ニューサイクリング 1981年1月号(No.195)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1981年1月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1981年1月号は、通巻195号です。

この号のカラー口絵は「あけましておめでとうございます」です。

通巻195号の目次をページ順に追うと、

14 新春恒例えっせい集 とっておきの話

50 '80世界選手権〈ピスト競技〉

56 連載中 新版欧州車界探訪

78 【グラビア】 イラスト 旅のはじまり

80 ランチタイムクッキング 煮込みウドン

82 ガイド■林道あ・ら・かると 白銀林道

88 斜視 クラブ機関誌について

90 連載中 堀田君の旅から旅(北沢峠)

92 スポーツ車の系譜(8.) 第1次自転車ブーム

94 フランスで見たこと、考えたこと(3) 国際サイクリスト週間

98 フランス部品の展示会開かれる

118 New Cycling SALON〈TOURING REPORT〉東日本の旅

120 New Cycling SALON〈TOURING REPORT〉厳冬期の北八ツ行

123 New Cycling SALON〈LETTER TO EDITOR〉

126 New Cycling SALON〈製品 MEMO〉

129 New Cycling SALON〈会報すくらっぷ〉

132 New Cycling SALON〈後記〉

となっています。


主な記事の内容を以下にご紹介します。

※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。


「新春恒例えっせい とっておきの話」

この記事は、毎年1月号の恒例となっているエッセイ特集です。今年のテーマは「とっておきの話」で、掲載17編の題をご紹介すると、「とっておきのプラン」「ショッキングショッピング」「我がMCC」「私のとっておき高原の散策」「写真展への夢」「人間爆弾の話」「その他諸々の話」「ふたつのC」「愛する我が子へ」「信じようと信じまいと」「サイクリングと一眼レフ」「何となく想い出」「やはり信州、そして・・・。」「旅ー雑感・想い出」「もう二度とできない話」「にがい味」「ハンドルにまつわる一件」となっています。


「'80世界選手権ピスト競技(ブザンソン)」

この記事は、フランスのブザンソンで開催された世界選手権ピスト競技の模様をレポートしている取材記事です。今回は「モレロンの休暇願い(後編)」と題して、ダニエル・モレロンの競輪決勝での戦いぶりとプロビテスの予選・決勝の模様をレポートしています。


「新版 欧州車界探訪 (3)」

この記事は杉野安氏の執筆による、1973年・1977年に連載していた「車界探訪」に続く、当時のヨーロッパ最新自転車事情を伝える連載です。今回は「MASIのアトリエを訪ねて」と題して、当時ミラノにあったマージを訪問した話。そして、イタリア料理のこととジタンチームの最新動向、業界最新情報を伝えています。

※本文では連載回数が(3)となっていますが、正しくは連載4回目となります。


「旅のはじまり」

この記事は、筆者が描いたイラストと詩を掲載したグラビアページです。


「ランチタイムクッキング」

この記事はサイクリングに出た際のランチタイムのクッキングをコンセプトに、色々な料理とその材料および料理法を紹介していくコーナーです。今回のランチは、煮込みうどん、お汁粉の二品です。


「ガイド 林道あ・ら・かると(2)」

この記事は、林道を中心に紹介していこうということで始まったコースガイド企画の連載です。このガイドは文章に加えて、地図やコマ地図そして写真も多く交えながらコースを詳細に案内しています。今回は「海と山の見える林道,悪路トライアルのゲレンデ」と題して、ししどの窟を起点に湯本まで走る白銀林道約30kmの行程を案内しています。


「クラブ機関誌について」

この記事は「N.C.JOURNAL 斜視」と題する、匿名の連載記事です。今回は、サイクリングクラブの機関誌(紙)の役割についてと、いくつかの機関誌を見ての気付き点を挙げています。


「堀田君のガイド風紀行 旅から旅 ●北沢峠 紅葉燃ゆ千仞の沢」

この記事は、サイクリング紀行の連載です。今回は、木曽の中津川から神坂峠を越し、伊那から高遠、そしてスーパー林道・北沢峠を行った時の北沢峠周辺の情報についての話です。


「スポーツ車の系譜 その8 第1次の自転車とサイクリングのブーム」

この記事は、「日本のスポーツ車その足跡を探る」とした企画で、今井編集長執筆による連載です。今回は、1955年頃から始まったサイクリングブームで普及した、当「時ツアー車」と呼ばれていた自転車の仕様や、レンタサイクルが相当盛んになったことなどを解説しています。


「フランスで見たこと、考えたこと」

この記事は、今井編集長による、この年の世界選手権見物に訪れた道中の見聞録です。今回は「〈3〉国際ツーリスト週間(2)」と題してツーリスト週間の実際、申し込みからイベント参加まで、出発点が5か所で全28あるコースの概要について紹介しています。


「フランス部品の展示会開かれる」

この記事は、東京池袋のサンシャインシティで3日間にわたった行われた、「フランススポーツ用品・ウエア・自転車部品展示会」の取材レポートです。記事では、CLB、アタックス、ユーレ、ユッチンソン、リジダ・AVA、マイヨール、ポートレートモラン、ソービッツ、ストロングライト、べロックス、ウォルバー各社の製品を写真入りで紹介しています。


「New Cycling SALON 読者応募 ツーリングレポート」

このコーナーは読者から寄せられたツーリングレポートを掲載しています。今回は2件掲載されており、1件目は「旅の実感にあふれた東本州の旅」と題して、大学のクラブで東北を走った夏合宿後、仙台、天童、磐梯、日光、軽井沢、甲府、平塚と走った時のことをレポートしています。


「New Cycling SALON 読者応募 ツーリングレポート」

このコーナーは読者から寄せられたツーリングレポートを掲載しています。今回は2件掲載されており、2件目は「厳冬期の北八ッ行」と題して、茅野駅からさらにバスで輪行してきた渋の湯から高見石小屋、白駒池を経由、信州峠を越えて韮崎駅まで走った2日間のことをレポートしています。


「New Cycling SALON LETTER TO EDITOR(お便りから)」

このコーナーは、読者から編集部あてに寄せられた便り等を紹介しています。今回は11月号に掲載された山岳サイクリングに対する意見に対する疑問、奈良井林道から権兵衛峠に関する情報が寄せられています。


「New Cycling SALON 製品MEMO」

このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今回は、自転車の置き物「アクション&モーション」や、シクロウネの冬用ウェア、指付手袋、他を取り上げています。


目次にはありませんが、128ページには「New Cycling SALON お知らせ」のコーナーが掲載されています。今回はサイクリングクラブ連絡協議会からのお知らせとして、「第11回クラブラリー終わる」と題したイベント報告を掲載しています。


「New Cycling SALON 会報すくらっぷ」

このコーナーでは、各地のサイクリングクラブの情報を紹介しています。今回は、ペンギンサイクリングクラブ、港サイクリングクラブ、北大阪サイクリングクラブ、ミノムシサイクリングクラブ、日本サイクリスツツーリングクラブ京都、両国サイクリングクラブ、名古屋サイクルフレンズ、CYCLOTOURISTE昴の各クラブから会報情報が寄せられています。


1981年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「モノックス」でした。

コメント

このブログの人気の投稿

ニューサイクリング 1989年1月号(No.294)

ニューサイクリング 1985年3月号(No.247)