ニューサイクリング 1983年8月号(No.228)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1983年8月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1983年8月号は、通巻228号です。
カラーの口絵は、「OHSHIMA」です。
228号の目次をページ順に追うと、
20 野を楽しむキャンピングの魅力
70 旧道を探る(11) 木ノ芽峠・栃ノ木峠
80 モモコスペシャルNo.1
86 オダックスのキャプテンとは?
92 気になる風景
96 アプローチ三題 白巣峠
104 製品メモ
108 源流から河口へ 利根川
114 英国ウィークエンドサイクリング
120 NEW CYCLING SALON
125 第9回NCラリーのお知らせ
となっています。
主な記事を以下にご紹介します。
「野を楽しむキャンピングの魅力」は、8月号の特集です。内容は「キャンピング ア・ラ・カルト」と題した、5組の個人・クラブのキャンピングスタイル紹介。編集部スタッフによるキャンピング実地編「カーサイクルキャンピングをレンタルでやった」。「キャンプよもやま」はスタッフによるエッセイ「コロンビエ峠は大雨、大風」と「星空の下が好き」の2編が掲載されています。
「旧道を探る」は、「旅を目的とするサイクリストに向けた旧道や旧峠の探訪」と銘打って始まった連載です。今回取り上げる道は「北陸道をパスハンティング、北国街道を快走」した、木ノ芽峠と栃ノ木峠です。
「モモコスペシャルNo.1」は、4月号で紹介したNo.0の三輪車に続いて、技研の井上重則氏が娘さんのためのオーダー自転車を製作している過程を報告しています。今回は部品類の調達を終え、フレーム製作を依頼しているSWへ送ったところまでとなっています。
「オダックスのキャプテンとは?」は、ジャック・スレー氏によるオダックスにおけるキャプテンのあり方などについて述べた文章です。
「気になる風景」は、サイクリングで訪れた場所の地名の由来や、その地域の風習などを綴る随想です。今回は「昭和ヒトケタのララバイ」と題して慈眼寺の「ジゲン」他の言葉について綴っています。
「アプローチ三題 白巣峠」は、それぞれが5月上旬頃に白巣峠越えサイクリングをしてきた読者による投稿で、「ピークは突然熊笹が消えた」「熊笹と樹林を風が渡る」「笑い転げた徒労の沢下り」の三題が掲載されています。
「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、セライタリアの「エアロチャモイス」「ジュニアプロ」、ツアーメイトの「NF-III」、モドーロ「マスタープロ」等を紹介しています。
「源流から河口へ 利根川」は、八木沢ダムをスタートして二日間かけて河口の銚子まで走ったサイクリング紀行です。
「英国ウィークエンドサイクリング」は、日本でのラリーイベントで知り合った英国人と一緒にイギリスを走るため、海外出張の合間を使ってバーミンガムを訪れてパターソンの世界を味わってきたサイクリング紀行です。
「NEW CYCLING SALON」は、自転車に関する各種の情報や読者投稿などを掲載するコーナーです。今回は、「INFORMATION」に4件、「LETTER TO EDITOR」に1件、「旧道実走レポート」に3件、「林道情報」に4件の情報が掲載されています。
「第9回NCラリーのお知らせ」は、この年の11月に鴨川で開催するニューサイクリング読者会の開催告知です。
1983年8月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ユーラシア」でした。
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