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ニューサイクリング 2003年5月号(No.471)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2003年5月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2003年5月号は、通巻471号です。 カラーの口絵は、「JCRC 2003 第1戦開催!」「a.b.cCup vol.19 ひな祭りpecial」「第1回全日本実業団マスターズ選手権大会」「なるしま杯自転車大運動会」「ハンドメイドバイシクルショー」です。 471号の目次をページ順に追うと、 12 端午の節句は小国町 16 安曇野の春と味覚を訪ねる 18 山みち峠みち平みち(7) 26 自転車の歴史(4) 35 〔道草随想〕竪と横 36 JCRC 2003 第1戦 38 第1回全日本実業団マスターズ選手権ロードレース 40 a.b.cCup vol.19 ひな祭りpecial 42 内山靖樹レースリポート(6) 43 清水裕輔レースリポート(4) 44 中山朋子レースリポート(4) 46 キッズコーナー 48 秩父サイクルフェスティバル2003 50 ハンドメイドサイクルショー 53 新キ印日記 56 心の内なるBSダイヤモンドキャンピング車 65 自転車紀行 日本一周の旅 第1部(1) 72 アフガニスタン難民支援チャリティ駅伝 76 NC情報通 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「端午の節句は小国町」は九州の小国町、「安曇野の春と味覚を訪ねる」は信州安曇野、「山みち峠みち平みち(7)」は伊豆方面へのサイクリング紀行です。また、5月号からは連載のサイクリング紀行「自転車紀行 日本一周の旅 第1部(1)」が始まっています。 「自転車の歴史(4)」は、当時、シマノの自転車博物館サイクルセンター事務局長を務めていた中村博司氏による執筆の連載です。第4回目は「ワニと呼ばれた安全型自転車」と題して「セイフティ」と呼ばれる、1880年頃に登場し現在の見慣れた自転車の形へと進化していった安全型自転車のことを紹介しています。 「〔道草随想〕竪と横」は、連載のエッセイです。今回は「竪と横」と題して、地名に冠する「竪」と「横」の多寡について触れています。 「JCRC 2003 第1戦」「第1回全日本実業団マスターズ選手権ロードレース」「a.b.cCup vol.19 ひな祭りpecial」は、それぞれのレースレポートです。 「内山靖樹レースリポート(6)」「清水裕

ニューサイクリング 2003年4月号(No.470)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2003年4月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2003年4月号は、通巻470号です。 カラーの口絵は、「ショップ探訪」「2003チームブリヂストン・アンカー」「2003ウィンターロードレース大会」「2003シクロクロス世界選手権イタリア大会」です。 470号の目次をページ順に追うと、 12 GWは何処へ? 22 東京~青森ツーリング行 24 イメージ・ファインダー 28 自転車の歴史(3) 36 ロードスターというモデル 38 東信の林道案内(1) 42 〈随想〉大きい日本、小さい日本 44 '03 アミノバイタルカップ第1戦 47 ウィンターロードレースリポート 50 気分はもうツール・ド・フランス 52 '03シクロクロス世界選手権リポート 55 "きぬよ"の'03シクロクロス世界選手権観戦記 58 小平幸永レースリポート(8) 59 内山靖樹レースリポート(5) 60 清水裕輔レースリポート(3) 61 中山朋子レースリポート(3) 62 キッズコーナー 64 英国のサイクルショー 68 DSIS サイクリング対応オーダーインソール 73 NC情報通 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「GWは何処へ?」は4月号の特集です。ゴールデンウイークのサイクリングプランの参考にと、山梨県・岡山県・奈良県でのサイクリングを計画している読者による計画および実走レポートが3件掲載されています。 「東京~青森ツーリング行」は、国道4号線約800kmをロードレーサーを使い4日間で走ったツーリングのレポートです。 「イメージ・ファインダー」は、自転車を利用しつつ路上観察を試みるといった趣旨で行った都内ポタリングのレポートです。 「自転車の歴史(3)」は、当時、シマノの自転車博物館サイクルセンター事務局長を務めていた中村博司氏による執筆の連載です。第3回目は「自動車の元祖、三輪自転車〈トライシクル〉」と題して三輪自転車の歴史について述べています。 「ロードスターというモデル」は、通勤用としてイギリス製のロードスターを入手したオーナーの顛末記です。 「東信の林道案内(1)」は長野県東部となる東信地域にある林道を紹介していく連載企画です。第1回目は、「千米(メートル)林

ニューサイクリング 2003年3月号(No.469)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2003年3月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2003年3月号は、通巻469号です。 カラーの口絵は、「Speial Made Cycle」「ショップ探訪」「ねこばばの会 クロカン・スキーに挑む!」です。 469号の目次をページ順に追うと、 12 春のツーリングコース・ガイド 40 自転車の歴史(2) 46 ねこばば的冬場の楽しみ方 48 実業団登録選手を目指す! 52 小平幸永レースリポート(7) 53 内山靖樹レースリポート(4) 54 清水裕輔レースリポート(2) 55 中山朋子レースリポート(2) 56 Speial Made Cycle 60 今月の新作自転車 62 全国サイクリングクラブガイド(4) 64 コッツウォルズの旅 70 耶馬渓の小さな旅 75 NC情報通 77 特約取扱ショップ 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「春のツーリングコース・ガイド」は、3月号の特集です。10名の方が、日帰りや泊りのサイクリングコースを案内しています。それぞれにコース図がついていますし、文章は実走レポートとなっいますので、コース選びには大いに参考になると思います。 「自転車の歴史(2)」は、当時、シマノの自転車博物館サイクルセンター事務局長を務めていた中村博司氏による執筆の連載です。第2回目は「異常な自転車〈オーディナリー〉の時代」と題してペニーファージング、日本では「だるま自転車」とも呼ばれている自転車の時代を解説しています。 「ねこばば的冬場の楽しみ方」は、「ねこばばの会」と称する女性サイクリスト集団が3年前から行っている冬のイベント、クロスカントリースキーを行った模様を伝えています。 「実業団登録選手を目指す!」は、フルタイムワーカーであるサラリーマンを続けつつ、実業団登録選手としてのパフォーマンスを維持するための日々のトレーニング方法について紹介しています。 「小平幸永レースリポート(7)」「内山靖樹レースリポート(4)」「清水裕輔レースリポート(2)」「中山朋子レースリポート(2)」は、自身が所属する各カテゴリーの参戦レースやトレーニングのことをレポートしています。 「Speial Made Cycle」は、ALPSスポルティーフです。アルプスとしてはスポーティな車種、しかも変速系

ニューサイクリング 2003年2月号(No.468)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2003年2月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2003年2月号は、通巻468号です。 カラーの口絵は、「Speial Made Cycle」「NC新春ラン」「レースリポート」「ショップ探訪」です。 468号の目次をページ順に追うと、 12 冬の過ごし方 40 Speial Made Cycle 47 "魔法の箒"デザインコンテスト表彰式 48 自転車の歴史(1) 54 山みち峠みち平みち その6 60 印旛沼周辺と風土記の丘ツーリング 62 レース・リポート 67 小平幸永レースリポート(6) 68 内山靖樹レースリポート(3) 69 清水裕輔レースリポート(1) 70 全日本サイクルサッカー選手権大会・全日本サイクルフィギュア選手権大会 74 キッズコーナー 76 モノディスプレイ 77 特約取扱ショップ 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「冬の過ごし方」は2月号の特集で、パートが3つに分かれています。Part1は、4名の選手が「冬場のトレーニング」について書いています。Part2では「サイクリスト、冬の過ごし方」と題して、9名の方がサイクリングはもちろんパーツ集めやメンテナンス等、それぞれの冬の過ごし方を紹介しています。Part3では、「冬こそ海外サイクリングへ」として、フランス・イタリア・クロアチアと3つの目的地を挙げてそれぞれをガイドしています。 「Speial Made Cycle」は、Baramonロードレーサーです。オーナーは当初外国製のフレームを入手して1台組んだものの、具合がよくないということで、新たに「ばらもん」でロードレーサーをオーダーしたとのことです。オーダー時のこだわりは、解説文に詳しくあります。また、フレームスケルトンはパーツアセンブルとともにスペック表に詳細が記載されています。完成後の全体のフォルムや各部の工作は、9点の写真で見ることができます。 「"魔法の箒"デザインコンテスト表彰式」は、「持ち運びしやすく環境影響の少ない折りたたみ自転車の普及・開発を支援するため」に実施されたコンテストです。記事では、経済産業大臣賞を受賞した「X-bike」とその授賞理由を紹介しています。 「自転車の歴史(1)」は、当時、シマノの自転車

ニューサイクリング 2003年1月号(No.467)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2003年1月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2003年1月号は、通巻467号です。 カラーの口絵は、「レースリポート」「東京国際自転車展」「ショップ探訪」です。 467号の目次をページ順に追うと、 12 新春エッセイ・思い出の街道 53 サイクルスポーツフェスティバル2002 54 レース・リポート 63 小平幸永レースリポート(5) 64 キッズコーナー 66 内山靖樹レースリポート(2) 68 モノディスプレイ 71 情報通 73 特約取扱ショップ 79 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「新春エッセイ・思い出の街道」は、毎年恒例1月号の特集です。2003年のお題は「思い出の街道」で、サイクリングで通った街道や街道沿いにあった街や峠などにまつわる思い出を23名の方がを綴っています。 「サイクルスポーツフェスティバル2002」は、三宅島復興支援として東京ドームで開催されたイベントのレポートです。 「レース・リポート」は、「第1回全日本実業団サイクルロードレースin石川」「中野浩一メモリアル・ツール・ド・ジャパン2002兼ブリヂストンサイクル杯第25回日刊スポーツサイクルグランプリ」「第13回レディストライアスロン参戦記」「ツールド沖縄に参加して」で、それぞれ参加選手によるレポートです。 「小平幸永レースリポート(5)」「内山靖樹レースリポート(2)」は、両選手それぞれに参加したシクロクロスレースの参戦レポートです。 「キッズコーナー」では、「第一回スペシャライズドカップサイクルロードレース大会」は6年生の、「中野浩一メモリアル・ツール・ド・ジャパン2002&ブリヂストンサイクル杯日刊スポーツサイクルグランプリ」は4年生の小学生によるレース参加レポートです。 2003年1月号の裏表紙広告は、デイリーヤマザキでした。

ニューサイクリング 2002年12月号(No.466)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年12月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年12月号は、通巻466号です。 カラーの口絵は、「JCRCシリーズ第7戦アートスポーツ杯」「SUBARU koga-miyata Cup 2002」「フレンド商会チームレオパード 秩父・長瀞ツーリング」「ショップ探訪」です。 466号の目次をページ順に追うと、 12 私達のサイクリングの原点 26 九州中央山地『屋敷』を巡る 36 林道へ行こう 38 四国連峠~旧道ガイド 42 筑波山と霞ケ浦サイクルの旅 48 レース・リポート 60 小平幸永レースリポート(4) 62 キッズコーナー 67 モノディスプレイ 68 自転車文化センター移転 70 情報通 71 特約取扱ショップ 77 バックナンバー 80 2002年NC総目次 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「私達のサイクリングの原点」は、ラバネロの高村精一氏他4人による座談会です。それぞれの子供時代の自転車とのかかわりからサイクリングやレース、食べ物にまつわる思い出など、それぞれの考えや思いを語り合っています。 「九州中央山地『屋敷』を巡る」「林道へ行こう」「四国連峠~旧道ガイド」「筑波山と霞ケ浦サイクルの旅」は、サイクリング紀行やツーリングガイドです。 「レース・リポート」は、9月10月に行われたレース「JCRCシリーズ第7戦アートスポーツ杯」「SUBARU koga-miyata Cup 2002 ATB RACE」「全日本実業団クリテリウムin神戸」「全日本実業団クリテリウムinいわき」「2002ジャパンカップ」の模様をレポートしています。 「小平幸永レースリポート」はMTBレーサー小平幸永選手による連載です。今回は「2002年スワコレーシングチーム霧ヶ峰TT」参戦のレポートです。 「自転車文化センター移転」は、自転車文化センターが赤坂から北の丸公園の科学技術館2階に移転した時のオープン前の取材報告です。記事では、当時の自転車文化センター次長・渋谷良二氏によるリニューアルオープンについての抱負が語られています。 2002年12月号の裏表紙広告は、ラバネロでした。

ニューサイクリング 2002年11月号(No.465)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年11月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年11月号は、通巻465号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「ツール・ド・北海道」「JCRC第6戦/東京シティサイクリング」「ショップ探訪」です。 465号の目次をページ順に追うと、 12 全国サイクリングクラブガイド(3) 22 Special Made Cycle 28 スコットランド寸評 34 山みち峠みち平みち その5 40 三連勝シニア北海道紀行(後編) 49 東京シティサイクリング 50 シルクロードと夢の跡2002 54 レース・リポート 62 小平幸永レースリポート 63 キッズコーナー 64 道の駅・「たまつくり」 66 今月の新作自転車 69 モノディスプレイ 72 情報通 73 特約取扱ショップ 79 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「全国サイクリングクラブガイド(3)」は、11月号の特集です。前回・前々回に続き今回は6つのクラブ、「キヤノンサイクリングクラブ」「日本サイクスツ・ツーリング・クラブ京都」「輪跡サイクリング・クラブ」「京都ペンギンサイクリングクラブ」「北大阪サイクリングクラブ」「ローマン・サイクスト・ツーリング・クラブ」を紹介しています。 「Special Made Cycle」は、Terada700Cスポルティーフです。オーナーは雑誌で写真を見てほれ込み、店を訪問。パーツは当時の現行パーツを使いつつも、クラシカルな雰囲気でまとめたようです。その詳細は、12点の写真とスペック表で確認することができます。 「スコットランド寸評」は、スコットランドを走った海外サイクリング紀行。「山みち峠みち平みち その5」と「三連勝シニア北海道紀行(後編)」は国内のサイクリング紀行です。 「シルクロードと夢の跡2002」は、2001年9月号から11月号まで連載されたサイクリング紀行の続編です。この旅は、新聞に掲載された記事をきっかけに、西安からローマまでを複数人で15年かけて走りをつないでいこうという計画です。今回は、2002年に走った2週間800kmの自転車旅の模様が書かれています。 「レース・リポート」は、8月9月に行われた「2002ツール・ド・北海道国際大会」「JCR

ニューサイクリング 2002年10月号(No.464)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年10月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年10月号は、通巻464号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「ショップ探訪」「レース特集/チームラバネロ・サマーキャンプ」です。 464号の目次をページ順に追うと、 16 スペシャルメイドサイクルパート5収録自転車製作記 29 道草随想〈日和山〉 30 Special Made Cycle 36 名栗湖から秩父桜湖へ 40 三連勝シニア北海道紀行 46 レース・リポート 60 小平幸永レースリポート 61 クラブサイクリングレポート 62 チームラバネロ・サマーキャンプ参戦記 64 2002サイクルサッカー・ワールドカップアジア大会 66 花月園競輪場「ラッキースクェア」オープン 67 キッズコーナー 68 道の駅「多古」・あじさい館 70 モノディスプレイ 73 特約取扱ショップ 78 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「スペシャルメイドサイクルパート5収録自転車製作記」は、ニューサイクリング2002年7月増刊号として発行された「スペシャルメイドサイクルパートV」に掲載された自転車4台の、オーナーによる製作記です。取り上げられているのは、「トーエイ・タンデム」「CT'.2002ツーリング」「トーエイ・グランツーリズム」「トレダイン・通勤快速車」です。いづれもオーナーによる製作自転車に対する熱い思いが綴られています。また、目次では紹介されていませんが、本文には先のオーナーによる友人の遺品という「トーエイ・ランドナー」が紹介されています。 「道草随想」は、連載のエッセイです。今回は〈日和山〉と題して日和と水運の関係性について触れています。 「Special Made Cycle」は、「アレックスモールトンAMジュビリーL」です。オーナーはモールトン輸入元の方で、今回紹介されているのはモールトン博士からプレゼントされたものだということです。フレームキットから組んだもので、最初の頃からは色々とパーツを付け替えて現在の形になっているそうです。その詳細は10点の写真とスペック表で知ることができます。 「名栗湖から秩父桜湖へ」「三連勝シニア北海道紀行」は、ソロおよびチームでのツーリングレポートです。 「レース・リポー

2023ハンドメイドバイシクル展

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 昨日20日は科学技術館で開催された「2023ハンドメイドバイシクル展」を見に行ってまいりました。 数多くの工房が一堂に会する機会はなかなか無いので、貴重な展示会だと思います。各社のブースには、1台から数台の展示車もあり、オーダーメイドの自転車を検討されている方は是非訪れるべきだと思います。店主も各ブースを回り、旧知のビルダーさんにも挨拶してまいりました。 ひとつは、いつもお世話になっている「TOEI(トーエイ)」ブランドで知られる東叡社さん。今年もクラシックタイプのランドナーを出展されていました。 そして、もう一つご紹介。こちらは「MONTSON(モンソン)」ブランドを製作している山音製輪所さん。ビルダーの尾坂さんは、東叡社で修業した後に独立した方。さらに、フレームだけではなく、バッグ類も製作しています。自転車とバッグをトータルでプロデュースできる特色のある工房です。 その他にもフレームパイプや部材等、普段目にする機会のないものも見られます。サイクリストや自転車愛好家はもちろん、自転車がちょっと気になるという方でも、訪れてみれば色々と楽しめる展示会だと思います。

ニューサイクリング 2002年9月号(No.463)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年9月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年9月号は、通巻463号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「シマノ八ヶ岳バイカーズ・フェスティバル」「JCRCロードレース2002年シリーズ第5戦」「ショップ探訪」です。 463号の目次をページ順に追うと、 12 全国サイクリングクラブガイド(2) 26 Special Made Cycle 32 GIジョーとロシナンテ 41 道草随想〈翁〉 42 レース・リポート 50 Libertus Tochigi Bicycle Clubとの合同練習を終えて 52 小平幸永レースリポート 55 キッズコーナー 56 モノディスプレイ 58 情報通 61 特約取扱ショップ 66 バックナンバー 74 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「全国サイクリングクラブガイド(2)」は、8月号に続く9月号の特集です。今回は6つのクラブ、「みのむしサイクリングクラブ」「浦和サイクリングクラブ」「荒川サイクリングクラブ」「東通相模サイクリングクラブ」「自転車で道を走ってみる会」「サイクリングクラブ タートルズ」を紹介しています。 「Special Made Cycle」は、クラブモデル風快走車です。当初フレンチレーサーとした製作した1台を、オーナーがクラブモデル風に改装したものということです。フラットバーや電装等アセンブルの詳細はスペック表で、全体像と各部の詳細は13点の写真で紹介されています。 「GIジョーとロシナンテ」は、所有する自転車にロシナンテと名付け目的に応じてさまざまにパーツや使用を変更してきているオーナーによる1台の自転車改装遍歴の紹介記事です。 「道草随想」は、連載のエッセイです。今回は〈翁〉と題して「翁」の字が付く地名や、翁に関連して能の「養老」の話が出てきます。 「レース・リポート」は、7月に行われたMTB、トラック、ロードレースの3つの競技大会をレポートしています。 「小平幸永レースリポート」はMTBレーサー小平幸永選手による新連載です。第1回目は「2002JCFマウンテンバイクジャパンシリーズクロスカントリー第6戦」の参戦レポートです。 2002年9月号の裏表紙広告は、デイリーヤマザキでした。

ニューサイクリング 2002年8月号(No.462)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年8月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年8月号は、通巻462号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「シマノ2003新製品」「内灘サイクルロードレース大会」「全日本実業団東日本自転車競技大会」「なるしま杯・ロードレース大会」「ショップ探訪」です。 462号の目次をページ順に追うと、 12 全国サイクリングクラブガイド(1) 26 Special Made Cycle 32 山みち峠みち平みち その4 40 ちょっと鹿児島まで 50 レース・リポート 56 今月の新作自転車 58 道の駅 蔦木宿 63 杖突峠メモリアルラン参加記 66 キッズコーナー 67 情報通 69 特約取扱ショップ 74 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「全国サイクリングクラブガイド(1)」は、8月号の特集です。今回は8つのクラブ、「北関東なんでもなめ猫会」「両国サイクリングクラブ」「港サイクリングクラブ」「ヨコハマサイクリングクラブ」「サイクリストクラブはづき」「サイクリングクラブ ウインディ」「夕凪サイクリングクラブ」「NTGサイクリングクラブ」を紹介しています。 「Special Made Cycle」は、グランヴェロ・ロードです。グランヴェロは、ブリヂストンサイクルのメーカー車でありながらフルオーダー可能なシステムのブランドでした。オーナーは運よくフレームを入手、その後は刻印入りのオリジナルを含めたパーツをこつこつと集め完成させたとのことです。カンパを中心としたパーツアセンブルはスペック表で、刻印の入ったオリジナルパーツ等は7点の写真で確認することができます。 「山みち峠みち平みち その4」「ちょっと鹿児島まで」は、サイクリング紀行です。 「レース・リポート」は6月に行われたレースから3つ「第20回内灘サイクルロードレース大会」「第33回全日本実業団東日本自転車競技大会」「第1回なるしま杯・ロードレース大会」のロードおよびトラックのレースレポートです。 「今月の新作自転車」は、読者の新作自転車を紹介するコーナーで、今月号では「パレッティMTB 銀輪庵スペシャル」が取り上げられています。 「道の駅 蔦木宿」は、編集部員による道の駅訪問記です。今回は、長野県

ニューサイクリング 2002年7月号(No.460)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年7月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年7月号は、通巻460号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「ツアー・オブ・ジャパン」「シマノもてぎロードレース」「筑波8時間耐久レース」「茨城県サイクルクラブ記録会」「ショップ探訪」です。 460号の目次をページ順に追うと、 12 続 ドン・ホセ・ミゲールとの想い出 22 Special Made Cycle 28 レース特集 Part2 36 旅のヒント ー茅葺き屋根のある風景 49 モノディスプレイ 50 山背古道 54 二代目襲名~クロスバイク 60 モールトン・オーナーズー・ミーテイング 62 今月の新作自転車 64 SDVの風に乗って 66 キッズコーナー 67 情報通 69 特約取扱ショップ 75 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「続 ドン・ホセ・ミゲールとの想い出」は、1992年のホセ・ミゲール・エチャーバリ氏との再開、そして氏の自宅やミゲール・インデュラインの自宅を訪問した際の思い出を綴っています。 「Special Made Cycle」は、ペルジタ・ランドナーです。オーナーは、あまり世に知られていない隠れた名工(フレームビルダー)に依頼しようと考え、ペルジタの笹島氏に出会い、オーダーしたとのことです。そのペルジタのフォルム、ディテールは11点の写真で確認することができます。 「レース特集 Part2」は6月号に続くレース特集です。記事は、「パレ那須エンジョイダウンヒル」「a.b.c. Cup Vol.16」「第4回シマノもてぎロードレース」「筑波春の8耐参戦記」「第38回茨城県サイクルクラブ記録会」「7th TOUR OF JAPAN」を取り上げています。 「旅のヒント ー茅葺き屋根のある風景」は、茅葺き屋根とその魅力を紹介。また、筆者が茅葺き屋根の見られるコースを走ったサイクリング紀行と、茅葺き民家がある程度まとまってみられる地域を紹介しています。 「山背古道」はツーリングレポートです。 「二代目襲名~クロスバイク」は、オーナーにとって2台目となるクロスバイク(MTB)の製作記です。オーナーによると、ランドナーではカバーしきれないフィールドを走るためのランドナーの心とM

ニューサイクリング 2002年6月号(No.459)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年6月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年6月号は、通巻459号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「春のレース特集」「ショップ探訪」です。 459号の目次をページ順に追うと、 12 春のレース特集 22 手づくり「リカンベント」2題 28 Special Made Cycle 34 ビンテージ・カンパニョーロ私的大全 40 自転車 その寿命と延命措置〈3〉 52 ほんのり有明海 61 道草随想〈港が見える丘〉 62 和田峠~夕焼け小焼け文化農園 64 クラブ活動紹介 66 キッズコーナー 67 情報通 68 モノディスプレイ 69 特約取扱ショップ 75 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「春のレース特集」は6月号の特集です。記事は、「ツール・ド・草津」「ツール・ド・八ヶ岳」「チャレンジサイクルロードレース」「BIKE FUJI」「アミノバイタルカップ」「しのいMTBフェスティバル」を取り上げています。 「手づくり「リカンベント」2題」は、ハンドメイドのリカンベントを2台紹介しています。 「Special Made Cycle」は、チネリ(カンパ50周年)ロードレーサーです。このチネリは完成車として売り出されたものではなく、オーナーがフレームを入手後カンパニョーロの50周年セットのパーツをアセンブルして組上げた1台です。50周年以外のパーツアセンブルはスペック表で、フレームや各パーツの組付け状態は17点の写真によってつぶさに見ることができます。 「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」は、自身「カンパの超オタク」という筆者が、ビンテージパーツを中心に紹介していく連載記事です。最終回となる第8回目は、「主に60年代以前のパーツ類」と題して前期物のグランスポルトや40年代の継ハブ、50年代のペダル他、貴重な品々を紹介しています。 「自転車 その寿命と延命措置〈2〉」は、「自転車・その劣化」としてシリーズ化されているものです。今回の「延命措置」では、各パーツの延命措置を「一般使用時」「極限状態での使用時」そして「輸送・保管時」に分類して解説しています。今回取り上げているのは主に金属パーツです。 「ほんのり有明海」「和田峠~夕焼け小焼け文化農

ニューサイクリング 2002年5月号(No.458)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年5月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年5月号は、通巻458号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「TOKYOエンデューロ/MTB Masters Cup」「JCRCロードレース」「ショップ探訪」です。 458号の目次をページ順に追うと、 12 ドン・ホセ・ミゲールとの想い出 22 Special Made Cycle 26 ビンテージ・カンパニョーロ私的大全 30 山みち峠みち平みち 36 讃岐うどんサイクリング 43 道草随想〈みやこ〉 44 自転車 その寿命と延命措置〈2〉 56 今月の新作自転車 60 ハンドメイドバイシクルショー 65 キッズコーナー 66 モノディスプレイ 67 情報通 69 特約取扱ショップ 75 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「ドン・ホセ・ミゲールとの想い出」は、ホセ・ミゲール・エチャーバリ・ガルシア氏との1991年の出会いとその年のジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスでの思い出を綴っています。 「Special Made Cycle」はコルナゴ(30周年)ロードレーサーです。1984年製のコルナゴ30周年記念モデルのセットで組まれたという1台は、パーツの各所にコルナゴの文字やスペードマークが刻印されています。そのマークや刻印は、10枚の写真によって見ることができます。 「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」は、自身「カンパの超オタク」という筆者が、ビンテージパーツを中心に紹介していく連載記事です。第7回目は、ワイヤーリードとブレーキセットを取り上げています。 「山みち峠みち平みち」はシリーズ物の、「讃岐うどんサイクリング」は食べ巡りのサイクリング紀行です。 「道草随想」は、連載のエッセイです。今回は〈みやこ〉と題して「宮処」について述べています。 「自転車 その寿命と延命措置〈2〉」は、「自転車・その劣化」としてシリーズ化されているものです。今回の「延命措置」では、各パーツの延命措置を「一般使用時」「極限状態での使用時」そして「輸送・保管時」に分類して解説しています。今回取り上げているのは主に非金属パーツです。 「今月の新作自転車」は、読者の新作自転車を紹介するコーナーで、今月号では「トーエ

店舗営業のお休みのお知らせ

1月21日(土)と22日(日)は、「2023バンドメイドバイシクル展」が東京の科学技術館催事場において開催されます。 轍堂店主は、21日(土)にハンドメイドバイシクル展の視察に参ります。その為、21日の店舗営業はお休みとさせていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

ニューサイクリング 2002年4月号(No.457)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年4月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年4月号は、通巻457号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「ハンドメイドバイシクルショー」「アミノバイタルCup」「ショップ探訪」です。 457号の目次をページ順に追うと、 12 ゴールデンウィークのコースガイド 40 Special Made Cycle 44 ビンテージ・カンパニョーロ私的大全 50 カンパよもやま話 53 道草随想〈遠近法としての28ミリ〉 54 自転車 その寿命と延命措置〈1〉 66 今月の新作自転車 68 シクロクロス世界選手権・大会レポート 73 キッズコーナー 74 モノディスプレイ 75 情報通 77 特約取扱ショップ 82 編集後記 となっています。 なお、目次では53ページに掲載となっている「道草随想〈遠近法としての28ミリ〉」ですが、本文の掲載ページは76ページになっています。ちなみに、53ページに掲載されているのは東叡社の広告です。 主な記事を紹介すると、 「ゴールデンウィークのコースガイド」は4月号の特集です。国内12コース、海外1コースが取り上げられています。 「Special Made Cycle」は、べニックス・ツーリズモです。これはメーカー完成車ですが、2001年に九州のとある倉庫で丸紅山口の箱に入ったままの状態で発見されたものとのことです。自転車そのものはマスプロ車ですが、25年近くの時を経て発見された新車ですから、スペシャルな1台には違いないでしょう。 「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」は、自身「カンパの超オタク」という筆者が、ビンテージパーツを中心に紹介していく連載記事です。第6回目は、シートピラーとWレバーを取り上げています。今までの流れに沿い、時代的には70年代後半までということで、ピラーは2本締めに絞り1本締めのピラーは割愛されています。シフトレバーについてもシングルレバーは含まずに、ダブルレバーのみを取り上げているとのことです。 「カンパよもやま話」は、自称サンプレ党の筆者が、一目置いているカンパについて自身のオタク話について書き綴ったものです。 「自転車 その寿命と延命措置〈1〉」は、「自転車・その劣化」としてシリーズ化されているものです。今回の「寿命」では寿命の

ニューサイクリング 2002年3月号(No.456)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年3月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年3月号は、通巻456号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「FUKAYAサイクルフェア」「ショップ探訪」です。 456号の目次をページ順に追うと、 12 自転車で通勤する 24 Special Made Cycle 30 ビンテージ・カンパニョーロ私的大全 36 続・ツーリング車を使いやすくするひと工夫 42 よかぐら椎葉 48 安芸灘散歩 51 道草随想〈夢告〉 52 第2回ランデヴー・アレックス・サンジェ参加記 56 2002年元旦サイクリング 58 今月の新作自転車 62 アミノバイタルCup最終戦 63 キッズコーナー 64 モノディスプレイ 67 情報通 69 特約取扱ショップ 74 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「自転車で通勤する」は、3月号の特集です。記事は、黒田編集長による「私の通勤自転車術」「自転車通勤者10人による実践例」寺田商会の寺田好宏氏による特別寄稿「6分…秒」の3部構成となっています。 「Special Made Cycle」は、クロススポルティーフです。「自転車屋中嶋」を通じてオーダーしたトーエイは、ダートの峠越えを楽しむことをコンセプトに製作されました。細かなコンセプトやパーツ選定、フレーム仕様については、オーナーの解説文に詳しく記載されています。フレームの工作やパーツアセンブルはスペック表で、フォルム全体やディテールは10点の写真で確認することができます。 「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」は、自身「カンパの超オタク」という筆者が、ビンテージパーツを中心に紹介していく連載記事です。第5回目は、「鉄ものリアメカ」を取り上げています。ここでは、中期・後期のグランスポルトと鉄レコードの二つに絞って紹介。写真もふんだんに交えて年代ごとの違いについて考察を加えています。 「続・ツーリング車を使いやすくするひと工夫」は前月号から続く、いわゆるランドナー系の自転車についてオーナーがそれぞれの工夫を紹介する記事です。3月号では、2名の方の工夫事例を紹介しています。 「よかぐら椎葉」「安芸灘散歩」「2002年元旦サイクリング」は、サイクリングレポートです。 「道草随想〈

ニューサイクリング 2002年2月号(No.455)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年2月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年2月号は、通巻455号です。 カラーの口絵は、「Special Made Cycle」「NC新春ラン-多摩川を走ろう」「ショップ探訪」です。 455号の目次をページ順に追うと、 12 ツーリング車を使いやすくするひと工夫 26 Special Made Cycle 32 ビンテージ・カンパニョーロ私的大全 38 私的カンパニョーロ大絶賛! 40 山みち峠みち平みち 44 やっぱりツーリング車が好き-大菩薩峠- 47 道草随想〈瑞光石〉 48 今月の新作自転車葉 52 奥美濃「温見峠ミーティング」あれこれ 57 実走レポート・南伊豆 58 デュアスロン・突撃記 60 a.b.c.Cupクリスマス・スペシャル 62 道の駅・厚岸グルメパーク 64 モノディスプレイ 68 情報通 69 特約取扱ショップ 74 バックナンバー 82 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「ツーリング車を使いやすくするひと工夫」は、いわゆるランドナー系の自転車について5名のオーナーがそれぞれの工夫を紹介する2月号の特集記事です。最新パーツの使用や小物類のちょっとした加工による走行時や輪行時の使い勝手向上などが紹介されています。 「Special Made Cycle」は、アルプスミニ16です。アルプスのミニベロという、アルプスとしては変わり種です。既にローバーを所有するアルプスオーナーがなぜ16インチのアルプスをオーダーするに至ったのかは、オーナーによる解説文で明らかにされています。また、細かな仕様やディテールはスペック表と11点の写真で確認することができます。 「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」は、自身「カンパの超オタク」という筆者が、ビンテージパーツを中心に紹介していく連載記事です。第4回目は、レコードハブを取り上げています。筆者によると、レコードのハブは約30年に渡って製造されていたとのことですが、この項では76年頃までの、いわゆる直クイックの時代までをビンテージと定義し、約20年間のレコードハブについてその詳細を追っています。 「私的カンパニョーロ大絶賛!」は、「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」に触発されたカンパ好きユーザーによるよもやま話です。 「山みち

ニューサイクリング 2002年1月号(No.454)

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 本日の1冊 今回は「ニューサイクリング 2002年1月号」を取り上げます。 ニューサイクリングの2002年1月号は、通巻454号です。 カラーの口絵は、「Special Made cycle」「2001東京国際自転車展」「MTBクロスカントリーレースin清水公園」「ブリヂストン杯第24回日刊スポーツサイクルグランプリ」「キャノンデール・ジャパン10周年フェスティバル」「勤労感謝の日都内ポタリング」「ショップ探訪」です。 454号の目次をページ順に追うと、 16 新春エッセイ"趣味の自転車・カメラ" 42 Special Made cycle 48 ビンテージ・カンパニョーロ私的大全 54 世界戦観戦サイクリング 60 MTBクロスカントリーレースin清水公園 62 ブリヂストン杯第24回日刊スポーツサイクルグランプリ 64 道の駅・天竜相津 花桃の里 63 道草随想〈Cafe〉 66 トーエイオーナーズミーテイング 69 情報通 73 特約取扱ショップ 78 バックナンバー 86 編集後記 となっています。 主な記事を紹介すると、 「新春エッセイ"趣味の自転車・カメラ"」は、毎年恒例1月号の特集です。自転車やサイクリング、写真やカメラ機材のことについて17名のエッセイが掲載されています。 「Special Made cycle」は、前年まで「私のスペシャルメイド」というタイトルで掲載されていたシリーズです。タイトルは変わりましたが、内容は今までのものを継承しています。今回取り上げられているのは、SWの子供車です。オーナーの解説によると、この自転車は技研の井上重則氏が渡辺捷治製作所へオーダーしたものということです。入手後にレストアをしていますが、子供車ゆえの苦労が解説文からも伝わってきます。使用パーツはスペック表で、また12点の写真で各部の工作を見ることができます。 「ビンテージ・カンパニョーロ私的大全」は、自身「カンパの超オタク」という筆者が、ビンテージパーツを中心に紹介していく連載記事です。第3回目は、レコードのフロントチェンジを取り上げています。 「世界戦観戦サイクリング」は、ポルトガルのリスボンで開催された世界ロードレース選手権の観戦記です。 「MTBクロスカントリーレースin清水公園」はニューサイチームとして参加した

店舗営業日です

 今日の春日部、先程まで駅周辺の上空をヘリコプターが飛んでいました。メディアの取材ヘリのようではなかったですが、なんでしょうね。 本日9日(祝)は店舗営業いたします。 轍堂、開店いたしました。

2023年開店初日

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 今日の春日部、昨日までの予報と打って変わって快晴です。 轍堂は本日より店舗営業開始です。 轍堂、開店いたしました。 この3連休は、9日も営業いたします。

すばらしい自転車

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  本日の1冊 今回は「すばらしい自転車」を取り上げます。 「すばらしい自転車」は、日本放送出版協会から1973年に発行されました。中学生のための「NHKブックスジュニア」シリーズのひとつで、著者は鳥山新一氏です。 同書は「自転車の歴史」「今の自転車」「人間と自転車」の3部構成となっています。「自転車の歴史」では題名の通り、自転車の発明から1900年頃までの自転車発達の歴史を紹介しています。自転車の発明は1800年代とされていますが、車輪自体は紀元前からあったようです。同書では自転車の定義を「二つの車輪を前後に並べた二輪車」としています。車輪を横に並べた二輪車はもっと古くからあったようですが、前後に並べた乗り物は時代がずっと後になってから登場したということです。 「今の自転車」は、自転車の種類と構造を細かく解説しています。自転車の種類は、運搬車、軽快車、サイクリング用車、レース用車など、10種類に分けて紹介しています。自転車の構造は、フレーム、車輪、トランスミッション、操縦・制御部分に大別して解説しています。例えばフレームでは、フレーム形式、強度と剛性、材料に関して深掘りしています。 「人間と自転車」では、自転車はなぜ倒れずに走れるのかといった疑問、走行抵抗や運動性能といった項目を理論的に解説しています。物理の法則や数式も色々と登場してきますので、中学生向けとしてはやや難解な部分があるのではないかと思います。 「すばらしい自転車」は、「中学生のための新教養」と銘打ったシリーズ本のひとつですが、自転車好きの大人が読んでも十分楽しめる内容になっていると思います。

地図は言葉を超える

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本日の1冊 今回は「地図は言葉を超える 自転車で走ったヨーロッパ75日」を取り上げます。 同書は、コンフォートロードタイプの自転車でヨーロッパを走った筆者によるサイクリング紀行です。オランダを出発し、ベルギー、ドイツ、オーストリー、スイス、フランスを走ってスペインまでの自転車旅。世界一周でよく聞くキャンプ旅と違い、全て宿泊施設に泊まっての旅。冒険旅行というよりは、1日の走行距離も100km未満のことが多く、交通手段に自転車を使った長期の観光旅行といった趣です。一泊サイクリングの延長のような旅なので、読者にとってより身近な感覚で読み進めることができるのではないでしょうか。 オランダのアムステルダムから始まった旅は、毎日が日記形式で移動・宿泊・観光の様子が描かれており、各街の様子をひとつひとつ見て取ることができます。各国の様子にそれぞれの特徴はあるものの、オランダからスイスまではサイクリングロードがどこの国もよく整備されており、日本とは相当の隔たりがあるようです。また街中での他の交通、特にクルマとの共存関係については日本にいては到底理解できないほど良い関係になっているようです。 いっぽうフランスはサイクリングロードが少ないようで、一般道を走ることが多くなっています。また、途中からはスペイン・サンティアゴへの巡礼街道を行くルートとなっています。筆者は途中で気付いたとのことですが、巡礼者パスポートを得た巡礼者に対しては、宿泊場所の提供など、手厚いバックアップ体制が整えられているようです。これを読んで、四国88か所巡礼など、日本の巡礼街道はどのような支援体制があるのだろうと考えてしまいました。 スペインでは巡礼者も増え、ルートもクルマ用徒歩用と複数のルートが用意されているとのこと。ただし、徒歩用のルートは未舗装路で自転車での巡礼者はMTBばかり。筆者のようなロードタイプは皆無とのこと。ただし、スペインの主要な道路には自転車レーンが整備されているそうで、一般道は不安なく走れるようです。これからスペインへ自転車で巡礼しようとされている方には有用な情報です。 筆者は60歳近くになってヨーロッパ各国をサイクリングし、宿泊は全て宿に泊まっています。75日という長期間は別にして、本書のコースから一部を切り取って1週間程度の休暇でも走れるコース設定をすることは可能です。 「地図は言葉を超え

発明の歴史 自転車

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本日の一冊 今回は「発明の歴史 自転車」を取り上げます。 「発明の歴史 自転車」は、社団法人発明協会から1980年に発行されました。 自転車が発明された時から現在(当時)までの自転車の歴史を追っています。同書は6章建てで、第1章は「さまよう自転車の起源」と題して、世界で初めて発明された自転車の起源を取り上げています。ここでは、定説となっている説の他、レオナルド・ダ・ビンチの遺稿から発見された自転車のスケッチや他の説も紹介されています。 第2章「自転車発明のプロセスを追う」と題して自転車発明以降、足で蹴る方法から足が地面を離れ現代的な形の自転車が登場するまでを技術的発達や発明にも触れながら、その歴史を紹介しています。 第3章では「日本の自転車発達史」として、日本へ自転車がやって来た時期から大正期までの歴史となっています。同書では、慶応年間に自転車の第一号が日本に上陸したとされる説を紹介しています。これに関連した話では、ごく最近に慶応年間に撮影された写真に自転車の写真が発見されたようです。過去の伝聞から一つの説となっているものが、数十年の時を経て写真という証拠によって裏付けられたというのが歴史の面白いところですね。 第4章「自転車のテクノロジー」は、自転車の発明から発達の過程で生まれた技術面での足跡を紹介しています。 第5章「昭和戦前・戦後の自転車」は日本国内の話に絞って、昭和初期から太平洋戦争直後までの日本自転車産業の変遷を追っています。ここでは技術面の他、当時の自転車の価格や部品類の価格が、またごく一部ではありますが部品の公定価格とヤミ値も紹介されているのは興味深いところです。 第6章「自転車はインターナショナル商品」では、第2次大戦後の統制解除以降の日本の自転車産業発達史を取り上げています。外国製品の研究から始まった戦後から、後に駅前の放置自転車が社会問題化するほどに爆発的にミニサイクルの普及が進んだ昭和40年代までを技術開発も含めて紹介しています。 最近では、歴史フォーラムが立ち上がるなど、自転車の歴史に焦点があてられるようになってきました。 「発明の歴史自転車」は、自転車の歴史を知るうえで技術面や日本の状況を含めた広い範囲の情報が得られる一冊だといえるでしょう。