ニューサイクリング 1992年7月号(No.337)
本日の1冊
今回は「ニューサイクリング 1992年7月号」を取り上げます。
ニューサイクリングの1992年7月号は、通巻337号です。
この号のカラー口絵は「私をとらえる 魔物について」「'92 INTERNATIONAL CYCLE ROAD RACE 大阪 名古屋 東京」です。
通巻337号の目次をページ順に追うと、
16 特集 われらツーリング車を語る ●ハイブリッドツーリングNC CAT
18 特集 われらツーリング車を語る ●これからのランドナーを考えよう
22 特集 われらツーリング車を語る ●細タイヤで旅する別の私 プジョー(ランドナー・シクロ)
28 特集 われらツーリング車を語る ●8.9kgアルバの世界
34 メカニカル 私をとらえる魔物について
46 旅とエッセイ NC道案内 林道 高山線、淵ヶ沢奥米線、淵ヶ沢線、怒田沢線、高宕線
52 メカニカル 28、32、36Hの話、その後
60 連載 スポーツサイクリングバイブル 選び方によっていろいろな自転車があるんだ
74 連載 情けない話(22) ランドヘイの花火・IV
78 連載 シクリズムキュービックレポート 北の地獄 パリ-ルーベ
86 メカニカル たっくんのフィジカルリポート 神か悪魔か福音か。フィジカルアドベンチャー。ステロイド効果
92 メカニカル NCテスティングギヤリポート サンツアーS-1
94 NCクラブハウス スコールレーシングチーム
96 連載 戸田裕子のホップ アップ レディースノート
98 My Wayside 八百比丘尼
99 原石の旅立ち 橋川健ベルギーリポート
100 NCエイドステーション
102 情報通
104 モノディスプレイ
となっています。
主な記事の内容を以下にご紹介します。
※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。
「遊びにはいろいろな道具があっていい われらツーリング車を語る」
「ハイブリッドツーリング NC・CAT」
この記事は7月号の特集で、先月に続く「われらツーリング車を語る」第2弾のひとつです。ここでは以前にNC誌が新しい方向のツーリングモデルとして提案した700「C」のホイールをセットアップしたオールテライン(AT)モデルであるNC・CATを改めて紹介しています。
「これからのランドナーを考えよう」
この記事は7月号の特集で、先月に続く「われらツーリング車を語る」第2弾のひとつです。ここではトライアスロンとランドナーという二つのアプローチから自転車を楽しんでいる筆者が、ランドナーについて改めてその定義を紐解くとともに、筆者のランドナーの楽しみ方と現代風のランドナーについての考えを述べています。
「細タイヤで旅する別の私」
この記事は7月号の特集で、先月に続く「われらツーリング車を語る」第2弾のひとつです。ここでは「プジョーランドナー〈ランドナー・シクロ〉700X23C 1年目2000kmから現在3729kmまでの"軌跡"」と副題を付け、今まで42B、35Bと2台のランドナーを乗り継いできた筆者が、23Cという細いタイヤのランドナーを手に入れての最初の印象と、その後のツーリングの記録やツーリングスタイルの変化について綴っています。
「8.9kgアルバの世界 ULBA(ULTRA LIGHT BIKE for ADULT)」
この記事は7月号の特集で、先月に続く「われらツーリング車を語る」第2弾のひとつです。ここでは「オトナのツーリング車をめざした」と副題を付け、既存のMTBは日本人が乗るにはオーバースペックではないかと考える筆者が、オリエント工業へ軽量MTBをオーダーした製作記と、完成後の試乗で感じた感触と軽量MTBとして設計したこの車はパスハンターの最進化形ではないかと述べています。
「私をとらえる 魔物について」
この記事は、「愛好家にとって自転車は魔物のようなものだろう。」の一文で始まる企画で、オーナーにとって、そして読者にとっても魔物といえる自転車を紹介していく連載です。今回は記事の最初に「自分の自転車にホッとする時」と題した、取材者によるオーナーの人物評があります。自転車はオーナーが所有する、ペガサスのパスハンターを取り上げています。記事では、オーナーが中学生の時にミヤタのエディ・メルクスを買ってもらってから自分で自転車をいじるようになったり、高校生の時にオーダー車を作ったこと。その後はしばらく自転車から遠ざかっていたが、会社に入ってから再び始めて今では家に自転車専用部屋を作るまでになったことなどを語っています。あわせて掲載されている、NC誌メカニカルアドバイザー新田眞志氏による解説は「パス・ハンターについて」と題して、パス・ハンターとMTBの違いを述べた後で、当時のパーツ状況を鑑みたパス・ハンターの製作ポイントについて述べています。
「NC道案内(34)」
この記事は、峠や林道に限らず様々なコースを対象に、文章を少なくしてルートマップと写真を多数掲載するスタイルで紹介していくコースガイド企画の連載です。今回は千葉県の林道、高山線、淵ヶ沢奥米線、淵ヶ沢線、怒田沢線、高宕線を紹介しています。今回走っているのは、安房鴨川駅をスタートして長狭街道を保田方面へ行ってから国道410号線へ折れて北進します。国道の途中から林道高山線に入り、さらに淵ヶ沢奥米線、淵ヶ沢線と走ってからいったん国道410号に戻ります。そして三島神社の辺りで怒田沢林道へ入り、高宕線も走って最後は国道410号に戻って上総松丘駅に至る約45kmとなっています。ガイドデータでは、グレードは初級者向け、シーズンは1年中で特に4月と11月となっています。
「28・32・36Hの話その後」
この記事は、自転車技術研究所の井上重則氏による車輪組みに関するノウハウの紹介です。ここでは、はじめに技術研究所で車輪と関わるようになった経緯と、そこからホイール組みに関して様々な疑問が湧いてくるようになったことを披露しています。そして、そこから試行錯誤を繰り返して辿り着いたスポークの組み方と耐久性との関係性や、丈夫で長持ちするホイールの作り方について解説しています。
「スポーツサイクリングバイブル」
この記事は「NC-PROJECT Beginning to cycle World」と銘うった、これからサイクリングを始めようとする人も含めて今以上に自転車を楽しむ手法をわかりやすく、基本を解きほぐしながらサイクリングの世界を各人が拡げて欲しいとの一念から企画された連載です。今回は「連載7 遊び方によっていろいろな自転車があるんだ」と題して、始めに重量の前後比率とハンドルのふらつきの関係について、そしてスポーツ車を12種に分類してそれぞれの特徴と外観について説明しています。次にフレームスケルトンの具体的な数字を挙げながら、各車種の性格について解説しています。
「情けない話 (22)ランドヘイの花火・IV」
この記事は、長野県伊那市でサイクルショップを営む店主、人と自転車の係わりを独自な視点で展開する筆者による連載です。今回も筆者が世界選手権に出場するシクロクロス日本チームの監督として参加した時のことを綴っています。ここでは試合前のホテルでの出来事や、練習時の選手の事故のことなどについて伝えています。
「シクリズムキュービックレポート 戦士達の実像」
この記事は、グランツールで活躍する選手たちに焦点を当てて紹介する連載です。今回は「連載7 北の地獄 PARIS-ROUBAIK "長老、ジルベール・デュクロ・ラサールが挑んだ14回目のパリ~ルーベ"」と題し、このレースが開催されることとなった経緯や「北の地獄」と呼ばれるようになった由来について紹介するとともに、14回目の挑戦にして初めて優勝したジルベール・デュクロ・ラサール選手の経歴とこれまでの主な戦績を紹介しています。
「たっくんのフィジカルリポート」
この記事は当時現役のレースマンであった上阪卓郎氏による、「自転車競技のパフォーマンス向上のための手段としてのメカの探求」をコンセプトにした「メカニカルレポート」のフィジカル版です。今回は「神か悪魔か福音か。フィジカルアドベンチャー。ステロイド効果」と題し、薬物使用の影響を取り上げています。ここではアナボリックステロイドとナチュラルステロイド効果について、選手の立場から考えた倫理上の観点と実用上の問題点とその実態について解説しています。
「NCテスティング ギヤ リポート」
この記事は、NC編集部員による製品テストのレポートです。今回は、SRサンツアーの「S-1」を取り上げています。この製品はチェーンステイに装着するリアディレイラーとグリップシフトを組み合わせたものです。レポートでは「簡単操作のニューチェンジシステム」と評し、街乗りから林道ツーリングまで幅広く使える、初心者にも扱い易いメカだとしています。
「NCクラブハウス」
この記事は、各地のサイクリングクラブやレーシングクラブを紹介する連載企画のコーナーです。このページは紙面をNC誌が提供、各クラブが文章や写真でクラブの紹介・アピールを行っています。今回は、東京の日野市にあるPITツルオカを拠点として活動している「スコールレーシングクラブ」が紹介を行っています。
「戸田裕子のホップ アップ レディースノート」
この記事は、アメリカで1年間レース体験を積んできた筆者による、女性レーサーにスポットを当てて紹介していく企画の連載です。今回は「30歳からの挑戦! 冒険!」と題し、三連勝朝練クラブに所属し、30代になってからトライアスロンに挑戦し始めたOLトライアスリートを紹介しています。
「My Wayside」
この記事は、「道端に伝承されたものを、ツーリストの視点で紹介してみよう」とする企画の連載です。今回は「八百比丘尼」と題して、水神社の神体やその呼称についての考察を述べています。
「原石の旅立ち 橋川 健ベルギー・レポート」
この記事は、一度帰国した後に再びベルギーへ渡った橋川健選手からの活動報告です。ここではベルギーに来てからの2か月余りの出来事と、この年のレース活動への抱負を綴っています。
「NC-ade station」
このコーナーは、読者参加型のページとなっています。今回は「林道情報」として、「NC道案内」の1991年10月号で紹介した「中之沢林道」の一部が崩落し地盤が消失したとの情報が寄せられています。他には「NC道案内」の1991年5月号で紹介した「東頸城丘陵」を読んだ読者からの感想、そしてもうひとつ記事全体に関する感想と要望が届いています。
「NC情報通」
このコーナーでは、自転車に関する各種のイベント案内や情報を掲載しています。今回は、「'92ツール・ド・フランス」のテレビ中継、「日本学生自転車競技連盟 平成4年度プログラム」の情報、「第6回ツール・ド・北海道」、「第5回東京都トライアスロン大会」「サイクルトレッキング'92」の開催情報、「北海道キャンピングガイド」の出版情報、他を掲載しています。
「モノディスプレイ」
このコーナーでは、自転車部品や用品などを紹介しています。今月号は、シクロウネの「チクロソリューションIII」、「クライミングアングル」「イタリアンドームフォーク」「チクロチタニウム」を取り上げています。
1992年7月号の裏表紙広告は、ブリヂストンサイクル「解放のチェンジシステムS-1」でした。


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