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サーキットの狼 第1巻

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 本日の1冊 今回は「サーキットの狼 第1巻」を取り上げます。 「サーキットの狼」は週刊少年ジャンプで連載され、スーパーカーブームのきっかけとなった漫画で単行本は第1巻が1976年に発行されました。 ロータス・ヨーロッパに乗る主人公、ロータスの狼こと風吹裕矢は暴走族の中でも一目置かれる存在。グループに属せず一匹狼として公道レースに明け暮れる。そこで、永遠のライバルとなるポルシェ911カレラRSを駆る早瀬左近と出会う。第1巻では、その後の公道グランプリで戦うこととなるライバル達も登場し、第2巻から第5巻までは公道グランプリが繰り広げられます。 スーパーカー世代にとっては、第2巻から第5巻までの公道グランプリが最も印象に残っているのではないかと思います。主人公の乗るクルマ、そして様々なレースの中でライバルたちが乗るクルマたちは、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ他、ヨーロッパのいわゆるスーパーカーと呼ばれたスポーツカーで、実在するクルマというのもこの漫画の大きな特徴といって良いでしょう。この漫画とブームによって、日本にも数多くのスーパーカーが輸入されました。この現象も、漫画に実在するクルマを登場させていたことが大きいですね。 「サーキットの狼 第1巻」そしてそれに続く第5巻までは、漫画サーキットの狼、そしてスーパーカーブームのきっかけになった物語を知るために抑えておきたいコミック本といえるでしょう。

アレックス・サンジェ

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 本日の1冊 今回は「パリの手作り自転車アレックス・サンジェ」を取り上げます。 「パリの手作り自転車アレックス・サンジェ」はかつてパリにあった工房の自転車を取り上げた写真集といってよい1冊で、2011年に発行されました。 同書は45台のサンジェを車体のシリアルナンバー順に掲載しており、サンジェを年代を追ってみていくことができる構成となっています。また、基本構成は写真集といった体裁ですが、アレックス・サンジェの歴史やサンジェにまつわるトピックスが途中途中に掲載されています。 掲載されているサンジェはスタジオ撮影されているようで、どれも美しい写真で全体そして細部を見ることができます。車種はランドナーを中心に、スポルティフ、クルスルート、ミキスト、プロムナード、タンデムが紹介されています。中には故今井彬彦ニューサイクリング編集長や故新田眞志氏がオーナーであった、愛好家の間では有名なサンジェもあります。特に圧巻なのは、1番目に登場する1946年のグランプリ・デュラルマン優勝車で、サンジェファンであればこの1台の写真を見るためだけでも同書を入手すべきといっても過言ではないと思います。 「パリの手作り自転車アレックス・サンジェ」は、美しい写真と関係者による文章でアレックス・サンジェが紹介されています。写真によって多くの車種を見ることができるとともに、巻末には1950-1951カタログが掲載されており、当時のカタログモデル全てを知ることができます。これはサンジェファンならずとも、ランドナー乗り、特にフレンチスタイルのランドナーをオーダーしようと考えている方にとってはとても良い参考書となることでしょう。

カンパニョーロ

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 本日の1冊 今回は「カンパニョーロ(日本語版)」を取り上げます。 同書は、カンパニョーロ社75年の歴史を綴った「Campagnolo The gear that changed the story of cycling」の日本語翻訳版で、2009年に発行されました。 「カンパニョーロ」は、冒頭で自転車と自転車競技についてトゥーリオ・カンパニョーロ登場以前の歴史に触れています。カンパの歴史を語るうえで有名な1927年のクローチェダウネ峠の件からは、トゥーリオの半生そしてカンパニョーロ社の歴史について各時代の製品とともに語られています。 製品では、クイックリリースやロッド式変速機。各時代を代表するものとしては、グランスポルト、レコード、スーパーレコード等が登場。近年の話では完組ホイールやカーボン製品の登場。新ブランドのフルクラム等について触れられています。 「カンパニョーロ(日本語版)」は、当初海外版(外国語)でしか読むことができなかったカンパニョーロの歴史について日本語で読むことができる書籍として、カンパファンのみならず、自転車愛好家であれば手元に置いておくべき1冊だといってよいでしょう。

ニューサイ的オーダーメイド車発達の系譜

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 本日の1冊 今回は「ニューサイ的オーダーメイド車発達の系譜」を取り上げます。 「ニューサイ的オーダーメイド車発達の系譜」はニューサイクリング誌創刊600号記念増刊として2013年に発行されました。 同書の構成は、過去のニューサイに掲載された記事の再掲と新たに書き下ろされた文章となっています。各記事は、「ハンドメイド自転車、特にツーリング用車製作の経験とノウハウに役立つ記事をまとめて、進歩の過程を圧縮した形で追体験あるいは疑似体験してもらう」ことを意図しているとのことです。 再掲記事は、当時の今井彬彦編集長による「一人で車種別に自転車を持つ」シリーズの連載記事から始まっています。この記事は当時の読者の多くに衝撃を与えたようで、その後の自転車趣味の方向付けとなった方も少なくなかったようです。 「ニューサイ的オーダーメイド車発達の系譜」は同時代性をもってニューサイを読んでいた方には懐かしい内容となっていると思います。また、これからオーダー車、特にクラシカルなランドナーの世界に踏み入れていこうと考えている方には良い参考書になると思います。

自転車メンテナンス

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 本日の1冊 今回は「自転車メンテナンス」を取り上げます。 「自転車メンテナンス」は、著者である新田眞志氏の前著「自転車メンテナンスブック」以降8年間の変化を反映して再編したもので、1995年に発行されました。 同書は、各部のメンテナンスや調整、消耗パーツの交換方法等を、多くの写真を用いて解説しています。メンテナンスについては、日常のメンテナンスにとどまらず、オーバーホールレベルのメンテナンスについても触れられています。解説項目は、駆動系等スポーツ車各車種に共通の項目に加えて、ライティングやマッドガード等のランドナー系車種を対象とした項目も設けられています。一方で、MTB系のサスペンションについてはその手の専門書に譲るとして同書では扱っていません。 同書にはメンテナンス以外にも「チューンアップ」「ドレスアップ」「オーダーメイド」のページも設けられています。特に「ドレスアップ」というのは他であまり見かけない珍しい項目だと思います。「ドレスアップ」の項では、パーツアッセンブル時にバランスの取れた自転車全体が美しく見えるような組付け寸法等を紹介しています。 「自転車メンテナンス」は、発行が1990年代ということもあり、現在からみると、いわゆるクラシックパーツといわれる範疇の部品を使用した、ロードやランドナーをメンテナンスする方にとって最適な参考書といえるでしょう。

イベント出店のお知らせ

轍堂は 10月に下記イベント 10月15日(土) 諏訪湖の片倉館で開催される「French Vélo Meeting」の「ノスタルジー・バザール」 10月22日(土) 京王閣競輪場で開催される「京王閣競輪場サイクルフリーマーケット」 に出店いたします。 従いまして、10/15および10/22は、轍堂の店舗営業をお休みさせて頂きます。

ツール・ド・フランスを追いかけて

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本日の1冊 今回は「ツール・ド・フランスを追いかけて」を取り上げます。 「ツール・ド・フランスを追いかけて」は、1970年代からツールを追いかけてきた著者による取材記で、1991年に発行されました。 著者は1976年に別のスポーツ取材でヨーロッパ各地を訪れた際に、ジロ・デ・イタリアの最終日にエディ・メルクスの走りを目の当たりにした。そこで、翌年からメルクスの走りを見たいという思いに駆られて、ツール・ド・フランスの取材を始めることとなったそうです。 同書は、文章とともにフォトグラファーである著者の写真が多く掲載されています。その内容はレースそのものの取材記というよりは、レース前後や移動、その他のレース以外の舞台裏やサイドストーリーが主多く語られています。写真もレース以外、レース観戦に訪れた観客やレースの通過する街の人々の風景を切り取ったものがあり、雑誌のレース速報だけでは見られないツールのもう一つの顔を知ることができます。 「ツール・ド・フランスを追いかけて」は、1970年代後半から80年代にかけての取材が元になっています。掲載写真では、エディ・メルクスをはじめ、同時代に活躍したベルナール・イノーやグレッグ・レモン、ローラン・フィニヨン等のスター選手を見ることができます。文中ではツールに参加した日本人メカニックの話もあります。ツールのことを知りたい。特にレースレポートだけではわからない、ツールにまつわる周辺の話を知りたいと思っている方には楽しめる1冊だと思います。