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ニューサイクリング 1998年8月号(No.410)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年8月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年8月号は通巻410号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、グランボア・ランドヌーズです。 410号の記事を目次で見ると、  6 My Favorite Bicycle 12 四国路を巡る旅 18 コッツウォルズの旅 24 猪苗代湖を囲む峠たち 36 自転車その馴染みと劣化 41 ダニエル・ルブールの世界〈10〉1950年 48 ネパールを走る3 54 NCクラブハウス 57 モノディスプレイ 58 For Sale For Wanted・情報通 となっています。 主な記事を紹介しますと、 「My Favorite Bicycle」は、グランボア・ランドヌーズです。GRAND BOIS(グランボア)は、京都にあるI's BICYCLE(アイズバイシクル)のブランドです。エルスの原点を考えたというこのグランボアは、オーナーおよびビルダーの土屋氏によって、8点の写真にスペック表を加えて6ページにわたって解説されています。 エッセイ・紀行文は、「四国路を巡る旅」「コッツウォルズの旅」「猪苗代湖を囲む峠たち」「ネパールを走る3」が掲載されています。 「自転車その馴染みと劣化」は、自転車使用中の機械的ななじみと人の慣れ、整備による人の感じる違和感等について述べたものです。 「ダニエル・ルブールの世界」は、6ページにわたりルブール氏の描いたイラストが、今号では珍しいルブール氏の描いた人物画を含めて紹介されています。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「サイクルシャトル レーシングチーム」を紹介しています。 1998年1月号の裏表紙広告はシマノ・XTRでした。

ニューサイクリング 1998年7月号(No.409)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年7月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年7月号は通巻409号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トーエイ・ランドナーです。 409号の記事を目次で見ると、  6 ネパールを走る2 14 3rd TOUR OF JAPAN 東京ステージ 18 My Favorite Bicycle 24 阿武隈高地の道 34 私の上信国境14 碓氷峠 37 ダニエル・ルブールの世界〈9〉1950年 46 フレームチューブ〈3〉引張り試験 50 私の山用自転車 54 NCクラブハウス 56 For Sale・情報通 57 モノディスプレイ となっています。 この号の目次のページですが、本誌では目次の見出し11件のうち8件でページが誤っています。このFBページでは、本文の掲載ページに合わせておりますので、本誌の目次とはページの表示が違っております。 主な記事を紹介しますと、 「ネパールを走る2」「阿武隈高地の道」「私の上信国境14 碓氷峠」は、サイクリング紀行、エッセイです。 「My Favorite Bicycle」は、ショップオーダーのトーエイ・ランドナーです。構想から製作までの経緯はオーナーとショップによる解説文で、自転車のディテールは写真13点を使って紹介しています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、「スポーツ車の黄金期」と題して1950年代に描かれたイラストを、9ページにわたって紹介しています。 「私の山用自転車」は、仕事でアメリカ赴任中にアメリカのMTBをマッドガードを付けるなどして、オーナーなりの山岳用自転車に改造した製作記です。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「むらさき凸坊RT」を紹介しています。 1998年1月号の裏表紙広告はシマノ・XTRでした。

入荷品 書籍のご案内

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 自転車関係の書籍、色々入荷いたしました。 サイクリングガイド、紀行文、ノンフィクション、児童書やアカデミックなもの。 ジャンルも様々です。

ニューサイクリング 1998年6月号(No.408)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年6月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年6月号は通巻408号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、サムソン・クルスルートです。 408号の記事を目次で見ると、  6 犀川沿いから差切峡、立峠へ 16 スワップミーティングに行こう 20 私の上信国境13 入山峠 24 富士吉田裾野 26 フレームチューブ〈2〉引張り試験 28 My Favorite Bicycle 36 桜峠  37 ダニエル・ルブールの世界〈8〉1950年 48 ネパールを走る 57 モノディスプレイ 58 For Sale・情報通 となっています。 主な記事を紹介しますと、 「犀川沿いから差切峡、立峠へ」「私の上信国境13 入山峠」「富士吉田裾野」「桜峠」「ネパールを走る」は、サイクリングの紀行文やエッセイです。 「スワップミーティングに行こう」は、現在自転車の古物商「浅麓堂」を営む中堀剛氏が、当時はまだ一般的ではなかった自転車のスワップミート、いわゆるフリーマーケットへのお誘いと参加時の心得などを書いたものです。 「My Favorite Bicycle」は、上記に登場した中堀氏がオーナーのサムソン・ロードレーサー2台です。1台はカンパ仕様、もう1台はシュパーブプロ仕様で、いずれもツーリスト向けのロードというコンセプトで製作されています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、8ページにわたり1950年のルブール作品が多数紹介されています。 「モノディスプレイ」では、「3RENSHO ツーリング」という3RENSHOブランドのガード付きモデルが紹介されています。 1998年6月号の裏表紙広告はシマノ・アルテグラでした。

ニューサイクリング 1998年5月号(No.407)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年5月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年5月号は通巻407号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トーエイ・タンデムです。 407号の記事を目次で見ると、  8 フレームチューブ〈1〉引張り試験 10 黄昏閑話「峠」 15 ダニエル・ルブールの世界〈7〉1949~1950年 34 峠 会津 大津枝峠  36 My Favorite Bicycle 44 お花見ポタリング 46 現行パーツで作ったスポルティーフ 50 私の上信国境12 和見峠 54 NCクラブハウス 58 情報通 57 モノディスプレイ となっています。 主な記事を紹介しますと、 「フレームチューブ〈1〉引張り試験」は、フレームチューブの各種試験を行ったレポートで、レポーターはアマンダスポーツの千葉洋三氏、他となっています。 「黄昏閑話「峠」」は、今井編集長が峠サイクリングに関して色々と綴った文になっています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、16ページにわたり1949年から1950年に描かれた作品を多数紹介しています。 「My Favorite Bicycle」は、トーエイ・タンデムスポルティーフです。このタンデムは、今号の東叡社広告に掲載されているものです。製作記と詳細については、5ページにわたり10点の写真および文章とスペック表を使ってつまびらかにしています。 「現行パーツで作ったスポルティーフ」ですが、本文中で実際に紹介されているのはプロムナードです。目次の題目が誤りとなっております。こちらは、手持ちのパーツおよび当時入手可能なパーツを使用しての、ご夫婦のプロムナード製作記となっております。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「3RENSHO朝練クラブ」を紹介しています。 1998年5月号の裏表紙広告は東叡社・タンデムツーリズムでした。

ニューサイクリング 1998年4月号(No.406)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年4月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年4月号は通巻406号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、ミソノイ・プロムナードです。 406号の記事を目次で見ると  8 My Favorite Bicycle 12 早池峰 24 25年前のエルス修正てんまつ記 30 私の上信国境11 矢川峠 34 '98ハンドメイドバイシクル展 38 あれから10年これから10年 43 アタック21 '97マウンテンクライムT.T.ランキング 47 ダニエル・ルブールの世界〈6〉1949年 53 モノディスプレイ  54 NCクラブハウス 58 For Sale・情報通 となっています。 主な記事を紹介しますと、 「My Favorite Bicycle」は、浜松のミソノイサイクルがオリジナルで設計したフレームを使用したポタリング車。フレームは独特で、前後異径サイズのホイール、シートチューブは途中から2本に分かれています。詳細は4点の写真を交え、3ページを使って説明されています。 「早池峰」と「私の上信国境11 矢川峠」は、サイクリング紀行、エッセイです。 「25年前のエルス修正てんまつ記」は、自転車産業振興協会の技術研究所にいらした井上重則氏がオーダーした自身のエルスのフレームを自ら修正するに至った顛末を綴ったものです。 「あれから10年これから10年」は、元プロロード選手の市川雅敏氏による、日本であまり知られていない欧州プロレースの実際やレースの内幕を紹介しているもので、今号の題目は「世界選手権I」となっています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、4ページにわたり、自転車各部や部品のイラストが紹介されています。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「東京サイクリストNET」が紹介されています。 1998年4月号の裏表紙広告は東叡社でした。

ニューサイクリング 1998年3月号(No.405)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年3月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年3月号は通巻405号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トーエイ・デモンタブルです。 405号の記事を目次で見ると 12 西上州早春賦PartVI 22 雪国の自転車 24 My Favorite Bicycle 33 ダニエル・ルブールの世界〈5〉1949年 46 あれから10年これから10年〈15〉 56 NCクラブハウス 58 私の上信国境10 香坂峠 62 モノディスプレイ 64 情報通 となっています。 なお、405号は目次のページと実際の掲載ページが一部異なっております。このFBページでご紹介しております目次のページは、実際の掲載ページでご紹介しております。 それともうひとつ、表紙の「My Favorite Bicycle」の「Bicycle」のスペルが1月号から3月号まで誤っています。 主な記事を紹介しますと、 「西上州早春賦PartVI」「私の上信国境10 香坂峠」は、エッセイやサイクリング紀行です。 「雪国の自転車」は、積雪地帯に住んでいるオーナーが冬の雪国での自転車事情や、そこで使用する為の自転車改造の工夫を紹介しています。 「My Favorite Bicycle」は、トーエイ・デモンタブルです。このデモンタは、オーナーが走り方とアッセンブルにこだわった1台であるとのこと。そのこだわりは、10ページを割いてオーナーによる文章と9枚の写真によって語られています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、10ページにわたり、自転車各部やパーツのイラストが多数紹介されています。 「あれから10年これから10年」は、元プロロードレーサーの市川雅敏氏による、日本であまり知られていない欧州プロレースの実際やレースの内幕を紹介しているもので、今号の題目は「スペインのレース・PartIII」となっています。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「エンジョイハウスサイクリングクラブ」を紹介しています。 1998年3月号の裏表紙広告はシマノ・フライトデッキでした。

ニューサイクリング 1998年2月号(No.404)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年2月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年2月号は通巻404号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トーエイ・クルスルートです。 404号の記事を目次で見ると 12 阿武隈丘陵冬紀行 18 あれから10年これから10年〈14〉 30 会津西街道の旅 33 ダニエル・ルブールの世界〈4〉1949年 42 坂本峠の思い出 46 My Favorite Bicycle  52 私の上信国境9 内山峠 56 水上自転車ボートレース 60 NCクラブハウス 63 情報通 64 モノディスプレイ となっています。 主な記事を紹介しますと、 「阿武隈丘陵冬紀行」「会津西街道の旅」「坂本峠の思い出」「私の上信国境9 内山峠」は、自転車関連のエッセイやサイクリング紀行です。 「あれから10年これから10年」は、元プロロード選手の市川雅敏氏による、日本であまり知られていない欧州プロレースの実際やレースの内幕を紹介しているもので、今号は「スペイン・サンセバスチャンのレース」がお題目となっています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、9ページにわたり、自転車各部やパーツのイラストが紹介されています。 「My Favorite Bicycle」は、トーエイ・クルスルートです。オーナーはカンパニューロが大好きということで、このトーエイもカンパニョーロにこだわったロードレーサーとなっています。そのカンパ好き、カンパへの思いについては、オーナー自らの5ページにわたる文章で綴られています。 「水上自転車ボートレース」は、浜名湖で開催された「ソーラー&人力ボート全日本選手権大会」とそこに出場している自転車愛好家の様子を伝えるものです。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「ESCA 東日本学生サイクリング連盟」を紹介しています。 1998年2月号の裏表紙広告はシマノ・フライトデッキでした。

京王閣競輪場サイクルフリーマーケット

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 昨日開催された、京王閣競輪場サイクルフリーマーケットは盛況でした。轍堂ブースにもたくさんのお客様がこられました。 午前9時の開場後、昼までは座る暇もないほどでした。午後に入ってもお客様はほとんど途切れることなくお見えになり、終了の午後2時近くになって、ようやく一息つけるといった感じでした。 部品関連も多く出ましたが、轍堂が主力としている書籍類も多く出ました。本に興味を持って下さる方がいるのは、喜ばしい限りです。 感染症拡大の影響で、京王閣フリマは3年ぶりの開催ということでしたので、やはりここに期待してこられた方が大勢いらしたのだと思います。 これからは、感染症が収束して自転車関連も含め、イベント開催が正常化していくと良いですね。

ニューサイクリング 1998年1月号(No.403)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1998年1月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1998年1月号は、通巻403号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トロンシェ・ランドヌーズです。 403号の記事を目次で見ると 12 新春エッセイ 峠 52 リリー・エルスとジャン・デュボア訪問 58 My Favorite Bicycle 64 NCクラブハウス 66 モノディスプレイ 67 情報通 となっています。 主な記事を紹介しますと、 「新春エッセイ」はこの時期のニューサイ恒例の1月号の特集で、1998年のお題は「峠」でした。23篇のエッセイが掲載されており、投稿者には「浅麓堂」の中堀剛氏、「オオマエジムショ」の大前仁氏、「長谷川自転車商会」の長谷川弘氏等が名を連ねています。 「リリー・エルスとジャン・デュボア訪問」はルネ・エルスの店を閉じてから11年、筆者がリリーとジャンの近況をニューサイ読者に伝えるべく渡仏し、二人の自宅を訪れた時の様子が綴られています。 「My Favorite Bicycle」は、新田眞志氏が主宰するアトリエ・トロンシェのランドナーで、オーナーは女性の方です。女性用というとミキストを思い浮かべますが、紹介されているとトロンシェはホリゾンタルのダイヤモンドフレーム。さらに、フレーム製作は東叡社ということで、この自転車はトロンシェとトーエイのダブルネームになっています。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「大師サイクリングクラブ」「京浜ピストクラブ」「フォーバレー」が紹介されています。 1998年1月号の裏表紙広告はシマノ・アルテグラでした。

ニューサイクリング 1997年12月号(No.402)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1997年12月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1997年12月号は通巻402号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、トーエイ・スポルティーフです。 402号の記事を目次で見ると 12 猪苗代 湘南の峠 19 ポリー・ジャポン'97 20 My Favorite Bicycle 28 伊勢参宮街道を辿る 35 ダニエル・ルブールの世界〈3〉1948~1949年 52 キャロル・キングを聴きながら 54 私の上信国境8 星尾峠 58 NCクラブハウス 61 情報通 62 モノディスプレイ 65 '97年 総目次 となっています。 主な記事を紹介しますと、 「猪苗代 湘南の峠」「伊勢参宮街道を辿る」「キャロル・キングを聴きながら」「私の上信国境8 星尾峠」は、自転車関連のエッセイやサイクリング紀行です。 「ポリー・ジャポン'97」は、この年で第5回目となるポリー・ジャポンの今井編集長によるレポートです。ポリー・ジャポンは、ここ数年コロナ禍の影響で中止が続いていますが、現在も存続している息の長いイベントです。 「My Favorite Bicycle」は、パリ―ブレスト―パリタイプのトーエイ・スポルティーフです。掲載当時のオーナーは、サイクリングクラブ「サイクリストクラブ はづき」の代表を長らく務められた方です。このコーナーは、オーナーによる紹介文および6点の写真により構成されています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、14ページにわたり、2台の完成車イラストを含む自転車各部や工具のイラストが紹介されています。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では埼玉県の「チームエラン」を紹介しています。 1997年12月号の裏表紙広告はシマノ・アルテグラでした。

ニューサイクリング 1997年11月号(No.401)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1997年11月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1997年11月号は、通巻401号です。 カラーの口絵は、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられている、ダレデンヌのタンデムです。 401号の記事を目次で見ると  12 私の旅  14 主婦二人、北海道を走る  20 My Favorite Bicycle  26 ドイツ・ロマンチック街道を走る  36 私の上信国境7 田口峠  39 ダニエル・ルブールの世界〈2〉1948年  58 NCクラブハウス  61 情報通  63 For Sale・モノディスプレイ  64 NC400号記念パーティから となっています。 主な記事を紹介しますと、 「私の旅」「主婦二人、北海道を走る」「ドイツ・ロマンチック街道を走る」「私の上信国境7 田口峠」は、自転車関係のエッセイやサイクリング紀行です。 「My Favorite Bicycle」は、1947年製のダルデンヌ・クラシックタンデムで、2ページにわたるオーナーによる紹介文および8点の写真とキャプションによる構成となっています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、15ページにわたって多数のイラストが紹介されています。 「NCクラブハウス」は各地のサイクリング・レーシングクラブを紹介するコーナーで、今号では「朋輪クラブ」「カミヤレーシング」「カミヤウィークエンドライダーズ」の3クラブが紹介されています。 1997年11月号の裏表紙広告はシマノ・アルテグラでした。

ニューサイクリング 1997年10月号(No.400)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1997年10月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1997年10月号は通巻400号、当時の通常号が総ページ70ページのところ、110ページの増大号となっています。 カラーの口絵は、加藤一画伯の「SPRINT」とアレックス・サンジェのミキストです。サンジェは、「My Favorite Bicycle」コーナーで取り上げられており、オーナーは新田眞志氏です。 400号の記事を目次で見ると  16 My Favorite Bicycle  26 第14回シマノ鈴鹿ロード  29 ダニエル・ルブールの世界〈1〉1946~1947年  64 エッセイ「私とニューサイクリング」 100 パターソン画集から 104 NC400号記念・読者プレゼント となっています。 主な記事を紹介しますと、 「My Favorite Bicycle」は、13点の写真とキャプションによる構成で、メカニカル考察は「NIVEXに関する考察」となっています。 「ダニエル・ルブールの世界」は、20ページ以上にわたり200点以上のイラストが紹介されています。 「私とニューサイクリング」は、今井彬彦編集長や加藤一画伯等30名のエッセイが掲載されています。 パターソンのイラストは、1枚ごとの説明文はありませんが、全部で11点のイラストが掲載されています。 1997年10月号の裏表紙広告はシマノ・アルテグラでした。

サイクル野郎 第1巻

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 本日の1冊 今回は「サイクル野郎 第1巻」を取り上げます。 「サイクル野郎」は、主人公の丸井輪太郎が高校受験の失敗を機に日本1周の旅へ出るストーリーで、コミック第1巻は1974年に発行されました。 輪太郎はいったんは日本一周に出発するものの、初日に事故で自転車を全損してしまい、再出発はしばらく延期に。再出発は、同級生の矢野陣太郎とともに冬の東北を目指すことに。冬の東北を無事走破した二人は北海道へ渡り、その後は南下しながら本州、四国、九州を走破して最後は沖縄へ。旅の道中はしばらく旅を共にする新たなサイクリストに出会ったり、旅の資金を稼ぐために数か月間アルバイトをしたり。 「サイクル野郎」のコミックスは全37巻、最終巻の発行は1980年で、連載はさらに長い期間だったようです。ストーリー自体は、輪太郎が2年以上の時間をかけて旅を続けた設定となっているようです。そして、物語は旅の途中、全都道府県を走破したところで終わっています。 「サイクル野郎」の連載当時、小・中学生くらいだった自転車好き、また大人のサイクリストや自転車愛好家でも連載やコミックを読んだ方は多いと思います。とはいえ、連載が長かったので、ストーリー全てを覚えている方は少ないと思います。今改めて最初から最後まで読んでみると、断片的な記憶があっても、多くは新鮮な気持ちで読める展開となっているのではないでしょうか。

ギャンブルレーサー 第1巻

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 本日の1冊 今回は「ギャンブルレーサー 第1巻」を取り上げます。 「ギャンブルレーサー」は競輪選手の主人公、関優勝の日々の選手生活を描いていくストーリーで、コミックの第1巻は1989年に発行されました。内容は競輪選手としての生活、開催期間中はレースはもちろん、宿舎での生活の様子も描かれています。普段の生活では、日々の練習の様子、弟子を取って練習をともにしたり、学校受験の際には師匠としての働き。弟子が無事学校に入学、卒業して選手になってからの師匠と弟子との関係など。 「ギャンブルレーサー」はややコミカルなタッチの描き方となっていますが、競輪選手の生活については結構リアルな内容となっているようです。コミックスは全39巻で、最終巻の発行は2003年ですから結構長い話です。話は最初から最後まで現役選手としての関優勝であり、級班の変更はあるようですが、引退して終わりとはなっていません。 競輪選手はギャンブルに関わっていることから、不正防止のため、特に競輪開催中のようすがメディア等に登場することはほとんどないと思います。その点で「ギャンブルレーサー」は普段触れることが少ない選手の生活の様子が結構リアルに描かれているようなので、競輪ファンには競輪の中の様子を知ることができる漫画として興味深く読めることでしょう。

オッズ 第1巻

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 本日の1冊 今回は「オッズ 第1巻」を取り上げます。 「オッズ」は、高校自転車部のロード選手だった主人公の辻堂麟太郎が競輪学校入学を目指してから卒業するまでのストーリーで、コミックの第1巻は2006年に発行されました。競輪学校を目指す麟太郎は師匠に「死神」と恐れられている男を選ぶ。 ロードではトップクラスの選手だったが、それが災いして競輪向きの体作りに苦労する。一度目の受験に失敗した麟太郎は二度目の受験で無事に合格して競輪学校の生徒となる。 「オッズ」は、競輪選手になるために必ず通らなければならない道である競輪学校の入学前と学校での生活を描いています。コミックスは全10巻で、学校入学までは6巻まで。6巻後半から10巻までは競輪学校での様子が描かれています。 競輪というものを知り、師匠を決めて愛好会で競輪選手になることを目指すライバル達との競争。入学後の競争訓練と卒業前のレース、そして学校を卒業。競輪選手は競輪場で見ることはできますが、選手になる前の学校の生徒を見ることは一般では稀なことです。その生徒になるまで、そして生徒の姿を描いた漫画は珍しいと思います。競輪ファンや自転車好きにとっては、興味深い内容になっているのではないでしょうか。

スーパーライダー 第1巻

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 本日の1冊 今回は「スーパーライダー 第1巻」を取り上げます。 「スーパーライダー」は、主人公であるライダーグループのリーダー、坂巻竜一がある事件で仲間を失う。卑怯な手でその原因を作ったプロレーサーと決着をつけるために、ロードレーサーとなる。レースで因縁の相手と決着を着けた坂巻は旅に出る。そして、旅を終えた坂巻は再びレースの世界へ戻るところで物語は終わります。 コミックの第1巻は1981年に発行されました。レース編といえる流れは第5巻の前半で終わります。第5巻の後半からは旅編になりますが、最終巻の第10巻までの話はレース編とはだいぶ趣が変わります。この二つは主人公は同じながら、別のストーリーといってもよいほどに違うものです。 「スーパーライダー」は、人間離れした力を発揮する主人公がバイクに乗って活躍するストーリー。コミックスは全10巻ですが、レース編と旅編のふたつの物語構成として読むと、それぞれを楽しむことができるでしょう。

熱風の虎 第1巻

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 本日の1冊 今回は「熱風の虎 第1巻」を取り上げます。 「熱風の虎」はオートバイの開発とレースに関わる架空の話で、コミックの第1巻は 1977年に発行されました。 主人公の大番虎一は、松平オートバイ工業のプロジェクトライダーのテストに挑戦するが、合格できなかった。雪辱を果たしたい虎一は、米軍中佐の率いるチームに加わりトレーニングを積む。トレーニングを積んだ虎一は、松平オートの公開テスト、そしてH社のテストコースで行われたレースでライバル達と死闘を繰り広げる。 「熱風の虎」のストーリー自体は全てフィクションですが、そこに登場してくるオートバイは一部を除き、実在のものが登場。それも、普段目にできないような希少な車種となっています。エンジン等のメカ部分も書き込まれていますので、珍しいバイクを色々と知ることができます。 「熱風の虎」は全5巻です。ストーリー自体は作者自体もあまり満足しているようではありません。しかし、珍しいオートバイが多数登場してきます。オートバイのレースもの漫画として一度読んでみても損はないと思います。

GT roman 第1巻

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 本日の1冊 今回は「GT roman 第1巻」を取り上げます。 「GT roman」は、いわゆる趣味のクルマを題材にした漫画で、コミックの第1巻は1988年に発行されました。1話読み切りタイプの構成で、場面設定も日常の一場面を切り取ったような形で展開しており、主人公も一人ではなくオムニバス形式といってよいでしょう。 登場するクルマは、軽自動車からスーパーカーまで多種多様です。時代的には旧車といわれる年代、おおむね1960年代から70年代のものが主流となっています。 クルマ自体は精密に描かれたものではありませんが、一目見ればあの車種だと分かるような特徴をとらえた絵になっています。 「GT roman 第1巻」は各話の中に旧車が多数登場してきます。それは第2巻以降も同様です。読み切り形式でストーリーも様々ですから、最初から読まなくても気になった話を飛び飛びで読んでも楽しめると思います。旧車好きの方が、まとめて読む時間はないけれども、ちょっとした空き時間に読んでも楽しめるコミックだと思います。

ドロファイター 第1巻

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 本日の1冊 今回は「ドロファイター 第1巻」を取り上げます。 「ドロファイター」は、主人公のノブ・トクガワが賞金稼ぎのドライバーとして、全米をさすらいながら各種レースに参加するストーリー。コミックの第1巻は1981年に発行されました。 「ドロファイター」の舞台となっているアメリカンモータースポーツは、日本での知名度は低く、ミジェットカーやスプリントカーのダートオーバルレースは日本ではほとんど知られていません。ドラッグレースはいわゆるゼロヨンで、アメリカで人気の高いレースの一つです。 そんなノブがサンフランシスコにやってきたとき、ふとしたきっかけでアメリカ横断の公道レース「ダブルニッケル」に参加することに。コミック第3後半から第6巻前半まではダブルニッケルレースが展開されていきます。無事ニューヨークにゴールしたノブは、ストックカーで「キング」リチャード・ベティのチームからレースへ参加することに。その結果は・・・ 「ドロファイター」は、全7巻で、日本ではあまり知ることのできないアメリカのモーターレーシングの世界を見せてくれる数少ないレース漫画の一つです。オーバルトラックで展開される、ダートレースやストックカーレースに興味のある方には是非読んでいただきたいコミックです。

ジェントル萬 第1巻

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 本日の1冊 今回は「ジェントル萬 第1巻」を取り上げます。 「ジェントル萬」は大財閥八尾家の嫡出子である主人公の八尾萬が、トップフォーミュラの世界で戦う物語で、コミックの第1巻は1991年に発行されました。 アメリカのインディーカーで活躍していた萬は、資金難のチームがイギリスのハート財閥に身売りをしたことによってF1へ参加することに。しかし、その裏には八尾財閥つぶしの黒い陰謀が絡んでいた。 「ジェントル萬」はコミックス全4巻のストーリー。レースシーン、そして陰謀渦巻くインサイドストーリーが展開していきます。漫画の中には、ゆったりしたストーリー展開の作品もあると思いますが、この漫画はF1やインディのようにスピーディな展開が繰り広げられています。テンポの良いレース漫画をお望みの方は、一気読みで楽しめる作品だと思います。

ガッデム 第1巻

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 本日の1冊 今回は「ガッデム 第1巻」を取り上げます。 「ガッデム」は主人公の轟源が世界ラリー選手権(WRC)を舞台に架空の日本チームからWRCにエントリーするストーリーで、コミック第1巻は1989年に発行されています。 轟源は、日本の商社がスポンサードするチームからサファリラリーにエントリーしたものの、1戦の参加のみでチームは解散。しかし、以降はサファリで出会った日本のメーカーチーム三沢自動車にナビゲーターのロブ・ロウとともに雇われることに。 参加するラリーは実際のラリーとなっていますが、ストーリー自体はフィクションとなっています。また、物語はラリーフィールドでの戦いとともに、チーム内などのインサイドストーリーも絡めながら進んでいきます。 「ガッデム」はラリーをハードとソフトの両面から描いている作品といえます。コミックスは第1巻から5巻までとなっています。物語に登場するラリー参戦も、全戦ではなく数戦にとどまっています。比較的短い作品ですが、ノンフィクションと違った漫画ならではの目で見るストーリーがラリーファン、モータースポーツファンを楽しませてくれることでしょう。

ケンタウロスの伝説 第1巻

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 本日の1冊 今回は「ケンタウロスの伝説 第1巻」を取り上げます。 「ケンタウロスの伝説」は、兄をオートバイレースで亡くした主人公の箱崎健がバイクチーム「ケンタウロス」と出会い、自身もレーサーを目指すというストーリーです。 登場する「ケンタウロス」は実在のチームで、ストーリー中にも実在の人物やエピソードが登場しているようです。物語の最初に出てくる「600マイルブレンド」は当時のバイク乗りならば聞いたことがあることでしょう。 コミックスは全2巻と短いストーリーですが、当時ワルにちょっとした憧れを抱くような若者には愛読者が多かったのではないでしょうか。主人公とストーリーはフィクションですが、そこに実在のチームや人物が絡むことによってリアリティが増した話として引き込まれ、一気に読めてしまうと思います。

赤いペガサス 第1巻

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 本日の1冊 今回は「赤いペガサス 第1巻」を取り上げます。 「赤いペガサス」はF1を舞台に、ボンベイ・ブラッドという極めてまれな血液型を持つ主人公のカーレーサー赤馬研が栄冠を目指して走り続ける物語で、コミックの第1巻は1977年に発行されました。 ケンの乗るF1は、架空の日本チーム「サンダーボルトエンジニアリング」のマシン。チームメイトも架空の人物ですが、ライバルチームとして登場するのは多くが当時の実在のチームやドライバーとなっています。 全体の構成もシリアスな感じで、ギャグ的な要素はほとんどないといってよいでしょう。レース展開もリアルな感じで描かれていますし、1970年代当時がそうであったように、レーサーの死の場面もたびたび登場してきます。当時としては、決して誇張された内容ではなく、現代のF1に比べると当時のF1がいかに危険なものであったかを伺い知ることができます。 「赤いペガサス」のコミックは全14巻で最終巻は1980年に発行されています。映像で当時のF1を追うのは大変ですが、「赤いペガサス」を読めば漫画としてのフィクションや脚色はありますが、古き良き時代のF1を漫画を楽しみながら知ることができると思います。