ニューサイクリング 1985年5月号(No.249)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1985年5月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1985年5月号は、通巻249号です。
カラーの口絵は、「秋葉街道」「峠のうえで」です。
249号の目次をページ順に追うと、
20 ザ・峠 峠ベスト10
32 東西南北 65人
42 私の好きな峠登場、全峠リスト
46 峠・ふるいおもいで
54 追憶の峠
66 エッセイ ちょっとパリへサンジェを買いに(2)
78 連載紀行 西上州 (七) 晩春
102 ウォッチング チャレンジロード
110 シクロクロスマシン 走ってみて実感したこと
114 製品メモ
120 NCサロン
主な記事を以下にご紹介します。
「ザ・峠」は、5月号の特集記事です。特集は4つのパートからなっており、「サイクリストの好きな峠・ベスト10」「私の好きな峠・コメント集」「アンケート登場全峠リスト」「エッセイ 峠の思い出」となっています。「サイクリストの好きな峠・ベスト10」は定期購読者や各地のクラブにアンケートを実施して人気度を決めています。人気は長野の峠に集中しており、ベスト10のうち9件が長野県内や長野と他県の県境にある峠、残り一つは山梨県の峠という結果になっています。
「東西南北 65人」は、5月号の特集記事「ザ・峠」の「私の好きな峠・コメント集」パートになります。ここではアンケートで取った峠への想い、北海道から九州まで56人56峠のコメントを紹介しています。
「私の好きな峠登場、全峠リスト」は、5月号の特集記事「ザ・峠」の「アンケート登場全峠リスト」パートになります。ここではアンケートの結果に登場した全国の177峠を標高・地形図名称とともに掲載しています。
「峠・ふるいおもいで」は、5月号の特集記事「ザ・峠」の「エッセイ 峠の思い出」パートになります。筆者が、1950年代に経験した峠越えサイクリング。当時は全て地道であった峠越えで経験した、良い思い出と悪い思い出それぞれを綴っています。
「追憶の峠」は、5月号の特集記事「ザ・峠」の「エッセイ 峠の思い出」パートふたつ目の記事になります。経験年数が12年になる筆者が越えてきた数々の峠の中から、真弓峠、鞍掛峠、青崩峠、分杭峠・地蔵峠・しらびそ峠を取り上げて思い出を綴っています。
「ちょっとパリへサンジェを買いに(2)」は、新田眞志氏が連れふたりを加えた3人でフランス・パリを訪れ、アレックス・サンジェをオーダーするまでの顛末を綴った旅行記です。今回は、ルネ・エルスを訪れて工房の見学と店舗での買い物をした後にアレックス・サンジェを訪問。筆者とムッシュ・スューカとのオーダーのやり取りの一部始終を、オーダーシートの内容も交えながら綴っています。
「西上州」は、筆者が10年間、65回、延べ130日に渡る西上州ツーリングをしたまとめとして、主に初冬から晩春にかけてを季節ごとに書いた連載紀行です。最終回は1984年の晩春に訪れた、クルマ移動した砥根平から出発して塩ノ沢峠、余地峠、川久保を経由して十国峠を越えて砥根平に戻ってくる1泊2日の行程です。
「ニューパスハンティング」は、林道や峠を主体に地図や写真を多数掲載して案内しているコースガイド企画の連載です。今回は「走りごたえ150%、尾根上の大パノラマルート」と題し、天竜スーパー林道を紹介しています。コースは水窪駅をスタートし、天竜スーパー林道を走って山住峠他いくつかのピークをパスして西鹿島駅に至る81kmです。
「シクロクロスマシン 走ってみて実感したこと」は、オランダに留学していた藤森信行氏による連載「オランダ通信」です。今回は、筆者が現地で使用しているシクロクロス用車の詳細についてレポートしています。
「製品MEMO」は、新製品情報のコーナーです。今月号は、セライタリアの「スーパーターボ」、ロジェーリの「プロフェッショナルカスク」等を紹介しています。
目次にはありませんが、116ページには「新車紹介」ページがあります。ここでは、ブリヂストンサイクルの「マイル112」と「ワイルダムパッカー」の2車種を紹介しています。
1985年5月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「マイル112」でした。
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