人の声私の場合」「力とスピードのマッチングの追求」「バイオは新しいペダリングの夜明け」となっています。
「旧道を探る」は、「旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪」と銘打って始まった連載です。今回取り上げる道は「忍者、剣豪の通った」柳生街道です。
「'83サイクルショー」は、この年に晴海国際見本市会場で行われた東京サイクルショーの取材レポートです。
「信仰の道再び」は、長野の上田辺りを基点に峠路を越えて青木村、麻績村から明科までを走ったサイクリング紀行です。
「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、日東の双胴ステム「スリングショット」、サムソンのピスト用オリジナルロストエンド、スズエ「スカイロードハブ」等を紹介しています。
「広がれ、自転車人間の輪ッ!!雨の1/3センチュリーラン」は、4月に京都で開催されたサイクリングイベントの編集部による取材記事と、編集部員が実際に走った参戦記が掲載されています。
「街の灯」は、冬のある日、都内を午後に自転車で出発して深夜に実家のある静岡に到着するまでを綴ったエッセイです。
1983年6月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ユーラシア」でした。
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