ニューサイクリング 1990年4月号(No.309)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1990年4月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1990年4月号は、通巻309号です。
この号のカラー口絵は「私をとらえる 魔物について」です。
通巻309号の目次をページ順に追うと、
20 特集 NC道案内スペシャル 3泊4日で走るゴールデンウィークコースガイド集 6コース 座談 ゴールデンウィークの楽しみ
38 メカニカル ICSショー 90年国際自転車ショー
52 メカニカル 私をとらえる魔物について
64 旅とエッセイ ゴールデンウィークにゴールデンコースを走る 鬼無里
74 メカニカル テスティングギヤリポート マリーンパインマウンテン / ピチューATBフレーム
78 メカニカル 90New Model Review ジャイアント / パナソニック / バイクテック / カワムラ / アラヤ / ズノウ
86 とっちゃん坊や・大陸横断の旅 バス、鉄道そして自転車の一人旅アメリカ
94 レース 90レースシーンを走る日本製マシン・パナソニック
96 レース 新連載・自転車王国コロンビアレポート ヘレラの国からブェノス・ディアス
98 レース プロロード選手 浅田 顕 上りつめて行く野心
102 レース 日本のプロロードチーム、いよいよ海外参戦
104 My wayside さざえ堂
106 自転車考 自転車と人の付き合いを考えてみよう
108 NCクラブハウス 3連勝朝練クラブ
110 NCエイドステーション
115 モノディスプレイ
116 NC情報通 90国際サイクルロード、他
となっています。
主な記事の内容を以下にご紹介します。
※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。
「NC道案内スペシャル(2)」
この記事は「NC道案内」の拡大版となる4月号の特集です。今回は前月に続き「3泊4日で走るゴールデンウィークコースガイド集」として、初めに「ゴールデンウィークの楽しみ」と題した座談記事があり、次に6件のサイクリングコースを紹介しています。
それぞれのコースを見ると、岐阜・福井・京都のコースとして「中部から日本海、そして京都へ。城と峠巡り」と謳った、初日に岐阜駅から根尾村、温見峠を走って越前大野泊、二日目に美濃街道、南条町、今庄、北陸線跡地を走って敦賀泊、三日目に関峠、三方五湖、国道27号を走って小浜泊、四日目に五波峠、佐々里峠、花背峠を走って京都駅に至るルート。
秋田・宮城のコースとして「みちのく湯煙ツーリング」と謳った、初日に湯沢駅から山谷峠、藤倉、宇留院内峠、三途川と走って泥湯泊、二日目に小安温泉、大湯温泉、湯浜街道、花山湖、国見峠を走って鬼首温泉泊、三日目に鳴子、宮崎町と走って芋沢泊、四日目に柳静、鍋越峠、母袋、背灸峠と走って楯岡駅に至るルート。
長野・静岡のコースとして「北・中央・南アルプスの展望ルート」と謳った、初日に茅野駅から杖突峠、高遠、分杭峠、と走って鹿塩温泉泊、二日目に地蔵峠、蛇洞沢林道、しらびそ峠と走ってしらびそ峠泊、三日目に御池山林道、青崩峠と走って水窪泊、四日目は山住峠、天竜スーパー林道と走って西鹿島駅に至るルート。
群馬・長野・新潟のコースとして「志賀高原から秋山郷へのハードツーリング」と謳った、初日に長野原駅から草津温泉、渋峠と走って熊ノ湯泊、二日目に蓮池、雑魚川林道、秋山郷と走って宮野原泊、三日目に平滝、深坂峠と走って松之山温泉泊、四日目に城山、十日町、笠置山と走って浦佐駅に至るルート。
山形県のコースとして「山形の13の峠をカーサイクルツーリングで巡る」と謳った、初日に高畠を起点に鳩峰峠、稲子峠、二井宿峠と走って高畠に戻るルート、二日目に尾花沢を起点に山刀伐峠、赤倉温泉、田代峠、旭、鍋越峠と走って尾花沢に戻るルート、三日目に大蔵村を起点に肘折温泉、十部一峠、寒河江と走って大蔵村に戻るルート、四日目に山北町を起点に雷峠、関川峠、一本杉峠、楠木峠、仙ノ沢峠、鼠ケ関、堀切峠と走って山北町に戻るルート、そしてこの4ルートの起点となる場所へは車で移動して車中泊する設定となっています。
長野県のコースとして「戸隠・北アルプスの大展望コース」と謳った、初日に黒姫駅から戸隠、大望峠、鬼無里と走って西京泊、二日目に嶺方峠、権現山を走って木崎泊、三日目に小熊黒沢林道、大町温泉、大峰と走って松沢鉱泉泊、四日目に明科、長峰、十二と走って松本に至るルートとなっています。
「'90 国際自転車ショー」
この記事は、2月に幕張メッセで開催された自転車ショーの取材報告です。ショーの様子は展示物の写真とその説明文を中心に伝えています。ショーのリポートの後には、レジナのカルロ・サバディーニ氏へインタビューした囲み記事と、「メーカー首脳に聞く」と題したマリーン社社長のロバート・バックレー氏へのインタビュー記事を掲載しています。
「私をとらえる 魔物について」
この記事は、「愛好家にとって自転車は魔物のようなものだろう。」の一文で始まる企画で、オーナーにとって、そして読者にとっても魔物といえる自転車を紹介していく連載です。今回は記事の最初に「自分の半径の中に一つぐらい・・・」と題した取材者によるオーナーの人物評があります。自転車はオーナーが所有するメビウスのクルスルートを取り上げています。記事では、経堂に住んでお気に入りの店を探して飲み歩いていたことや、知り合いのカメラマンがロードレーサーに乗ってきたのをきっかけにメビウスの自転車を作って乗るようになったことなどを語っています。あわせて掲載されている、NC誌メカニカルアドバイザー新田眞志氏による解説は「カンパニョーロ・スーパーレコード」と題して、1974年のケルンショーで発表されたスーパーレコードシリーズについて機能性デザイン性の視点から意見を述べています。
「鬼無里」
この記事は「ゴールデンウィークにゴールデンコースを走る」と副題を付けた、5月に友人とともに鬼無里を走った筆者によるサイクリング紀行です。筆者は長野駅で降りて、まず善光寺に参ります。そのあとは観光道を避けながら戸隠を目指します。戸隠からは大望峠を越えて鬼無里、さらに嶺方峠を越えて白馬へ下ります。白馬で昼食をとった後はこの日の宿をとった小谷温泉まで走って泊まります。翌日は南小谷まで戻ってから塩の道をたどって白馬へ、そして神域まで走ってここに泊まります。最終日は青木湖、木崎湖の西岸に塩の道の旧道を求めながら走って大町駅で旅を終えて車中の人となっています。
「NCテスティング ギヤ レポート」
この記事は、NC編集部員による新製品のテストレポートです。今回はマリーンの「パインマウンテン」とビチューの「VTT アルミATBフレーム」を取り上げています。
マリーンの「パインマウンテン」は「高次元にバランスされた走行性能、偉大なるスタンダード」と評し、レース入門モデルとしてうってつけとしています。
ビチューの「VTT アルミATBフレーム」は「ユニークな外皮に覆われた深い味わいとフランス合理精神」と評し、五角形断面のトップチューブを持った独特の外観だが不思議な乗り心地を体験するとフランス文化やビチューの技術力を感じるとしています。
「'90New Model Review」
この記事は、国内外6社から発表された1990年モデルの紹介です。取り上げているのは、パナソニックの「マウンテンキャット」、ジャイアントの「COMPETITION-9000」、センチュリオンの「アスペクト」「ブロスター」「アイアンホース」、ラレーの「クラブマン」、ニシキの「ネオフォースSS」「ネオフォースMR」「ネオフォースGT」、ズノウの「Z-1 PRO FORM」「Z-1 NEXT」、アラヤのマディフォックス「MF26BCE-XTE」「MF26CRC-K」とクロスバイク「MF700CXC-K」を写真入りで紹介しています。
「自称とっちゃん坊や大陸横断の旅 バス、鉄道、そして自転車の一人旅アメリカ」
この記事は、折り畳みのミニサイクルを携えてアメリカ大陸横断の旅をした筆者による、旅行記の連載です。今回はバス移動で訪れた各地、ビュッテ、デッキンソン、シカゴ、ビリングス、ミネアポリスなどの街の様子や出会った人々のことを綴っています。
「'90レースシーンを走る日本製マシン」
この記事は「今年のエキップパナソニックは台風の目だ!!」と謳って、エキップパナソニックの1990年チーム体制と、このチームにパナソニック製のフレームが供給されるというニュースを伝えています。
「新連載 ヘレラの国からブェノス・ディアス」
この記事は「自転車王国コロンビアレポート」と副題を付けた、コロンビアに長期滞在することとなった筆者によるコロンビア自転車レース事情をレポートする連載です。初回は、筆者自身のプロフィールとコロンビアへ行くことにするまでの経緯、そしてコロンビアとはどのような所なのかということを紹介しています。
「プロフェッショナルロード選手 浅田 顕 上りつめていく野心」
この記事は、プロフェッショナルロード選手となった浅田顕選手へのインタビューです。インタビューでは、ヨーロッパでZプジョーとのトレーニングの際に受けた衝撃からプロを目指す気持ちが強くなったことや、プロになってから目指すものについてなどを語ってもらっています。
「My wayside」
この記事は、「気になる風景」というシリーズを連載していた筆者による新しいシリーズの連載です。このシリーズは、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とするものです。今回は「サザエ堂」と題して、メビウスの輪の考え方を具現化した例として会津の飯盛山にある正宗寺の円通三匝堂を紹介しています。
「自転車考 自転車と人の付き合いを考えてみよう」
この記事は自転車技術研究所の所長を務めた筆者による、自転車をどのようにして育てていくべきかということを筆者の視点から述べた連載です。今回は、人間を機能面や行動欲望から見るとともに、人間をバックアップするために自転車に考慮される項目について述べています。
「NCクラブハウス」
この記事は、各地のサイクリングクラブやレーシングクラブを紹介する連載企画のコーナーです。このページは紙面をNC誌が提供、各クラブが文章や写真でクラブの紹介・アピールを行っています。今回は、シクロウネを母体とした「三連勝朝練クラブ」が紹介を行っています。
「NC-ade station」
このコーナーは、読者参加型のページとなっています。今回は「ニューパスハンティング実走レポート」として、1989年11月号の「NC道案内」で紹介された「林道湯之奥線・猪之頭線」の実走レポートが2件掲載されています。
「モノディスプレイ」
このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今月号は、レジナのフリーホイール「シンクロ90」とチェーンの「アニバサリオ」とスポーク、クレメンのATB用タイヤ「ベルニナ」と「ブラボーケブラー」、ビットリアのATB用チューブラー「レンジカー」、マビックのATB用チューブラーリム「TTB-1」、カンパニョーロの26インチディスクホイール「シロッコ」、ロックショックのサスペンションフォーク、他を取り上げています。
「NC情報通」
このコーナーでは、自転車に関する各種のイベント案内や情報を掲載しています。今回は、「国際サイクルロードレース」「90北摂・三田ウッディタウンサイクルロードレース」「第9回全日本実業団対抗100kmチームロード」「トワイライト・サイクルロード・エンデュランスin筑波」「BY CYCLE FLOWER FESTA」「南アルプス・風ツアー」の開催案内と、90年世界選手権日本大会のイメージガール決定と記念切手発行の案内、学生自転車競技連盟加盟のお誘いを掲載しています。
1990年4月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「ワイルドウエスト」でした。


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