ニューサイクリング 1971年12月号(No.85)

本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 1971年12月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの1971年12月号は、通巻85号です。 通巻85号の目次をページ順に追うと、 10 特集 '71ツールのマシン ル・シクル122号から 20 特集 アメリカの自転車ブームを見て 28 '71ヨーロッパプロルート競技 42 路傍の文化財〈連載第2回〉 板碑について 46 対談 いろいろおしゃべりしょう(5) 関東と関西のサイクリング 52 エッセイ あの日あの時 その4 ある冬の紀行より 56 カメラ紀行 秋の北山 60 サイクリングレポート 秋の醍醐峠 62 交換案内 63 製品メモ 64 パニア・バッグ となっています。 主な記事の内容を以下にご紹介します。 ※各ページの題名が目次と異なる場合は、本文の題名を表記しています。 「1971ツールのマシン ル・シクル・122号から」 この記事は今月の特集で、ル・シクル・122号のツール・ド・フランスの記事からメカニック面に注目し、同紙に掲載されたダニエル・ルブール氏の描いたイラストを掲載してエディ・メルクス他3選手の使用した自転車の特徴を紹介しています。また、記事の冒頭では各車のイラストを描いたルブール氏の紹介と、氏の著書や氏のサインが型押しされたサドルなどを紹介しています。 「アメリカの自転車ブームを見て」 この記事は今月の特集の二つ目で、当時、バイコロジーという新語まで作り出したアメリカでの自転車ブームをつぶさに見てきた筆者による、800枚に及ぶ写真の一部を用いながらブームの様子を伝えるレポートです。その内容は、ロサンゼルスでのロードレースと、アメリカの自転車販売店の主人宅の様子を伝えるものとなっています。 「'71ヨーロッパプロルート競技」 この記事は「パリニース」「第62回ミラノサンレモ」「第31回ゲントヴェヴェルゲン」「第55回ツールドフランドル」「第69回パリ-ルーベ」のレースレポートと上位入賞者の報告です。 「路傍の文化財」 この文は、筆者がサイクリングの際に見てきた路傍の文化財を紹介していく企画の連載です。連載第二回は「板碑について」と題して青石塔婆について、用材、搭形、構造と型式、造立趣旨と建立場所等を詳述しています。 「いろいろおしゃべりしょう(5) 関東と関西のサ...