投稿

12月, 2021の投稿を表示しています

Derailleurs of the World SHIMANO編

イメージ
 本日の商品紹介 今回も自転車変速機のデータブックのご紹介です。 「Derailleurs of the World SHIMANO編」は、2020年に発行された、CAMBIO工房さんの変速機データブックシリーズ第5弾です。 シマノ編の目次を見ると、「リアディレイラー・スライドシャフトタイプ」「リアディレイラー・パラレログラムタイプ」「リアディレイラー・インデックスタイプ」「フロントディレイラー」「シフトレバー」となっています。 このデータブックシリーズは、各メーカーの初期から、概ね西暦2000年頃までの製品が網羅されています。 ただし、シマノ編のみは例外で、デュラエースとXTRは同書制作時の最新モデルまでを網羅したそうです。 リアディレイラーのページを見ると、デュラエースは9000系までが掲載されていました。 このデータブックでは、シマノが外装変速機の生産を始めてから最新のデュラエースまでが網羅されています。 今年100周年を迎えたシマノ。同社では、100周年記念写真集として「SHIMANO 100 WORKS」を限定発行しました。この写真集はシマノの各製品が掲載されているものと思います。 自転車愛好家の方々には、このデータブックを手に入れていただき、シマノ100周年と共にシマノ自転車変速機生産65周年に思いを馳せていただきたいです。

Derailleurs of the World Huret編

イメージ
 本日の商品紹介 今回も自転車変速機のデータブックのご紹介です。 「Derailleurs of the World Huret編」は、2018年に発行された、CAMBIO工房さんの変速機データブックシリーズ第4弾です。 このデータブックは、各メーカーの初期から、概ね西暦2000年頃までの製品が網羅されています。 同書で取り上げられているユーレーは、ユーレーブランドはもちろん、SRAM社に買収される前のザックス(・ユーレー)ブランドまでが網羅されています。 ユーレー編の目次を見ると、「リアディレイラー・スライドシャフトタイプ」「リアディレイラー・パラレログラムタイプ」「リアディレイラー・インデックスタイプ」「フロントディレイラー」「シフトレバー」となっています。 ユーレーは、タケノコ変速機からインデックスタイプまで長きにわたり製品を生み出していましたが、製品バリエーションは比較的少ないようです。その代わりに、ひとつの製品を改良しつつ、永らく生産していました。 自転車愛好家には、サンプレと共に人気の高いユーレー。特にアルビーは生産期間も長いので、同時代性のある方も多く、幅広い年齢層に人気があると思われます。 このデータブックでは、アルビーはじめ各モデルを詳細に分類して紹介しております。ユーレーの製品に興味があるけれども、手持ちの、またはほしい製品がいつの時代のものかよくわからない。製品寿命が長いとありがちな疑問にもこのデータブックが答えてくれるものと思います。

Derailleurs of the World SUNTOUR編

イメージ
 本日の商品紹介 今回も自転車変速機のデータブックをご紹介します。 「Derailleurs of the World SUNTOUR編」は、2016年に発行された、CAMBIO工房さんの変速機データブックシリーズの第3弾です。 そして、サンツアー編は2分冊となっています。現在までに発行されたデータブックシリーズでは最大ボリュームとなります。 このデータブックは、各メーカーの初期から、概ね西暦2000年頃までの製品が網羅されています。 サンツアーは、現在も自転車パーツを製造しているメーカーに社名として使われていますが、このデータブックで網羅されているのは、1995年に消滅するまでに製造されていたサンツアーブランドの製品となります。 サンツアー編ボリューム1の目次を見ると、「リアディレイラー・スライドシャフトタイプ」「リアディレイラー・パラレログラムタイプ」となっています。 古くからあるメーカーなので、タケノコ変速機から製品がありますし、パンタタイプは膨大なバリエーションがあったようです。その為、リアディレイラーは1冊に収まらず、ボリューム2の紙面も1/3程を占めるに至っています。 そのボリューム2の目次ですが、「リアディレイラー・インデックスタイプ」「フロントディレイラー」「シフトレバー」「シフトレバー・ハンドルマウントタイプ」となっいます。 シフトレバーといえば、フレームのダウンチューブにシングルまたはダブルレバーというのが一般的なイメージかと思います。 ここで紹介されているハンドルマウントタイプというのは、主にマウンテンバイクに使用されたシフターとなっています。ここからも、サンツアーの製品範囲の広さがうかがえますね。そして、サンツアーにはコマンドシフトという、ロード用の手元シフトの先駆けといえる製品もラインナップされていました。 サンツアーの名を関したメーカーは現在も存在しますが、自転車愛好家に人気があるのは、岩井サンツアーに始まるサンツアーブランド製品が多いことでしょう。 そういう意味では、このデータブックを手に入れれば、過去のサンツアーブランドのディレイラーは網羅的に情報を持つことができます。 サンツアーファンとしては、是非持っておきたい1冊といえるでしょう。 また、日本のマスプロメーカー車ファンにとっても、レストアパーツの情報源として備えておくと便利な1冊

Derailleurs of the World SIMPLEX編

イメージ
 本日の商品紹介 今回は前回に続き、自転車変速機のデータブックをご紹介します。 「Derailleurs of the World SIMPLEX編」は、2014年に発行された、CAMBIO工房さんの変速機データブックシリーズの第2弾です。 このデータブックは、各メーカーの初期から、概ね西暦2000年頃までの製品が網羅されています。 サンプレックスは、西暦2000年を迎える前に消滅していますので、実質的にこのデータブックですべての期間が網羅されていることになります。 サンプレックス編の目次を見ると、「リアディレイラー・スライドシャフトタイプ」「リアディレイラー・パラレログラムタイプ」「フロントディレイラー」「シフトレバー」に大別されています。 リアディレイラーに「スライドシャフトタイプ」「パラレログラムタイプ」という、あまり聞きなれない言葉があります。古くからの愛好家の方にはなじみのある言葉かもしれませんが、若い方には「?」という方もいることと思います。 このデータブックには、本文の前に「各部の名称」というページがあります。ここに掲載されているリアディレイラー2つのうち、上が「スライドシャフトタイプ」、真ん中が「パラレログラムタイプ」になります。俗にいう「タケノコ」が上「(縦)パンタ」が真ん中ですね。 なお、このページには登場していませんが、カンパ編には無かった「シフトレバー」の項目がサンプレ編から登場しています。 サンプレ編のページ構成は、「シフトレバー」も含めカンパ編と同様、写真(一部イラスト)、製品説明、型式名や製造期間等を個別に記載して紹介する形となっています。 メーカー自体は無くなってしまっていますが、自転車愛好家に今も根強い人気のあるサンプレ。 サンプレの新製品が出てくることはありませんので、このデータブックがあれば、自身が保有している、また入手したいサンプレのディレイラーについての情報は、全網羅されていることになります。 自転車愛好家、サンプレ愛好家には必携の1冊といえるでしょう。

Derailleurs of the World Campagnolo編

イメージ
本日の商品紹介 今回は、先日もお知らせいたしました自転車変速機のデータブックをご紹介します。 「Derailleurs of the World Campagnolo編」は、2012年に発刊された、CAMBIO工房さんの変速機データブックシリーズの第1弾となる本です。 このデータブックは、各メーカーの初期から概ね2000年頃までの製品が網羅されています。 カンパニョーロ編の目次を見ると、「リアディレイラー・ノンインデックスタイプ」「リアディレイラー・インデックスタイプ」「フロントディレイラー」に大別されています。 各製品は独自に撮影した写真とともに、製品説明と型式名や製造期間等を個別に記載して紹介されています。 同製品でマイナーチェンジが行われている場合は、変更毎に個別紹介されており、比較写真を掲載して変更点がよくわかるように工夫されています。 自転車愛好家の方の中でも変速機をコレクションされている方は多いと思います。 このデータブックがあれば、自身が保有しているディレイラーがいつ時点の製品なのかを明確にすることができます。 また、自転車を組む際には、時代性を合わせながら部品構成を考える為の資料としても有用なものだと思います。

年末年始の営業ご案内

12/26(日)は、轍堂2021年最後の店舗営業日となりました。 年明け、2022年の1/1(土)と1/2(日)は店舗営業をお休みさせていただきます。 皆さま、良いお年をお過ごしください。

ニューモデルマガジンX創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「ニューモデルマガジンX」の創刊号です。 実は同誌には創刊号の文字はどこにもありません。さらに、表紙の誌名の上には「モーターファン別冊 新車情報専門誌」とあります。当時はあくまでも別冊扱いで独立誌としての創刊とはとらえられていなかったようです。 こちらも発売はモーターファンを発行している三栄書房(当時)ですが、編集発行はムックハウスとなっています。 現在のマガジンXは、ムックハウスが三栄書房から独立していますので、わかりやすい構図になっていますね。 内容については、創刊以来現在まで変わらずにきていますので、言わずもがなですね。 創刊当時はメーカー等から煙たがれる存在だったと思いますが、その存在が広く一般ユーザーに認知されるにしたがって、メーカーから、ティーザーの一環として情報リークが行われることも出てきたといううわさも聞いたことがあります。 自動車雑誌としては、貴重な存在といえるでしょう。

afクラシック創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「オートファッション(af)クラシック」の創刊号です。 オートファッションは、ドレスアップカー雑誌の草分けです。オートファッション誌はその後、afインプ(輸入車系)、afクラシック(旧車系)等と分化していきました。 afクラシックの創刊号は1993年11月号。出版社は一般とちょっと違った形態で、発売は交通タイムス社。そして、編集発行がマガジンメーカーズとなっています。 内容は、その誌名通りクラシックカー、といっても本当に古いクラシックカーではなく、今でいう所謂旧車、概ね1960年代以降のクルマを取り上げています。 その登場するクルマ達も、ユーノスロードスターのクラシックモデファイは登場しますが、その他の旧車達は基本オリジナルの状態で登場しています。 今でこそ、旧車に現代の信頼性や快適性を与えるレトロフィット等が認知されていますが、当時の旧車はやはりオリジナルを良しとする風潮が強かったようです。 30年ほど前に登場した同誌ですが、すこし時代を先取りしすぎた登場だったのかもしれません。

レブスピード創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「REV SPEED」の創刊号です。 レブスピードは、現在も刊行されていますのでご存じの方は多いと思いますが、創刊号は1991年1月号で発行は武集書房です。聞きなれない出版社名ですが、後のニューズ出版、現在は三栄書房と合併し三栄となっています。 内容は、国内外のハイパフォーマンスカーを中心にスポーツ性の高い車種に取り上げています。読者層は所謂「走り屋」それもモータースポーツ志向の強いユーザーを意識しているようにも感じます。 創刊号には、巻頭に「創刊宣言」として「私たちは主張します クルマはスポーツです。」と題しています。宣言文の冒頭から引用すると「クルマそのものが、もっと、もっとスポーツである。私たちのこんな気持ちが新しい4輪誌をスタートさせる大きなきっかけとなりました」とあります。 この創刊号からは、クルマを走らせる。それもスポーツドライビングを主眼に置くという熱い気持ちが感じられます。また、単にクルマだけではなく、開発する人、運転する人等、クルマを様々な立場から運転する人にも意識を向けているように感じます。

モーターレビュー創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「Motor Review」の創刊号です。 この雑誌は、総合広告代理店の有朋社が発行したもので、有朋社サイトの沿革を見ると「1988(昭和63年) 4月 ビンテージカー専門誌「モーターレビュー」を創刊。」となっています。雑誌モーターレビューの創刊号は1988年6月号です。 この雑誌の方向性については、編集後記にある編集長のコメントの一部を引用すると「「夢」「心」「熱」をもって、モーターレビューは紙面づくりに取り組んでいきます。」とあります。 紙面は、沿革にもある通りビンテージカーを主体に取り上げています。また、創刊号の特集では、30ページ以上もカーラーページとなっています。編集長のコメント通り、紙面づくりにはかなり力を入れていることがうかがえます。

オプション創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「OPTION」の創刊号です。 オプションは、モーターファンで知られる三栄書房(当時)が創刊した、チューンドカー雑誌です。創刊号は1981年6月号ですから、この手の雑誌の先駆けといってよいでしょう。 当時、紙面は新車(ノーマルカー)を取り上げることが主体といってよい自動車雑誌にあって、チューニングを主体とした紙面構成となっていたオプションは斬新だったのではないでしょうか。それも王道的自動車雑誌であるモーターファンを出版してた三栄書房から出たというのも、驚きに値すると思います。 そして、モーターファンが書籍版休刊となる中、現在も電子版と共に紙の雑誌が出続けていることを考えると40年前にオプション誌を出すと決めたのは、先見の明があるといってもよいのかもしれませんね。

タルガ創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「TARGA」の創刊号です。 この雑誌、誌名の「TARGA」の上に「motor magazine」とあります。創刊号は1991年7月号でモーターマガジン誌のスピンアウト誌と位置付けられる雑誌といえるでしょう。 内容ですが、モーターマガジンが新車情報や比較テスト等のクルマ本体、言い換えればハードウエアに主眼を置いていたのに対し、タルガは自動車にまつわる文化に焦点を当てた、ソフトウエア中心の紙面となっています。 高度経済成長からバブル景気を経て、日本が物質的に満たされてきた。モノを所有するという局面から、持っているモノで何をするのかということを考える局面に移行し始めた時期。 タルガが創刊されたのは、クルマを所有するということが目的だったところから、何かの目的の為にクルマを使うということにユーザーの関心が移って来た為ではないでしょうか。 クルマ自体は形として残っていますが、文化は無形のものです。当時のクルマ文化を知るには、タルガのような雑誌を見ることが有用ではないでしょうか。

オートス創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 今回ご紹介するのは「AUTOS」の創刊号です。 この誌名は聞いたことが無い方がほとんどではないでしょうか。 1991年6月に創刊されていますが、発行したのは経済新報社です。社名の通り、経済関係の雑誌・書籍を主に出版している会社で「会社四季報」はご存じの方も多いと思います。 経済分野主体の出版社がクルマ分野に出てきたということは、当時はそれだけクルマ雑誌の需要があったということなのではないでしょうか。 バブル期には、雨後の筍のように多くの自動車雑誌が創刊されました。そして、現在まで続く長寿雑誌と短期間でいつの間にか消えてしまった雑誌といったパターンに二分されていたと思います。 この雑誌も、バブル期の自動車雑誌の盛り上がりに華を添えた1誌といえるでしょう。

デイトナ創刊号

イメージ
 本日の商品紹介 開店当初に、このページで自動車雑誌の創刊号をご紹介させていただきました。 その時は、カーセンサー、そしてオートクラブの創刊号でした。 その続きとなりますが、今回から当店に在庫しております自動車雑誌の創刊号をご紹介させていただきます。 まず始めは、ご存じの方も多いと思われる雑誌「Daytona」から。 デイトナは、1991年7月に創刊されました。表紙に「Total concepter所ジョージ」とあるように、所さんの趣味が色濃く反映されている雑誌です。 現在も発行されていますので、30年続いていることになります。昨今の活字離れや老舗雑誌の休刊・廃刊がある中、いまだに人気を誇っているのはすごいことです。 現在もデイトナを購読されている読者には、創刊当時がどのような内容だったのかを見ていただきたいですね。

自転車と旅

イメージ
 本日の商品紹介 今回は自転車雑誌「自転車と旅Vol.2」のご紹介です。 この雑誌は、様々なスタイルの自転車旅を紹介している雑誌です。現在は残念ながら休刊となってしまっているようで、ご紹介する号も2010年の発行と10年以上経っています。 この号での特集はキャンピングです。表紙で「総力特集」と謳っているように、目次を見ても、自転車のスタイル別に「モダンツーリングバイク」「トラディショナルランドナー」「本格キャンピング」「クロスバイク+α」「フォールディングバイク」「デザイナーズ・ミニベロ」と6つのカテゴリーに分けて紹介されています。 先日開催された「秋ヶ瀬の森バイクロア11」では、2日間開催ということもあり、会場内でのキャンプOKのイベントでした。荷物を満載した自転車も様々なスタイルでした。 キャンプツーリングは、ホテル宿泊のツーリングや、まして日帰りツーリングとは違い、ハードルが高く感じます。 そのような時は、同書のようなキャンプツーリングの教科書を手に入れてみるのが実践までの近道ではないでしょうか。

The high-Tech Bicycle

イメージ
本日の商品紹介 今回は1982年にアメリカで発行された「The high-Tech Bicycle」です。 目次は、序章、背景、競技・・・と続きますが、内容的には当時(1982年)の最新の自転車やパーツ類の紹介が多くなっています。 「Cycle Racing」の章では、現代の我々から見るとクラシックロードといえるようなロードレーサーが紹介されています。 「High Tech Components」の章でも、当時の最新、今から見ると愛好家が好むようなオールドパーツが多く紹介されています。その中には、日本メーカーのパーツも含まれております。 書名で謳っているハイテクはあくまで当時のものです。その内容は今となってはオールドレーサーやオールドパーツが写真入りで紹介されているヴィンテージパーツ図鑑のようです。古物愛好家の方にとっては、写真だけでも価値のある内容となっているのではないでしょうか。

The Bicycle Wheel

イメージ
 本日の商品紹介 今回のは自転車のホイールについての書籍、こちらもズバリな題名で「The Bicycle Wheel」。1981年にアメリカで発行された書籍です。 同書は3章立てでホイールについて述べられています。第1章はスポークホイールに関する理論として、ホイールの負荷、強度、構成部品、組立設計などについて記述されています。 第2章は、ホイールの組み立てと修理について、第3章はホイールに関する数式が紹介されています。 ホイールの組み立てについては、図版入りで解りやすい内容となっています。 最近のホイールは、完組みといわれるメーカーで組み上げられたものがほとんどです。しかし、一部にはハブ、リム、スポークをショップや自身で組み上げる手組みホイールも多く使用されています。競輪は一部を除き、NJSで定められた手組みホイールが使用されています。 手組ホイールの魅力は、なんといっても自分好みのパーツを使用して組み立てられることです。オールドパーツ等、ハブ、リム、スポークに好みのメーカーのものを用いる。また、ある程度の範囲では、ホイールの強度や乗り心地を組み方によって調整することができます。 手組みでホイールを組む際には、同書のような理論と実技に関する参考書があると心強いのではないでしょうか。

自転車の歴史

イメージ
 本日の商品紹介 今回は和書、題名もズバリ「自転車の歴史」です。 自転車が発明されてから現代までの歴史がつづられています。 同書は自転車の歴史について書かれたものですが、目次を見るとお分かりになると思いますが、前半は人物に焦点を当てた形でつづられています。 後半は自転車産業という視点で、業界全体を俯瞰する視点でつづられています。そして、内容については、文章だけではなく、図版もふんだんに使用されています。 歴史を綴った書物というと、文字ばかりのやや堅苦しい印象を持ちがちだと思いますが、同書は文字だけでは判りずらい内容も豊富な写真などによってイメージが掴みやすいものとなっいます。 今まで自転車をレジャーや趣味として乗って来たけれども、そもそも自転車の歴史はどういったものなのだろう。このように、自転車の歴史に興味を持たれた方には、自転車の歴史書入門編してとっつきやすい内容になっていると思います。

The New Complete bicycling

イメージ
 本日の商品紹介 今回は1970年にアメリカで初版が発行された自転車本です。 内容は自転車全般に関するハウツー的な内容ですが、総ページ数が500ページ以上とかなりのボリュームがあります。 また、同書にはテクニカルデータブック的な側面を持っており、各部のサイズデータや、パーツの分解図なども多く掲載されています。 オールドパーツは、現在のようにコンポーネント化されていないため、複数メーカーのパーツで組むことも可能でした。反面、各メーカー独自の規格としているパーツもありましたので、互換性に関する知識を持っていないとうまく組めなかったり、組めてもうまく動かないということもあります。 同書は1970年代の発行ですので、当時のパーツ関係のデータや互換性検証の参考資料となるのではないでしょうか。

ぼくらの自転車学校

イメージ
 本日の商品紹介 今回は、自転車のテキスト的な書籍「ぼくらの自転車学校」です。 同書は大きく5つの章に分かれており、各章の題名は ・自転車で楽しく走るための運転技術 ・自転車で安全に走るためのルール ・自転車のレクリエーション サイクリング ・安全で楽しいサイクリングのやりかた ・おぼえておきたい自転車の知識 となっています。 自転車に乗るための基礎的なことから、実際にサイクリングをするための知識について書かれています。 ところで、この本の奥付を見てみると 発行者「今井彬彦」発行所「サイクル出版」となっています。これを見ただけで、もうお分かりの方もいらっしゃると思いますが、同書は自転車雑誌ニューサイクリングを発行していた出版社により発行されたものです。 同書は、「安全で楽しく自転車に乗るためのテキスト」と謳っているように決して珍しい内容ではありません。しかし、「今井編集長」が携わった書籍という点では、貴重なものといってもよいのではないでしょうか。

LE CYCLE ET LA POSTE

イメージ
本日の商品紹介 今回は洋書、1988年にフランスで発行された書籍「LE CYCLE ET LA POSTE」です。 フランス語の書籍で、内容は郵便局による自転車の利用に関することと、自転車関連の郵便切手を紹介しているものです。 前半は、郵便局による自転車に関する内容で、フランス語で書かれております。 後半は、各国の図柄に自転車を描いた郵便切手を写真で紹介されています。 郵便切手の紹介ページは、外国語を解さなくても、目で楽しめる内容となっております。 切手の掲載は、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア等、多くの国が網羅されています。内容的には、自転車愛好家にとって楽しい内容ですが、切手コレクターにとっても貴重な資料となるのではないでしょうか。

秋ヶ瀬の森バイクロア11無事終了

秋ヶ瀬の森バイクロア11への出展、無事終了することができました。 ブースにご来場の皆様、ありがとうございました。 両日とも忙しく、結局会場を見て回ることはできませんでした。 次回は、時間の余裕をもって準備し、参加できればと思います。 ブースからは、レースコースを少し見ることができました。レースは色々なカテゴリーで行われているのですが、特に印象的だったのは、ストライダーのキッズレース。何十人もの子供達がレースをしているのを見て、バイクロアは素晴らしいイベントだと思いました。

秋ヶ瀬の森バイクロア11

イメージ
 今日4日と明日5日は、さいたま市秋ヶ瀬公園で開催されているバイクロアに出展しております。とても大きな大イベントで、お客さんの数がすごいです。轍堂のブースにも、友人はじめ多数のお客様に来ていただきました。 来客があるのはとても嬉しいのですが、 途切れることの無い来客でトイレ以外はブースから出られませんでした。その為、会場内で他にどんなブースが出展されているかを見て回ることは全くできませんでした。 やぱり、この規模のイベント出展では、常にブースに数人いる運営をしないと大変です@@  バイクロアは、明日5日の日曜日も開催です。 商品の補充をして、またイベント開催時間内に展示商品の入れ替えも行う予定です。 日曜は気温が低いようですが、天気は良いようです。秋ヶ瀬公園は公園内の無料駐車場も多くありますのドライブがてら、また風があまりなければサイクリングがてら、ご来場いただけるようお待ちしております。

バイクロア出展のお知らせ

本日はイベント出展のお知らせです。 今週末、12月4日・5日の2日間、さいたま市秋ヶ瀬公園で開催される「秋ヶ瀬の森バイクロア11」にブース出展いたします。 当日は、自転車関連の古書(雑誌、書籍、カタログ)、オールドパーツ等を販売予定です。 なお、4日5日は春日部の店舗営業をお休みさせていただきます。 バイクロア当日は、各種イベントやレースが予定されております。レース観戦やサイクリングで会場へお出でいただくとともに、轍堂ブースにもお立ち寄りください。 イベント詳細は、バイクロアホームページにてご確認ください。 https://bikelore.jp/2021/

ブーツグラス

イメージ
 本日の商品紹介 今回はブーツグラスのご紹介です。 大きさは少し小ぶりなもので、高さは10cm程度です。自転車が描かれている下には、「Royal NORTON」とあります。おそらく、ノートン自転車工業さんがノベルティか何かで作られたものでしょう。 サイズがビアホールなどで見るような大きなものではありません。350mlの缶飲料でも1回ではすべて注ぎきれない程度と思います。 このようなサイズですので、実用使いの他に、棚に飾っておくにも良いのではないでしょうか。