ニューサイクリング 1990年1月号(No.306)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1990年1月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1990年1月号は、通巻306号です。
この号のカラー口絵は「私をとらえる 魔物について」「スーパークリテリウム インターナショナル'89 オフが熱した!」「3th ハンドメイドバイシクルフェア」です。
通巻306号の目次をページ順に追うと、
24 特集・新春エッセイ集 輝いて見えた時 ヒューマンエンジンのエクスタシー
●今一番まぶしいのはサイクルツーリストである
●自転車に乗って、魂を揺すぶってください
●キラキラするのって、やっぱり走ることだね
●嵐の前の小さな興奮
●Don't copy me ! まねしたらアカン!
●心までも昇華させてくれたジロ・デ・イタリア
●ささやかだけど、暖かい時間
●その時、市川雅敏はまぎれもなく輝いていた
●周りの景色が消えた時、風になった
●ブルーのホルクスで、僕はコーリン・チャップマンに会いに行った
58 メカニカル 新世代バイシクルメッセージ 新素材フレーム製作を追う / 新素材バイクインプレッション
76 旅とエッセイ NC道案内 展望バツグンのATBコース 養老山地南端の尾根道
84 レース 市川雅敏インタビュー 告ぐ、僕に続くプロフェッショナル達へ
92 メカニカル 私をとらえる魔物について
102 レース 90年世界選手権プロロード日本代表候補選考競技会 頂点を夢見るモノの産声が聞こえる
106 レース 第13回日刊スポーツ・サイクル・グランプリ
108 レース シクロクロスミーティング・シーズン89~90 第一戦
109 NCエイドステーション
115 モノディスプレイ
118 メカニカル シマノSTIシステム
122 NCクラブハウス(名古屋サイクルフレンズ)
124 NC情報通
126 第15回NCラリーメモリアル
となっています。
主な記事の内容を以下にご紹介します。
※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。
「今一番まぶしいのはサイクルツーリストである」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、筆者の目に映るサイクリストの中では、レーサーよりもランドナーやスポルティーフ、またはクラブ・ラン・タイプの自転車を楽しんでいるサイクリストに輝きを感じる場面を綴っています。
「自転車に乗って、魂を揺すぶってください」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、生まれて初めて見た自転車ロードレースのチームタイムトライアルを見て魅了され、それ以来少年時代の原体験を糧に自転車に乗り続けている筆者から見たサイクリストの輝きについて綴っています。
「キラキラするのって、やっぱり走ることだね」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、筆者がホビーレース参加やツーリングで走る時に快感を感じる場面を綴っています。
「嵐の前の小さな興奮」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、テレビで初めて放送するというツール・ド・フランスを見て以来自転車レースを見に世界各国へ行くようになり、そしてそれらのレースで感じる感動と興奮について綴っています。
「Don't copy me ! まねしたらアカン!」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、筆者がアメリカの街で目撃した風変わりなサイクリストに自己顕示の強さを感じたり、今の自分にサイクリングは存在しているか自問自答する様を綴っています。
「心までも昇華させてくれたジロ・デ・イタリア」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、ジロ・デ・イタリア・ウィメンに参加した筆者が、第1から第8まで各ステージの様子を自身の体調を交えながら綴っています。
「ささやかだけど、暖かい時間」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、筆者のイメージの旅としてナイトランで感じる風味、雨の中ポンチョ一枚隔てた内側にある独特の幸福感、音の少ない空間を走ることで味わえる感覚について綴っています。
「その時、市川雅敏はまぎれもなく輝いていた」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、レースの場に自転車が輝いて見えるという筆者が、1989年の世界選手権のプロロードでの市川雅敏選手の走りに輝きを見たということを綴っています。
「周りの景色が消えた時、風になった」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、日本マウンテンバイク協会の会長となった筆者が、南カリフォルニアの丘陵地帯をリチャード・カニンガム氏と走った時の経験と感動を綴っています。
「ブルーのホルクスで、僕はコーリン・チャップマンに会いに行った」
この記事はニューサイ1月号恒例の新春エッセイ集のひとつで、この年は「ヒューマンエンジンのエクスタシー 輝いて見えた時」をテーマにしています。ここでは、自動車雑誌の仕事をする筆者が、都内の自宅からロードレーサーで走りに出たあと、ふと思い立って富士スピードウェイまで自走して行くことにした道中のことを綴っています。
この記事は、新素材や新製法を導入したフレーム製作に注目した記事です。最初は新素材や新製法を取り入れた例として、SRのアルミ合金接着、パナソニックのカーボンモノコック、ミヤタのAPA工法、BSのレイダックセラミックそれぞれの工法を紹介するとともに、それぞれの工法を使用して製作した製品の写真を載せています。次に「新素材新製法 カーボンフレーム」と題して、当時の自転車産業振興会の技術研究所で行っていたカーボン研究を取材し、カーボンの魅力やフレーム材料としてのカーボンやフレーム製法について解説しています。最後には「新素材自転車&フレーム紹介」と題して、ロードとATBの試乗記を掲載してます。ここで取り上げているのは、ロードはパナソニックの「レ・マイヨー」、ジャイアントの「CADEX」、ルックの「KG-96チームレプリカ」、ラティードの「AR-901」、アマンダの「カーボン&スチールコンポジットフレーム」の5台。ATBはワイルドキャットの「ムーンライト」、マリーンの「チームチタニウム」、ケストレルの「MXZ」、丸石の「801MBL」、ミヤタの「アルフレックス フルアルミ」、サカエの「プリズムATBフレーム」の6台となっています。
「NC道案内(7) 木曽川・長良川を見下ろす山上の尾根道」
この記事は、峠や林道に限らず様々なコースを対象に、文章を少なくしてルートマップと写真を多数掲載するスタイルで紹介していくコースガイド企画の連載です。今回は「渓谷の道・高速林道・尾根のハイキング道を楽しむ」と謳って、養老山地南端を行くラフロードを紹介しています。そのコースは、多度駅近くの多度神社を基点に、県道と川沿いの道を使い市之原経由で北中津原まで走ってから林道へ入っていきます。林道の終点を過ぎてからは榑澤池を通り林道と尾根道を走り、最後は八壺渓谷へ下りてから多度神社に戻る約29kmです。ガイドデータでは、グレードは中級以上、ベストシーズンは秋から春となっています。
「市川雅敏インタビュー 告ぐ、僕に続くプロフェッショナル達へ」
この記事は、プロ生活3年目を終えオフシーズンで一時帰国したプロロードレーサーの市川雅敏選手へのインタビューです。インタビューでは、プロとして活動してきた3年の振り返り、そしてプロ初勝利のことと勝利することがプロではいかに重要であるかを知ることとなったエピソードを語っています。
「私をとらえる 魔物について」
この記事は、「愛好家にとって自転車は魔物のようなものだろう。」の一文で始まる企画で、オーナーにとって、そして読者にとっても魔物といえる自転車を紹介していく連載です。今回は記事の最初に「おだやかに語られる言葉の核」と題した取材者によるオーナーの人物評があります。自転車はオーナーが所有する片倉シルクのキャンピングを取り上げています。記事では、ドロヨケに対する美的感覚や海外サイクリングへ行った時の話、旅行用の自転車が無くなってきていることに対する危機感などを語っています。あわせて掲載されている、NC誌メカニカルアドバイザー新田眞志氏による解説は「キャンピング車のキャリアに関して」と題して、荷物の積載重量配分やエルスのサイドキャリアの例を挙げて、キャンピングキャリアの形状や取り付け方法について論じています。
「頂点を夢見るモノの産声が聞こえる」
この記事は、「1990年世界選手権大会プロロード日本代表候補選考競技会」として群馬CSCで開催されたレースの取材記事です。レースに参加したのはプロロード選手3名(森幸春、高橋松吉、三浦恭資)と競輪選手16名、それにプロ転向の意志を持っているアマチュア選手5名(川崎正志、橋詰一也、吉野仁士、浅田顕、安原昌弘)を加えた24名。レポートではこの24選手による210kmのレースを、3周目に形成されたトップグループの動きを中心にして展開を伝えています。またレポートの最後には、この日に24歳の橋詰一也と21歳の浅田顕がプロとなったことを伝えています。
「ブリヂストンサイクル杯 第13回日刊スポーツ・サイクル・グランプリ」
この記事は、11月に西湖で当時では数少ない公道レースとして開催された西湖周回コースで行われたロードレースの取材レポートです。
「CYCLO CROSS MEETING SEASON1989~1990 第一戦 岡谷」
この記事は、11月に岡谷で開催されたシーズン第1戦のレースレポートです。レポートではレース展開を伝えるとともに、このレースにハイネケンのサポートで招待されたシャーク・ファン・デ・ループ選手を紹介しています。
「NC-ade station」
このコーナーは、読者参加型のページとなっています。今回は「ニューパスハンティング実走レポート」で、1989年6月号で紹介した「杖突峠」の実走レポートが1件読者から寄せられています。
「モノディスプレイ」
このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今月号は、カンパニョーロのATBリム「ZETA」「KAPPA」「ALFA XL」「BETA」と「レコード」「クローチェ・ダウネ」のブラックパーツ、マビックのATBリム「ENERGY M-7CD」、サンツアーのATB用エンド「XC」、TAのATB用ツーリストチェンリングとBBシャフト「#376」、ゼファールのポンプ「fpx-1」、他を取り上げています。
目次にはありませんが、116ページには「GT '90年モデル発表」と題した、ATB8車種と700Dという新しい規格のホイールを履いた「タキオン」を写真入りで紹介しています。
また117ページには「10万円を切ったカーボンモデル」と題して、ミヤタから発売される、フレームのメイン3本にカーボンを使ったロードレーサー「アルフレックス・レーサー1000」とATB「リッジランナー・カーボン1000」を写真入りで紹介しています。
「シマノSTIシステム」
この記事は「もっと人間に近付いたオフロードコンポーネント」と副題を付けた、シマノSTIシステムの紹介と、XTを装備したATBの試乗レポートです。
「NCクラブハウス」
この記事は、各地のサイクリングクラブやレーシングクラブを紹介する連載企画のコーナーです。このページは紙面をNC誌が提供、各クラブが文章や写真でクラブの紹介・アピールを行っています。今回は、当時で間もなく20周年を迎えるという「名古屋サイクルフレンズ(NCF)」が紹介を行っています。
「NC情報通」
このコーナーでは、自転車に関する各種のイベント案内や情報を掲載しています。今回は、「1990年クラブラリーのお知らせ」「レディスカップロードレース第1戦成績」「小川正仁サイクリングミニ写真展」の案内を掲載しています。
「新刊書ガイド」では、「チベット高原ひとり旅」「おとうさんとサイクリング」「愛知の100山」「スポーツバイシクル No.4」を紹介しています。
「15th NCラリーメモリアル」
この記事は、11月に御殿場で開催されたニューサイクリング読者ラリーのレポートです。レポートは、当日のイベント内容とその様子を写真とともに伝えています。また記事のとびらには、参加者が集合した記念写真が掲載されています。
1990年1月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。


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