ニューサイクリング 1985年2月号(No.246)

本日の1冊

今回は「ニューサイクリング 1985年2月号」を取り上げます。

ニューサイクリングの1985年2月号は、通巻246号です。

この号のカラー口絵は「ワンショット 峠の下りで」「矢ノ川峠」「旅の変わり目」です。

通巻246号の目次をページ順に追うと、

16 恒例 '85 読者年賀状コレクション

28 レポート、話題のホイールを追って ディスク・アンブロッシオの正体

40 青森ー下関1623km96時間の挑戦

54 ニューパスハンティング パノラマルート、金時山を巡る峠と林道 長尾峠・新矢倉沢峠・足柄峠・坂田峠

64 連載紀行 西上州(四)厳冬

74 自転車大好き人間のヨーロッパ旅行

86 乗る人見る人自転車道楽 ●番外編 薛雅春

94 ALEX MOULTON

96 製品メモ

102 使ってみたら ロビロンアンダー

104 気になる風景 源流志向

106 私のミニガイド(2) 長さんのやぶにらみ旅日記

112 NCサロン

116 長野県西部地震後の白巣峠と滝越

となっています。

主な記事の内容を以下にご紹介します。

※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。


「恒例 '85 読者年賀状コレクション」
このコーナーは2月号の恒例で、読者やクラブなどから編集部に届いた年賀状を紹介しています。この年は、67通の賀状を掲載しています。


「ディスク・アンブロッシオの正体」

この記事は、スギノテクノ開発室で行われたアンブロッシオ製ディスクホイールの分解調査に立ち会った編集部によるレポートです。レポートでは、ホイールの各部をカットした細部の写真を掲載しながらその構造を紹介しています。それに加えて、杉野社長および同社開発部員へディスクホイールに対する考察について聞いた話をまとめた記事も掲載されています。


「青森ー下関1623km日本海ルート無伴走・単独96時間への挑戦(1)」

この記事は、青森から下関までを単独・無伴走での走破に挑戦した筆者による挑戦記録です。2回に渡るレポートの1回目は、始めにこのチャレンジをする発想を得たきっかけと、これまでに5回挑戦したうちの1回目から4回目までの各回の途中経過と挑戦の結果を述べています。次に5回目の挑戦にあたっては今までと逆の下関から青森へ向かうルートとしたうえでトレーニングを強化したこと。そして5回目の挑戦をスタートした前半、700km程走った敦賀手前あたりまでの様子をレポートしています。


「ニューパスハンティング (5)」

この記事は、林道や峠を主体に地図とともに写真を多数掲載して案内するコースガイド企画の連載です。今回は「パノラマルート、金時山を巡る峠と林道」と題し、長尾峠・新矢倉沢峠・足柄峠・坂田峠を紹介しています。今回走っているルートは、御殿場駅をスタートして国道138号を辿って芦ノ湖スカイラインの分岐から長尾峠を目指して越えて国道138号に出てから明神林道に入り、矢倉沢峠、黒白林道、足柄峠、坂田峠と巡ってから林道出口で国道138号に出て御殿場駅に戻る約56kmになっています。


「連載紀行4 西上州 新春」

この記事は、筆者が10年間、65回、延べ130日に渡る西上州ツーリングをしたまとめとして、主に初冬から晩春にかけてを季節ごとに書いたサイクリング紀行の連載です。今回は厳冬に訪れた、信濃川上駅から大蔵峠、臨幸峠、小海、峠の湯、矢沢峠、勧能、塩ノ沢峠、浜平鉱泉、4日目の諏訪山登山、野栗峠、オバンドウ峠、志賀坂峠と巡って西武秩父駅に至る4泊5日の旅の様子を綴っています。また紀行文の後には、5日間の旅の行程と、臨幸峠、矢沢峠、塩ノ沢峠、野栗峠・明家の執筆時点での状況を紹介しています。


「自転車大好き人間のヨーロッパ旅行」

この記事は、常に自転車と共に旅していた筆者が、自転車無しで海外旅行へ出た紀行文です。最初はツール・ド・フランスの山岳ステージと最終日を観戦。以降はオランダ、デンマーク、ベルリンの壁崩壊前の東西ドイツ、スペインの博物館や自転車にゆかりのある場所巡り。憧れであったイタリアのマドンナ・デル・ギザロ教会訪問の話、そしてパリの自転車屋さん巡りなどもガイド風にレポートしています。


「乗る人見る人 自転車道楽 第16回」

この記事は、様々な分野のサイクリスト・自転車愛好家を訪ね、その人物と自転車を紹介するコーナーの連載です。今回は「用途それぞれ別の顔」と題し、番外編第二弾として編集部の薛雅春氏を、そして氏の所有車であるトーエイの650Aオーバーサイズの旅行車を紹介しています。

※本文タイトルでは「第16回」となっていますが、実際の連載回数は15回目となります。


 「ALEX MOULTON AM2&AM7」

この記事は、アレックス・モールトン日本発売のニュースです。発売されるのは前年のケルンショーで紹介された、内装二段のAM2と、外装七段のAM7。二つのタイプの価格および、ディテールを写真入りで紹介しています。


「製品MEMO」

このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今月号は、三ヶ島の「RX-1」、パールイズミの新素材ウエア、マッキンレーの新素材防寒具、ブルックスの「プロフェッショナル ナチュラルカラー」、ナショナルの「イージーオーダーフレーム」、ブリヂストンの「自転車用無段変速機」、他を取り上げています。


「製品メモ番外編使ってみたら」

この記事は、製品メモの番外編です。ここでは「ロビロン」と呼ばれる、ポリ塩化ビニール系繊維、クロロファイバーのアンダーウエアを2シーズン使用してみた、テストレポートです。レポートでは特長として繊維自体に吸湿性が無いことと保温性に優れていることを挙げ、それによる実使用時のメリットを述べています。


「気になる風景」

この記事は、サイクリングで訪れた場所の地名の由来や、その地域の風習などを綴る随想です。今回は「源流志向」と題して、日本人が川の上流に寄せる感嘆について語っています。


「私のミニガイド(2) 長さんのやぶにらみ旅日記」

この記事は、1984年12月号から始まった企画の連載です。今回は「MTCで走った二つのハイキングコース 足利市、行動山&深高山」と題して、ふたつのコースをガイドしています。ひとつは足利駅を基点に藤坂峠、馬打峠を越え浄因寺を経由する30kmのコース。もうひとつは渡良瀬川の葉鹿橋を基点に、松田川に沿って中井まで走ってから藤坂峠、馬打峠を越えてから再び中井まで行き、猪子峠を越えて小俣駅経由で葉鹿橋に戻ってくる30km程のコースとなっています。


「New Cycling Salon」

このコーナーでは、自転車に関する各種の情報や読者投稿などを掲載しています。今回は「INFORMATION」に、「バイコロジー市民シンポジウム」の開催情報、リトグラフ「CYCLING RACE」特別頒布の案内、新刊書「サイクル・ツーリング入門」の紹介、クラブ員募集、サイクリストカード作成の提案、盗難車情報が掲載されています。

「LETTER TO EDITOR」には、オランダ在住でチームパールイズミに所属している筆者からのクラブチャンピオン大会のレースレポートと、「輪行」という言葉の誤用の指摘とそれに対する編集部の「輪行」という言葉の発生経緯と用法の変遷の説明が掲載されています。

「NEW PASS HUNTTING 実走レポート」には、11月に大学サイクリングクラブの合宿で魚沼スカイラインを走ったレポートが2件届いています。

「林道情報」には、11月中旬頃の蝶ヶ原林道の道路状況の情報が寄せられています。


「長野県西部地震後の白巣峠と滝越」

この記事は、過去に王滝村滝越の調査を行ったという筆者が、被災後の1984年10月下旬に同地区を岐阜県側から徒歩で白巣峠を越えて訪れた現地の状況を伝えています。


1985年2月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「グランヴェロ500」でした。

コメント

このブログの人気の投稿

ニューサイクリング 1989年1月号(No.294)

ニューサイクリング 1985年3月号(No.247)